Service Broker インスタンスを設定して検証するには、外部ソースから既知の作業コンテンツをインポートしてカタログで使用できるようにし、カタログ アイテムを展開して機能していることを確認します。

クラウド管理者として Service Broker を使用するのはこれが初めてのため、まずセットアップを行います。コンテンツをインポートして展開し、クラウド ベンダーに接続できるようにしてから、カタログに漏れなくポピュレートし、サービスに参加するように他のユーザーを招待します。


サービス カタログの開始のワークフロー図

この使用事例では、リリース済みの Cloud Assembly クラウド テンプレートをインポートします。Amazon CloudFormation テンプレートをインポートすることもできますが、ここではそのプロセスを説明しません。『vRealize Automation Service Broker の使用と管理』のService Broker カタログへの CloudFormation テンプレートの追加を参照してください。

前提条件

  • クラウド管理者としてログインします。
  • クラウド テンプレートをインポートする前に、そのクラウド テンプレートが展開可能であり、Cloud Assembly にリリースされていることを確認します。『vRealize Automation Cloud Assembly の使用と管理』の「クラウド テンプレートの別バージョンを保存する方法」を参照してください。

手順

  1. クラウド テンプレートをインポートします。
    Service Broker に新しいコンテンツ ソースを追加。
    1. [コンテンツとポリシー] > [コンテンツ ソース] の順に選択し、[新規] をクリックします。
    2. [VMware Cloud Templates] をクリックして、ソースの名前を入力します。
    3. クラウド テンプレートに関連付けられている [ソース プロジェクト] を選択し、[検証] をクリックします。
      接続が検証され、インポートされるクラウド テンプレートの数が示されます。
    4. [作成してインポート] をクリックします。
  2. インポートしたクラウド テンプレートをプロジェクトと共有します。
    クラウド テンプレートは、 Cloud Assembly で作成されたときにプロジェクトに関連付けられます。プロジェクトには、ユーザー グループや、クラウド テンプレートが展開されるアカウント リージョンが含まれています。 Service Broker では、クラウド テンプレートを他のユーザーと共有できますが、展開をサポートするには、ターゲット プロジェクトにアカウント リージョンをクラウド リソースとともに含める必要があります。 Service Broker でのクラウド テンプレートの共有。
    1. [コンテンツとポリシー] > [ポリシー] > [定義] の順に選択して、新しいコンテンツ共有ポリシーを作成します。
    2. コンテンツ共有ポリシーの名前を入力します。
    3. [スコープ] リストで、ターゲット プロジェクトを選択します。
    4. [コンテンツの共有] セクションで、[アイテムの追加] をクリックします。
    5. 特定のクラウド テンプレートのみを選択するには、[コンテンツ ソース] ドロップダウン メニューから [すべてのコンテンツ] を選択します。
    6. プロジェクトと共有するクラウド テンプレートを選択し、[保存] をクリックします。
    7. [ユーザー] セクションで、クラウド テンプレートにアクセスするユーザーとユーザー グループを選択します。
    8. [作成] をクリックします。
      プロジェクトのリストにクラウド テンプレートが追加され、インポートしたテンプレートがカタログで使用できるようになります。
  3. インポートしたクラウド テンプレートを展開します。
    カタログと申請フォーム。
    1. [[使用]] > [[カタログ]] の順にクリックします。
    2. 展開するクラウド テンプレートのカードを見つけて、カードの [申請] をクリックします。
    3. 申請フォームに入力し、[送信] をクリックします。
    展開プロセスが開始されます。
  4. 展開を監視します。
    展開画面と展開の詳細。
    1. [[使用]] > [[展開]] > [[展開]] の順に選択し、検索とフィルタのオプションを使用して、展開したカタログ アイテムを見つけます。
    2. 展開が完了したら、カードの IP アドレスを見つけます。名前をクリックすると、詳細が表示されます。
  5. 展開されたワークロードにアクセスし、動作していることを確認します。
    展開は、アプリケーションであることもあれば、単一のマシンであることもあります。