vRealize Business for CloudvCloud Director にインストールするには、アプライアンスをダウンロードする必要があります。vApps の追加については、vCloud Director のドキュメントを参照してください。

前提条件

  • vCloud Director 5.1 以降をデプロイします。
  • vCloud Director に、管理者権限を持つユーザーでログインします。
  • システムが、vRealize Business for Cloudのシステム要件で説明されている要件をすべて満たしていることを確認します。
  • vRealize Automation に統合された vRealize Business for Cloud のセットアップを使用する場合は、クラウド環境に vRealize Automation 仮想アプライアンスをデプロイして構成していることを確認します。vRealize Automation のドキュメントを参照してください。
  • vRealize Business for Cloud のスタンドアロン セットアップを使用する場合は、クラウド環境に VMware Identity Manager を導入して構成していることを確認します。VMware Identity Manager のドキュメントを参照してください。
    注: : VMware Identity Manager のインストールには、ライセンス キーは必要ありません。
  • OVA 形式を OVF 形式に変換します。https://www.vmware.com/support/developer/ovf/を参照してください。.ovf ファイルと .vmdk ファイルが同じフォルダにあることを確認します。

手順

  1. vCloud Director にログインして、vRealize Business for Cloud のデプロイ先にする組織を選択します。
  2. [カタログ] を選択して、[vApp テンプレート] タブをクリックします。
  3. [アップロード] アイコンをクリックします。
  4. [OVF をテンプレートとしてアップロード] ウィンドウで、必要な情報を入力します。
    静的プールからの IP 割り当てを構成します。
  5. 証明書警告が表示される場合は、[OK] をクリックし、アプライアンスのアップロードを続けます。
  6. アップロードしたテンプレートを右クリックし、[マイ クラウドへの追加] を選択し、プロンプトに従って vApp を追加します。
    [カスタム プロパティ] ペインで、アプライアンスのルート ユーザー パスワードを設定します。
    • アプライアンスのネットワーク プロパティを定義します。
      • 通貨を任意に選択します。
        通貨名 略語
        オーストラリア ドル AUD
        ブラジル レアル BRL
        カナダ ドル CAD
        コロンビア ペソ COP
        人民元(人民幣) CNY
        デンマーク クローネ DKK
        ユーロ EUR
        イギリス ポンド GBP
        香港ドル HKD
        インドネシア ルピア IDR
        イスラエル シケル ILS
        インド ルピー INR
        日本円 JPY
        韓国ウォン KRW
        メキシコ ペソ MXN
        マレーシア リンギット MYR
        ノルウェー クローネ NOK
        ニュージーランド ドル NZD
        ロシア ルーブル RUB
        サウジアラビア リヤール SAR
        スウェーデン クローナ SEK
        スイス フラン CHF
        シンガポール ドル SGD
        台湾新ドル TWD
        タイ バーツ THB
        トルコ リラ TRY
        米国ドル USD
        南アフリカ ランド ZAR
        注: : vRealize Business for Cloud のデプロイ後は、通貨構成を変更できません。通貨を選択しないと、デフォルトで米国ドル (USD) が選択されます。
      • vRealize Business for Cloud サーバをデプロイするには、[サーバの有効化] オプションを選択します。リモート アクセス用のデータ コレクタのみをデプロイしている場合は、このオプションを選択解除します。
      • 仮想マシン Linux コンソールへのリモート アクセスに [SSH サービスの有効化] オプションを選択します。このオプションは、アプライアンスのデバッグが必要な場合にのみ有効にすることをお勧めします。SSH (Secure Socket Shell) は、vRealize Business for Cloud Web コンソールから有効にすることもできます。SSH 設定の有効化または無効化を参照してください。
      • VMware が vRealize Business for Cloud の使用に関する技術的な詳細情報を収集することを許可する場合は、[VMware カスタマ エクスペリエンス改善プログラムに参加する] オプションを選択してください。この情報は 1 週間ごとに自動的に収集されます。
  7. [カスタム ハードウェア] ペインで、[次へ] をクリックします。
  8. [完了前の確認] ペインで、[終了] をクリックします。
  9. [マイ クラウド]に移動します。
  10. vRealize Business for Cloud 仮想マシンを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
  11. [ゲスト OS のカスタマイズ] タブで、[ゲスト カスタマイズの有効化] を選択し、[ローカル管理者パスワードの許可] の選択を解除し、[OK] をクリックします。
  12. 新たに追加した vApp を右クリックして、[開始] を選択します。

次のタスク

アプライアンスを起動します。vRealize Business for Cloud アプライアンスの起動を参照してください。