vRealize Automation 7 の移行元環境に対して移行評価を実行した後、個別のサブスクリプションを vRealize Automation 8 に移行できます。

サブスクリプションに関する移行評価の結果は、[移行] > [サブスクリプション] タブに一覧表示されます。評価済みのすべてのサブスクリプションが、ステータスと共に表示されます。

  • 準備完了 - サブスクリプションの移行の準備は完了しています。移行準備のアクションは不要です。
  • 準備完了(警告あり)- サブスクリプションは準備完了ですが、確認が必要です。移行に影響を与える可能性がある問題を修正します。
  • 準備ができていません - サブスクリプションは移行の準備ができていません。移行元環境のサブスクリプションの詳細を確認し、注意が必要な領域を修正します。
  • 評価中 - サブスクリプションは移行準備のために評価中です。
  • [評価が失敗しました] - 評価が失敗しました。テストを再試行してください。

該当する場合は、「準備ができていません」または「準備完了(警告あり)」と表示されたサブスクリプションを修正した後、サブスクリプションを選択し、[更新] をクリックして評価結果テーブル上のステータスを更新します。また、評価レポートでは、サポートされていないサブスクリプション条件にフラグが付けられます。そのようなサブスクリプションは、移行の前にサポートされていない条件を修正し、サブスクリプションの再評価を行う必要があります。

[サブスクリプションの移行] 画面には、移行評価中に評価されたサブスクリプションと移行準備状況が表示されます。この画面から、選択したサブスクリプションを更新または移行することができます。[更新] をクリックすると、選択したサブスクリプションの評価のみが更新されます。これは、前回の移行評価後にソース サブスクリプションが変更された場合に便利です。

[移行] をクリックすると、選択したサブスクリプションのリストを含む移行ウィンドウが開きます。[移行] をクリックすると、選択したサブスクリプションが確定され、移行が開始されます。

サブスクリプションを移行するには、「準備ができていません」または「準備完了(警告あり)」ステータスのサブスクリプションを 1 つ以上選択し、[移行] をクリックします。
注: サブスクリプションを移行するには、少なくとも 1 つの移行済みのビジネス グループが、あらかじめ vRealize Automation 8 内に必要です。サブスクリプションに vRO ワークフローへの依存関係がある場合、その依存関係が事前に移行されていないと移行は失敗します。

移行後、サブスクリプションの名前をクリックすると、サブスクリプションの評価と移行の結果およびステータスを表示できます。

  • 移行中 - サブスクリプションを移行しています。
  • 移行済み - 移行は正常に完了しました。移行されたサブスクリプションは、vRealize Automation 8 環境で表示して使用できます。
  • 失敗 - 移行は失敗しました。移行元環境でサブスクリプションを確認し、必要に応じて変更してから移行を再試行します。
  • 除外済み - 「準備ができていません」として一覧表示されていたサブスクリプションは移行されていますが、準備ができていないアイテムは移行されず、「除外済み」として一覧表示されています。
移行されたサブスクリプションは、 [Cloud Assembly] > [拡張性] に一覧表示されます。移行されたサブスクリプションを [拡張性] タブで開くと、関連付けられている条件と ID が一覧表示されます。
注: vRealize Automation 7 のサブスクリプションに「OR」条件が含まれている場合、そのサブスクリプションが vRealize Automation 8 に移行されると、同じワークフローにイベントを送信する 2 つのサブスクリプションになります。
移行したサブスクリプションを選択して [ロールバック] をクリックすると、移行済みのサブスクリプションをロールバックできます。
注: 移行したアイテムに変更を加えた後でロールバックすると、移行後のすべての変更が削除されます。