クラウド管理者は、チームが vRealize Automation クラウド テンプレートを展開するアカウント リージョンの Amazon Web Services (AWS) に対して、vRealize Automation クラウド アカウントを作成できます。

許可されたユーザーの場合は、AWS クラウド アカウントで AWS GovCloud 構成へのアクセスがサポートされます。この構成では、プロジェクトの構成、タグ、およびインフラストラクチャに関する標準的な vRealize Automation クラウド アカウント機能の大半がサポートされます。Cloud Assembly クラウド テンプレートでは、AWS Platform as a Service (PaaS) プロパティの使用がサポートされます。

次の手順では、AWS クラウド アカウントの構成方法について説明します。

前提条件

手順

  1. [インフラストラクチャ] > [接続] > [クラウド アカウント] の順に選択し、[クラウド アカウントの追加] をクリックします。
  2. AWS のアカウント タイプを選択し、認証情報とその他の値を入力します。
  3. [検証] をクリックします。
    アカウントに関連付けられているアカウント リージョンが収集されます。
  4. このリソースをプロビジョニングするリージョンを選択します。
  5. 効率を高めるために、[選択したリージョンのクラウド ゾーンの作成] をクリックします。
  6. タグ付け方法をサポートするためにタグを追加する必要がある場合は、機能タグを入力します。Cloud Assembly のリソースと展開を管理するためにタグを使用する方法およびタグ付けストラテジの作成を参照してください。

    ビデオ記号機能タグと制約タグによって展開の配置を制御する方法の詳細については、ビデオ チュートリアルConstraint Tags and Placementを参照してください。

  7. [追加] をクリックします。

結果

アカウントが vRealize Automation に追加され、選択したリージョンが指定したクラウド ゾーンで使用可能になります。

次のタスク

このクラウド アカウントのインフラストラクチャ リソースを構成します。

AWS 統合では、VolumeType ディスク オプションとして GP3 と IO2 の使用がサポートされています。特定のボリューム タイプでは、ボリューム サイズと I/O の値に一定の制約があります。サポートされている構成は、https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ebs-volume-types.html で説明されています。

VolumeType の GP3 と IO2 は、展開で使用する前に、ストレージ プロファイルでどちらを選択するかを構成する必要があります。これによりユーザーは、ボリューム構成を指定する volumeType プロパティを使用して、クラウド テンプレートの設定時に GP3 または IO2 を追加できます。次のクラウド テンプレートのスニペットは、volumeType プロパティの使用例を示しています。

formatVersion: 1
inputs: {}
resources:
  Cloud_AWS_Volume_1:
    type: Cloud.AWS.Volume
    properties:
      capacityGb: 1
      volumeType: gp3
      iops: 3000

[Cloud Assembly の展開] 画面の [アクション] メニューを使用して、有効な GP3 または IO2 ボリュームを Day 2 アクションとして既存の展開に追加することもできます。さらに、サイズ変更、更新、削除の操作が Day 2 アクションとしてサポートされています。