vRealize Automation 8 では、XaaS に次のような制限事項があります。
移行元の環境に複数の Xaas ブループリントまたはカスタム リソースが含まれている場合は、次のように評価および移行が実行されます。
- 同じビジネス グループに属している XaaS ブループリントまたはカスタム リソースは移行評価の際に検出されますが、移行はブロックされます。XaaS ブループリントまたはカスタム リソースは、1 つを除いてすべて公開解除する必要があります。公開中の残りの XaaS ブループリントまたはカスタム リソースは、移行することができます。その後、残りの XaaS ブループリントまたはカスタム リソースを公開し、再移行します。再移行では、以前に移行したコンテンツを保持したまま、新しいコンテンツのみを移行します。
- 同じワークフローに対して XaaS ブループリントを 2 つ構成することはできません。2 つ以上の XaaS ブループリントまたはカスタム リソースが、別々のビジネス グループに属していても、同じワークフローに対して構成されている場合には、移行評価では検出されません。移行すると、最初に移行された XaaS ブループリントまたはカスタム リソースによって、vRealize Automation 8 の XaaS クラウド テンプレートまたはカスタム リソースが作成されます。また、この XaaS ブループリントまたはカスタム リソースは、ワークフローにリンクされます。このため、後続の XaaS ブループリントまたはカスタム リソースは、移行時にワークフローに対して構成されません。
- 同じカスタム リソースを含む複数の XaaS ブループリントで、異なる作成、更新、および削除ワークフローが使用されている場合、移行されるカスタム リソースでは、最初に移行される XaaS ブループリントに関連付けられたワークフローのみが使用されます。移行時に、同じカスタム リソースを含む他のすべての XaaS ブループリントで、カスタム リソースの入出力パラメータの欠落に関するエラーが発生します。