この手順では、デザイン キャンバスに vCenter マシン リソースをドラッグし、vRealize Automation で VMware Cloud on AWS 展開の設定を追加します。
使用可能な VMware Cloud on AWS リソースに展開できるクラウド テンプレート デザインを作成します。
特に指定のない限り、この手順で入力する値は、この例のワークフローでのみ使用します。
手順
- [デザイン] タブをクリックして、[新規] をクリックします。
設定 |
サンプルの値 |
名前 |
vmc-bp_abz |
説明 |
1 |
プロジェクト |
VMC_proj-1_abz これは以前に作成したプロジェクトで、以前に作成したクラウド ゾーンをサポートします。現在、このプロジェクトはクラウド ゾーンに関連付けられ、クラウド ゾーンは以前に作成した VMware Cloud on AWS クラウド アカウント/リージョンに関連付けられています。 |
- vSphere マシン リソースをキャンバス上にスライドします。
- マシン リソースで、次の(太字の)クラウド テンプレート リソース コードを編集します。
formatVersion: 1
inputs: {}
resources:
Cloud_vSphere_Machine_1:
type: Cloud.vSphere.Machine
properties:
image: ubuntu-1604
cpuCount: 1
totalMemoryMB: 1024
folderName: Workloads
image
には、展開のニーズに適した任意の値を指定できます。
VMware Cloud on AWS 展開をサポートするには、クラウド テンプレート デザイン コードに folderName: Workloads
ステートメントを追加する必要があります。folderName: Workloads
設定は、VMware Cloud on AWS SDDC 環境の CloudAdmin 認証情報をサポートしており、必須です。
注:上記のコード サンプルに表示されている
folderName: Workloads
の設定は必須ですが、上記のようにクラウド テンプレート コードに直接追加することも、関連付けられているクラウド ゾーンまたはプロジェクトに追加することもできます。この設定が、これら 3 つの中の 2 つ以上の場所で指定されている場合、優先順位は次のようになります。
- プロジェクトの設定は、クラウド テンプレートの設定およびクラウド ゾーンの設定をオーバーライドします。
- クラウド テンプレート デザインの設定は、クラウド ゾーンの設定をオーバーライドします。
注:次に示すように、必要に応じて cpuCount
および totalMemoryMB
の設定を flavor
(サイズ変更)エントリに置き換えることができます。
formatVersion: 1
inputs: {}
resources:
Cloud_vSphere_Machine_1:
type: Cloud.vSphere.Machine
properties:
image: ubuntu-1604
flavor: small
folderName: Workloads
クラウド ゾーンのフォルダ値がワークロードに設定されている場合、クラウド ゾーン フォルダの値をオーバーライドする場合を除き、クラウド テンプレートで folderName
プロパティを設定する必要はありません。
次のタスク
ネットワークの隔離を追加することにより、この基本的な VMware Cloud on AWS ワークフローを拡張します。vRealize Automation の VMware Cloud on AWS ワークフローで隔離されたネットワークの構成を参照してください。