vRealize Automation 内の既存の vCenter Server クラウド アカウントを、vCenter Server に直接接続するクラウド アカウントから、vRealize Automation 拡張性 (vREx) プロキシを介して接続するクラウド アカウントに変換できます。

[プロキシ経由ですべてのトラフィックを転送する] オプションの使用の有無に関係なく、vRealize Automation は関連付けられた vCenter Server インスタンス をクラウド アカウントを使用して管理します。オプション使用により、vRealize Automation による直接管理になるか、中間の vRealize Automation 拡張性 (vREx) プロキシを介した管理になるかが異なります。

リモート プロキシ方式への切り替えが推奨される理由は、次のとおりです。
  • 高負荷の vRealize Automation インスタンスのスループット向上。
  • 遠距離にある vCenter Server との接続の信頼性向上。
  • 分離ネットワーク内の vCenter Server の管理機会の確保。

接続モードを切り替えてテストできます。

既存の vCenter Server クラウド アカウントの関連付けを、vCenter Server との直接接続から、中間 vRealize Automation 拡張性 (vREx) プロキシとの間接接続に変更するには、次の手順を使用します。

  1. vREx プロキシを介して vCenter Server クラウド アカウントを管理するために必要な前提条件を満たしていることを確認します。vCenter Server クラウド アカウントを使用して vRealize Automation 拡張性プロキシを構成および使用し、データセンター間の vRealize Automation のパフォーマンスを向上させる方法を参照してください。
  2. vRealize Automation にログインし、Cloud Assembly サービスを開きます。
  3. [インフラストラクチャ] > [接続] > [クラウド アカウント] の順にクリックし、既存の vCenter クラウド アカウントを選択します。
  4. クラウド アカウント画面の [認証情報] 領域で [プロキシ経由ですべてのトラフィックを転送する] オプションを選択し、使用可能な vRealize Automation 拡張性 (vREx) プロキシのドロップダウン メニューから構成済みの vRealize Automation 拡張性 (vREx) プロキシを選択します。

    vREx プロキシを選択したら、ユーザー名とパスワードの認証情報を再確認する必要があります。

  5. プロンプトに従い、vCenter Server 認証情報を再度確認します。
  6. 変更を保存します。

vCenter クラウド アカウントの作成の関連情報については、vRealize Automation に vCenter クラウド アカウントを作成しますを参照してください。