タグは、機能と制約を照合して展開を配置する Cloud Assembly の重要なコンポーネントです。Cloud Assembly を最適に使用するには、タグを理解して効果的に実装する必要があります。

基本的に、タグは Cloud Assembly アイテムに追加するラベルです。組織と実装に適したタグを任意に作成できます。ただし、タグの機能はラベルをはるかに超えています。タグは、展開可能なサービスをビルドする際に、Cloud Assembly によるリソースおよびインフラストラクチャの使用方法や使用場所を制御するためです。また、タグは Cloud Assembly 内のガバナンスもサポートしています。

タグの構造

タグは、構造的には name:value ペアの規則に準拠する必要がありますが、それを除けばほぼ自由に形成できます。Cloud Assembly 全体で、いずれのタグも同じように表示され、タグの機能はコンテキストによって決まります。

たとえば、インフラストラクチャ リソースのタグは主に機能タグとして動作します。Cloud Assembly がこのタグを使用してリソースと展開とを照合するためです。また、リソースも特定します。

タグの機能

タグの主な機能は、Cloud Assembly が展開の定義に使用する機能と制約を示すことです。タグの機能は、コンテキストによって決定されます。クラウド ゾーン、ネットワーク プロファイル、ストレージ プロファイル、各インフラストラクチャ リソースに配置されたタグは、機能タグとして機能し、展開に使用されるインフラストラクチャに必要な機能を定義します。クラウド テンプレートに配置されたタグは、展開用のリソースを定義する制約として機能します。また、クラウド管理者は、プロジェクトに制約タグを配置することで、これらのプロジェクトに対する制御を実行することもできます。この制約タグは、クラウド テンプレートで表現される他の制約に追加されます。

プロビジョニング時に、Cloud Assembly はクラウド テンプレートでこのような機能を、制約(タグとも呼ばれる)と照合して、展開構成を定義します。このタグベースの機能と制約機能は、Cloud Assembly で展開構成の基盤として機能します。たとえば、タグを使用して、特定のリージョンの PCI リソースでのみインフラストラクチャを使用するようにできます。

また、タグをセカンダリ レベルで使用すると、ストレージ アイテムやネットワーク アイテムをはじめとするインフラストラクチャ リソースの検索および特定が容易になります。

たとえば、クラウド ゾーンを設定しており、使用できるコンピューティング リソースが多数あるとします。コンピューティング リソースに適切にタグ付けしている場合は、[クラウド ゾーン] 画面の [計算] タブにある検索機能を使用して、その特定のクラウド ゾーンに関連付けられているリソースをフィルタリングできます。

また、Cloud Assembly の [タグ管理] 画面およびリソース構成画面には、タグ名でアイテムを検索できる検索機能があります。タグ名で検索して特定する機能を使用するには、これらのアイテムに論理的で人間が判読可能なタグを使用することが重要です。

タグの使用の詳細と例については、次の YouTube のビデオを参照してください: https://youtu.be/4zNQ33RyQio

外部タグ

Cloud Assembly には外部タグが含まれる場合もあります。外部タグは、Cloud Assembly インスタンスに関連付けられたクラウド アカウントから自動的にインポートされます。また、vSphere、AWS や Azure をはじめとする外部ソフトウェア製品からインポートされる場合もあります。インポートされた外部タグは、ユーザーが作成したタグと同じように使用できます。

タグの管理

Cloud Assembly の [タグ管理] 画面を使用して、タグ ライブラリを監視および管理できます。この画面でタグを作成することもできます。また、[タグ管理] 画面は外部タグを表示および識別できる唯一の画面でもあります。

タグ ストラテジ

混乱を最小限に抑えるため、Cloud Assembly でタグを作成する前に、適切なタグ ストラテジとタグ付け規則を策定し、タグを作成して使用するすべてのユーザーがタグの意味と使い方を理解できるようにします。タグ付けストラテジの作成を参照してください。