マルチテナント環境では、仮想プライベート ゾーン (VPZ) を使用してテナントごとにリソースの割り当てを管理できます。
vRealize Automation 8.x では、VMware Lifecycle Manager と Workspace ONE Access を使用してマルチテナント環境を構成できます。これらのツールにより、ユーザーがマルチテナントを設定し、テナントを作成および構成できるようになります。テナントが構成されると、プロバイダ管理者は Cloud Assembly 内に仮想プライベート ゾーンを作成し、Cloud Assembly のテナント管理機能を使用してゾーンをテナントに割り当てることができます。
マルチテナントは、次に示すように、3 つの異なる VMware 製品の調整と構成に依存します。
- Workspace ONE Access- この製品では、テナント組織内のユーザーおよびグループの管理を提供するマルチテナントおよび Active Directory ドメイン接続のインフラストラクチャ サポートを提供しています。
- vRealize Suite Lifecycle Manager- この製品では、vRealize Automation などのサポート対象製品のテナントの作成と構成がサポートされています。さらに、一部の証明書管理機能を提供します。
- vRealize Automation- プロバイダおよびユーザーは、vRealize Automation にログインして、展開を作成および管理するテナントにアクセスします。
マルチテナントを構成する場合、ユーザーはこれらの 3 つの製品のすべてと、関連するドキュメントに精通している必要があります。
vRealize Suite Lifecycle Manager および Workspace ONE Access の操作の詳細については、以下を参照してください。