移行アシスタント ツールを使用すると、vRealize Automation 7 のソース インスタンスと vRealize Automation 8 に対して既存環境を利用した移行を実行できます。

vRealize Automation 8 でインフラストラクチャを作成し、それを vRealize Automation 7 インフラストラクチャに合わせるには、移行評価を実行してから、移行元環境を移行する必要があります。移行アシスタント ツールでは、既存の vRealize Automation 8 インフラストラクチャが vRealize Automation 7 移行元環境のインフラストラクチャと比較されます。比較の後、移行ツールは 2 つの環境の間の差異分のみを移行します。

たとえば、1 つのクラウド テンプレートを含む vSphere Users という名前のプロジェクトを vRealize Automation 8 内に作成してあり、vRealize Automation 7 環境では vSphere Users という名前のビジネス グループに 4 つのブループリントが含まれている場合、移行アシスタント ツールは追加の 3 つのブループリントのみを vRealize Automation 8 の vSphere Users プロジェクトに(VMware Cloud Templates として)移行します。

移行をロールバックすると、既存の vRealize Automation 8 インフラストラクチャは、 vRealize Automation 7 の移行前の元の状態にロールバックされます。移行された移行元環境のコンテンツのみがロールバックされ、移行前の vRealize Automation 8 のコンテンツはそのまま維持されます。
注: 移行後のクラウド ゾーン タグがロールバック時に削除されることはありません。

既存環境の移行を実行する前に、次の考慮事項を確認します。

[クラウド ゾーン]

AWS と Azure の場合、同じリージョンの基準を使用している予約は 1 つにマージされます。同様に、同じ計算を含むすべての vSphere 予約は 1 つのクラウド ゾーンにマージされます。予約名と予約ポリシーに基づいて、新しいタグがクラウド ゾーンに追加されます。

[IP アドレス範囲]

移行元の環境に含まれる複数の IP アドレス範囲が重複している場合、vRealize Automation 8 への移行は失敗します。

[ネットワーク プロファイル]

オンデマンド ネットワークに対しては、常に新しいネットワーク プロファイルが作成されます。移行の際、移行元環境のネットワーク プロファイルは、regionId、隔離タイプ、ネットワーク、セキュリティ グループ、およびロード バランサが同じである場合に 1 つにマージされます。

[ストレージ プロファイル]

Azure と vSphere の場合、リージョンおよびストレージの説明が同じであるストレージ プロファイルは 1 つにマージされます。vRealize Automation 7 は、AWS のストレージ プロファイルをサポートしていません。

[プロジェクト]

既存のプロジェクトに新しいゾーンが追加されます。プロジェクトにゾーンがある場合、メモリ制限、インスタンス、およびストレージ制限は、既存のプロジェクトと移行元プロジェクトのうち大きい方の数に設定されます。優先度は、両者のうち小さい方に設定されます(値が小さいほど優先度が高い)。すでにユーザーがある場合は、既存のプロジェクトのユーザー ロールも更新されます。