Service Broker または Cloud Assembly で作成された展開または Day 2 アクションの申請に関して指定された承認者は、申請を承認する必要があります。ポリシーで割り当てられた承認者の場合、ユーザーが作成した展開申請に関する E メール通知を受信します。承認申請を監視して応答する Manage Approvals カスタム ロールを持つユーザーの場合、通知を受信しません。どちらのシナリオでも、この手順を使用して承認申請への応答方法を理解できます。
ポリシーによって 1 人の承認が必要な場合と、複数人の申請承認が必要な場合があります。
応答するポリシーに複数の承認者が設定されていても、必須の承認者が 1 人の場合、すでに承認された申請が [承認] 画面に表示されることがあります。この場合には、さらに何かを行う必要はありません。
多数の申請を管理している場合は、フィルタ オプションを使用して承認申請の数を制限できます。たとえば、すべての申請を表示するのではなく [自分用に保留中] フィルタを使用することにより、自分が承認者として割り当てられているすべてのレベルの保留中の承認申請のみを表示することができます。
手順
- 割り当てられた承認者の場合、Service Broker の [承認] 画面で申請ユーザーの名前、カタログ アイテム、申請へのリンクが記載された E メールを受信します。
承認を管理するユーザーの場合は、[承認] 画面を開き、以下の手順に進みます。
- 通知に対する承認カードを見つけます。
- 展開の詳細および承認の詳細を確認し、申請を承認または拒否します。
必要な承認は、連続する複数のレベルにグループ化されます。たとえば、レベル 1 およびレベル 4 のポリシーが適用される展開申請に割り当てられた承認者の場合、承認の詳細画面には、レベル 1 のポリシーに必要な承認がレベル 1 カテゴリにグループ化され、レベル 4 のポリシーに必要な承認がレベル 2 カテゴリにグループ化されます。
管理者権限を持つユーザーは、次のオプションを使用できます。
- 完全な申請を承認。自分が承認者として割り当てられているすべてのレベルで申請を承認します。他のユーザーの承認は必要ないため、申請は承認されます。
- 現在のレベルを承認。自分が承認者として割り当てられているすべてのレベルで申請を承認します。申請は次のレベルにルーティングされ、保留中の承認申請になります。
- 指定承認者として承認。自分が承認者として割り当てられているすべてのレベルで申請を承認します。応答していない他の承認者がいる場合、申請は保留状態のままになり、他の承認者が要求を承認するまで次のレベルにルーティングされません。
申請を拒否する場合は、申請者に送信する E メールのメッセージにその理由を記載する必要があります。
- 申請が承認または拒否されたことを示す E メールが、システムから申請者に送信されます。