拡張性アクションで使用する定数を作成して、保存することができます。

拡張性アクション定数を使用すると、暗号化された入力値を拡張性アクションに追加できます。暗号化は、ユーザーの入力を使用してパスワードや証明書などの機密データを管理するユースケースに便利です。すべての FaaS プロバイダとランタイムで定数を利用できます。

注： シークレットとは異なり、拡張性アクション定数は拡張性シークレットにのみ使用できます。シークレットの詳細については、 拡張性アクションで使用するシークレットを作成する方法を参照してください。

拡張性アクション定数は、組織内のすべてのユーザーがアクセスできます。

定数は context.getSecret() 関数を使用して、スクリプトの一部として実行されます。この関数では、定数の名前をパラメータとして使用します。たとえば、アクション内で、abxconstant という名前の拡張性アクション定数を、暗号化された入力パラメータとして使用することができます。この入力パラメータをアクション スクリプトに追加するには、context.getSecret(inputs["abxconstant"]) を使用する必要があります。

手順

  1. 拡張性アクションの定数を作成します。
    1. [拡張性] > [ライブラリ] > [アクション] の順に移動します。
    2. [アクション定数] を選択します。
    3. 定数を作成するには、[新しいアクション定数] をクリックします。
    4. 定数の名前と値を入力し、[保存] をクリックします。
  2. 拡張性アクションに定数を追加します。
    1. 既存の拡張性アクションを選択するか、新しい拡張性アクションを作成します。
    2. [デフォルトの入力] で、[シークレット] チェック ボックスをオンにします。
    3. 定数を検索して、拡張性アクションの入力に追加します。
    4. context.getSecret() 関数を使用して、拡張性アクションのスクリプトに定数を追加します。
    5. 拡張性アクションをテストするには、[テスト] をクリックします。