vRealize Orchestrator 統合を手動で有効または無効にすることで、統合の実行中でもメンテナンスを実行できます。

メンテナンスを実行するために vRealize Orchestrator 統合を無効にすることができます。無効になっている間も vRealize Orchestrator 統合は引き続き [実行中] 状態であるため、リソースの監視やデータ収集などのタスクを実行できます。
注: 手動で無効にできるだけでなく、 vRealize Orchestrator ゲートウェイ サービスが定期的に健全性ステータス チェックを実行して、 vRealize Orchestrator 統合がアクティブかどうかを確認します。すべての非アクティブな vRealize Orchestrator 統合は自動的に無効にされ、 [切断済み] 状態に設定されます。切断された統合では、データ収集やリソース監視などのタスクを実行できません。
vRealize Orchestrator 統合を無効にした後、または健全性ステータス チェッカーによって統合が切断された後、ワークフローは有効になっている残りの統合でのみ実行されます。プロジェクトの制約または機能タグで管理されていない有効な vRealize Orchestrator 統合が環境に複数含まれている場合、ワークフローを実行する vRealize Orchestrator 統合はランダムに選択されます。
注: vRealize Orchestrator 統合はランダムに選択されるため、特定の操作を実行するために必要な情報はすべての統合について利用できるようにする必要があります。つまり、ワークフローなどのコンテンツ エンティティの場合は、すべての統合で同期する必要があります。インベントリ オブジェクトの場合、すべての統合で同じオブジェクト識別子が使用されることは保証されないため、このようなインベントリ オブジェクトを入力パラメータとして含むワークフローを実行すると失敗することがあります。

プロジェクトの制約と機能タグを使用した複数の vRealize Orchestrator 統合の管理については、プロジェクトの制約を使用した複数の vRealize Orchestrator 統合の管理およびクラウド アカウント機能タグによる複数の vRealize Orchestrator 統合の管理を参照してください。

前提条件

Cloud Assembly で、1 つまたは複数の vRealize Orchestrator 統合を構成します。Cloud Assembly での vRealize Orchestrator の統合の構成を参照してください。

手順

  1. vRealize Orchestrator 統合を無効にします。
    1. [インフラストラクチャ] > [接続] > [統合] の順に移動します。
    2. 無効にする vRealize Orchestrator 統合を選択します。
    3. [vRealize Orchestrator サーバ認証情報] で、[エンドポイントの有効化] オプションをオフにします。
    4. [検証] をクリックします。
    5. 検証に成功したら、[保存] をクリックします。
  2. 無効になった vRealize Orchestrator 統合に必要なメンテナンス タスクを実行します。
  3. vRealize Orchestrator 統合を有効にします。
    1. [インフラストラクチャ] > [接続] > [統合] の順に移動します。
    2. 前の手順で無効にした vRealize Orchestrator 統合を選択します。
    3. [サーバ認証情報] で、[エンドポイントの有効化] オプションをオンにします。
    4. [検証] をクリックします。
    5. 検証に成功したら、[保存] をクリックします。