展開の移行は 3 段階のプロセスで、インフラストラクチャ展開コンポーネントの移行、XaaS 展開コンポーネントの移行、移行した展開のカスタマイズから構成されます。

[インフラストラクチャ展開コンポーネントの移行]

vRealize Automation は、クラウド プロバイダにインフラストラクチャ コンポーネントをプロビジョニングします。インフラストラクチャ コンポーネントの移行は、vRealize Automation 8 の Onboarding 機能を使用し、次の 2 つの部分から構成されます。

  • リソースのタグ付け
    • vRealize Automation 7 のエンドポイントを移行すると、vRealize Automation 8 クラウド アカウントが作成され、レガシー エンドポイントが表すクラウド プロバイダに対するデータ収集がトリガされます。移行では、移行元の展開を使用して、vRealize Automation 8 内で一致するリソースと、それを vRealize Automation 8 の管理用にオンボーディングするために必要なデータを探し、タグ付けします。
  • リソースのオンボーディング
    • 移行では、関連するタグ付きリソースをプランにリンクし、vRealize Automation 7 のときと同様に展開/コンポーネント階層を再構築するために、オンボーディング プラン(ビジネス グループごとに 1 つ)および具体的なオンボーディング ルールを作成します。プランが完成すると、移行アシスタントによってそのプランが使用され、移行元の展開が移行されます。

[XaaS 展開コンポーネントの移行]

移行アシスタントは、XaaS コンポーネントをインフラストラクチャと分けて管理します。

  • 展開に XaaS コンポーネントのみが含まれる場合、移行アシスタントは展開とそのすべての XaaS コンポーネントを移行します。
  • 展開にインフラストラクチャ コンポーネントと XaaS コンポーネントの両方が含まれている場合、移行アシスタントは、オンボーディング時に作成されたターゲット展開を特定し、すべての XaaS コンポーネントをそこに移動します。
注: 移行アシスタントによって作成された導入プランを再実行した場合は、インフラストラクチャ コンポーネントのオンボーディングのみが再試行されます。XaaS 展開コンポーネントの移行、および展開のカスタマイズは再試行されません。

[移行した展開のカスタマイズ]

この最後のステップでは、次の順序でこれらのカスタマイズを適用することで、移行した展開を細かく調整します。

  1. 展開の名前と説明を設定します。vRealize Automation 7 とは異なり、vRealize Automation 8 では同じ名前の展開は許可されません。移行すると、展開コンテナを移行するときに移行アシスタントによって一意の名前が強制的に適用されます。
  2. 展開リースを設定します。
  3. 展開申請履歴を Cloud Assembly に複製します。
  4. 展開の所有者を設定します。
[展開に関する考慮事項]
vRealize Automation 8 移行アシスタントでは、展開に関して新たに次の点を考慮する必要があります。
  • 展開の移行中、コンピューティング処理により、プロジェクトの配置割り当てが使用されます。展開を移行する前に、[Cloud Assembly] > [インフラストラクチャ] > [プロジェクト] > [プロビジョニング] の順に選択して、配置割り当てが十分にあることを確認します。クラウド ゾーンごとに、制限が表示されます。
  • 展開を移行すると、移行前の環境と vRealize Automation 8 環境の両方で展開がアクティブになります。マシンが誤って削除または破棄されないようにするには、該当するユーザーを vRealize Automation 7 のビジネス グループから削除し、移行元の環境で展開のリースを変更して期限切れにならないようにします。
  • ソース インフラストラクチャを移行してから展開を移行しようとすると、展開の移行に失敗することがあります。展開の移行が失敗した場合は、オンボーディング プランを再実行します。オンボーディング プランの詳細