Service Broker ユーザーまたは Cloud Assembly ユーザーには、vRealize Orchestrator ワークフローの展開申請に関する E メール通知を受信し、続行する前にユーザー入力を求められる場合があります。この展開では、ユーザーまたは別のユーザーによる入力を求められる場合があります。ここに示す手順を使用して、申請を処理する方法と、ユーザー入力申請に対応する方法について理解することができます。

ユーザー入力が必要な申請を追跡する方法

展開名とリスト上の最初の割り当てユーザーの名前が記載された E メールを受信します。このメッセージには、展開の詳細へのリンクが含まれています。このリンクを使用して、[ユーザー イベント] タブで要求への応答を追跡できます。

この手順では、ユーザー入力要求に関する E メール通知を受信した場合、または展開が進行していないことに気付いた場合を想定しています。

前提条件

手順

  1. [リソース] > [展開] の順に選択します。
  2. vRealize Orchestrator ワークフローの展開申請を見つけます。

    展開カードにメッセージが表示されています。たとえば、カードに User Interaction Pendingと表示されています。

  3. 申請のサマリを表示するには、展開名をクリックします。
  4. [ユーザー イベント] タブをクリックします。
    ユーザー入力要求に応答があるまで、USER_INTERACTION_IN_PROGRESS と、入力を行う必要があるユーザーのリストが表示されます。
  5. 自分が応答割り当てユーザーの 1 人である場合は、入力フォームが表示されます。
    ワークフローの続行に必要な情報を入力し、 [送信] をクリックします。
  6. 要求が応答または拒否されると、別の E メール メッセージを受信します。
    ユーザー入力要求が拒否されると、展開申請はキャンセルされます。

    展開の詳細の [履歴] タブに、REQUEST_FAILED と表示されます。

ユーザー入力要求に応答する方法

ユーザー操作要素を含む vRealize Orchestrator ワークフローが Service Broker カタログで申請された場合、割り当てられたユーザーが必要な入力を行うまで、展開は進行中のままになります。

vRealize Orchestrator ワークフローでは、実行中に、追加の入力パラメータが必要になる場合があります。たとえば、ワークフローの実行中に特定のイベントが発生した場合、実行する一連のアクションを決定するため、ワークフローはユーザー操作を要求することがあります。割り当てられたユーザーが情報の要求に応答するか、待機時間がタイムアウト期間を超えるまで、ワークフローは続行を待機します。

入力要求に応答できる割り当てユーザーがリストに複数人含まれている場合、そのうちの 1 人のみが要求に応答するか拒否する必要があります。

フィルタ オプションを使用して、管理するユーザー入力要求の数を制限できます。たとえば、入力を待機しているすべての要求を表示するのではなく、応答済みフィルタを使用して、自分または他の割り当てユーザーが応答した要求のみを表示できます。

前提条件

手順

  1. ワークフローで入力が必要になると、E メールが届きます。そのメールには、申請ユーザーの名前、申請されたワークフローの名前、および Service Broker[ユーザー入力要求] 画面の要求へのリンクが含まれています。
    また、 Service Broker[受信箱] > [ユーザー入力要求] の順に選択して、次の手順を実行することもできます。
  2. ユーザー入力要求のカードを見つけます。
  3. 申請のサマリと入力フィールドを確認し、要求に応答するか要求を拒否します。
    • 応答の場合:必要な入力を行い、[送信] をクリックします。
    • 拒否の場合:ユーザー入力要求を拒否すると、ワークフローの展開申請がキャンセルされます。
  4. ユーザー入力要求が承認または拒否されたことを示す E メールが、システムから申請者に送信されます。