vRealize Automation および vRealize Operations Manager の統合環境では、vRealize Operations Manager によって監視される vRealize Automation オブジェクトの情報とアラートにアクセスできます。
[情報] ダッシュボードと [アラート] タブ画面には、vRealize Automation を開くことなく vRealize Operations Manager で管理に関する決定を行うために必要な、キャパシティ情報および関連する認識情報がリアルタイムで表示されます。この情報は、関連付けられた vRealize Operations Manager アプリケーションによって提供されます。
情報ダッシュボードとリソース アラートの操作
[情報] ダッシュボードには、クラウド ゾーン内のすべてのコンピューティングのキャパシティ使用量に関する情報が、プロジェクトごとにグループ化されて表示されます。また、最適化が必要なプロジェクトの展開を表示することもできます。
[アラート] 画面には、クラウド ゾーン、プロジェクト、展開、仮想マシンなどのオブジェクトに対して、キャパシティおよびパフォーマンスに関する潜在的な問題が表示されます。また、最適化できる展開に関するプロジェクト所有者向けの情報も含まれています。各展開リンクをクリックすると、展開の [最適化] タブが開き、具体的なガイダンスが表示されます。
次の図に、vRealize Automation のリソースおよび展開と、関連する vRealize Operations Manager アプリケーションによって vRealize Automation に提供されるデータとの関係を示します。
情報ダッシュボードの操作
- キャパシティに対する割合で表される、CPU、メモリ、およびストレージの使用率
- 機能の使用量のサマリ
- CPU とメモリに対する需要および使用履歴
- 複数のプロジェクトでの使用量
- クラウド ゾーン内の展開およびプロジェクトで再利用可能なリソース キャパシティとそれによるコスト削減
![CPU、メモリ、ストレージ キャパシティが示されている [情報] ダッシュボードの例](images/GUID-678A77E6-0A88-44BC-ABE6-D01B10195FCC-low.png)
最適化できる展開についてプロジェクト所有者にアラートを送信するオプションも用意されています。
[情報] ダッシュボードは vSphere および VMware Cloud on AWS クラウド ゾーンで使用できます。このダッシュボードを使用するには、クラウド アカウントが vRealize Automation と vRealize Operations Manager の両方で構成されていて、vRealize Operations Manager で監視されている必要があります。
詳細については、vRealize Automation で [情報] ダッシュボードを使用してリソース キャパシティを監視し、プロジェクト所有者に通知する方法を参照してください。
アラートの操作
- 重要度
- ステータス
- 影響
- タイプ
- サブタイプ
- リソース
各フィルタは、クイック フィルタを使用してさらに絞り込むことができます。たとえば、リソース フィルタは、クラウド ゾーン、仮想マシン、展開、プロジェクト リソースのクイック フィルタ タイプを基準にして、さらに絞り込むことができます。
フィルタとクイック フィルタの組み合わせを使用して、表示できるアラートを制御します。
一部の [アラート] では、最適化可能な展開の情報、およびそのリンクが表示されます。個々のアラートでは、プロジェクト所有者に連絡したり、[情報] ダッシュボードを確認したり、可能なアクションを実行したりできます。
アラートは vSphere および VMware Cloud on AWS リソース オブジェクトで使用できます。
統合されたアラートを構成および使用する方法の詳細については、vRealize Automation のリソース キャパシティ、パフォーマンス、可用性を管理するためのアラートの使用方法およびアラートを使用して vRealize Automation の展開を最適化する方法を参照してください。
