Cloud Assembly はさまざまな種類の Git リポジトリとの統合をサポートしているため、ソース管理で VMware Cloud Templates およびアクション スクリプトを管理できます。この機能により、展開に関連するプロセスを容易に監査し、責任の所在を明確にできます。
Cloud Assembly では、次のリストに記載されているさまざまな種類の Git 統合がサポートされます。これらのオプションはそれぞれ別の統合です。
- GitHub クラウド、GitHub Enterprise オンプレミス
- GitLab クラウド GitLab Enterprise オンプレミス
- Bitbucket オンプレミス
Cloud Assembly との Git 統合をセットアップするには、指定したすべてのユーザーがアクセスできるように適切なローカル Git リポジトリを設定している必要があります。また、Git でクラウド テンプレートを検出するために、特定の構造でクラウド テンプレートを保存する必要があります。GitLab または GitHub との統合を作成するには、Cloud Assembly で の順に選択して、該当する項目を選択します。ターゲット リポジトリの url とトークンが必要になります。
既存のリポジトリとの Git 統合を設定すると、資格のあるユーザーであれば、選択したプロジェクトに関連付けられたすべてのクラウド テンプレートを使用できるようになります。これらのテンプレートは、既存の展開で使用することも、新しい展開の基盤として使用することもできます。プロジェクトを追加するときは、そのプロジェクトが Git のどこにどのように保存されているかに関するプロパティをいくつか選択する必要があります。
Cloud Assembly から直接 Git リポジトリにアクションを保存できます。アクション スクリプトは、Git で直接バージョン管理することも、Cloud Assembly に複数のバージョンを作成することもできます。Cloud Assembly 内にアクションのバージョンを作成すると、自動的に 1 つのバージョンとして Git に保存されます。クラウド テンプレートの場合は、Cloud Assembly から直接 Git 統合に追加できないため、これよりも複雑です。Git インスタンスに直接保存する必要があり、取得する際には、Cloud Assembly のクラウド テンプレート管理ページで Git から取得します。
はじめに
GitLab または GitHub によってクラウド テンプレートが検出されるようにするには、クラウド テンプレートを特定の構造で作成して保存する必要があります。
- GitLab に正しく統合されるようにクラウド テンプレートを設定して保存します。有効なテンプレートのみが GitLab にインポートされます。
- クラウド テンプレート用として指定するフォルダを 1 つ以上作成します。
- すべてのクラウド テンプレートを
blueprint.yaml
ファイル内に格納する必要があります。 - テンプレートの最上部に、
name:
およびversion:
プロパティがあることを確認します。
- 該当するリポジトリの API キーを抽出します。Git アカウントで、右上隅のログインを選択し、[設定] メニューに移動します。[アクセス トークン] を選択し、トークンの名前を入力して、有効期限を設定します。次に、API を選択してトークンを作成します。生成された値をコピーして保存します。
Git 統合で使用するすべてのクラウド テンプレートについて、次のガイドラインを遵守する必要があります。
- 各クラウド テンプレートを個別のフォルダに配置する必要があります。
- すべてのクラウド テンプレートに
blueprint.yaml
という名前を付ける必要があります。 - すべてのクラウド テンプレート YAML ファイルで
name
フィールドとversion
フィールドを使用する必要があります。 - インポートされるのは、有効なクラウド テンプレートのみです。
- Git からインポートされたドラフトのクラウド テンプレートを更新し、そのコンテンツが上位バージョンのものとは異なる場合、そのドラフトは今後の同期で更新されず、新しいバージョンが作成されます。テンプレートを更新し、今後 Git と同期できるようにする場合は、最終変更後に新しいバージョンを作成する必要があります。