vRealize Business for Cloud によって、規定の形式でクラウド プロバイダの構成を入力するための DRL 形式および XLS 形式のテンプレートが提供されます。必要に応じて、テンプレート ファイルをダウンロードし、vRealize Business for Cloud で比較するためにクラウド プロバイダの価格情報を入力できます。XLS テンプレート ファイルはシンプルかつ簡単に更新できます。
前提条件
XLS テンプレートを更新するために必要なクラウド プロバイダの詳細が設定されていることを確認します。
手順
- 次の URL で vRealize Business for Cloud に管理者としてログインします。
- https://vRealize_Automation_host_name/vcac/org/tenant_URL(vRealize Automation 統合設定の場合)
- https://vRealize_Business_for_Cloud_host_name/itfm-cloud(vRealize Business for Cloud スタンドアロン設定の場合)
- [管理] タブをクリックします。
- [Business Management] をクリックします。
vRealize Business for Cloud スタンドアロン設定の場合、この手順は無視します。
- [ハイブリッド/パブリック クラウド接続の管理] をクリックします。
- [クラウド プロバイダの比較] を選択し、追加オプション アイコンをクリックします。
- XLS テンプレートをダウンロードするには、[クラウド プロバイダの追加] ダイアログ ボックスで [クリックしてクラウド プロバイダ比較テンプレートをダウンロードします] リンクをクリックします。
- ダウンロードした ZIP ファイルを展開し、ComparisonProviderTemplate という XLS ファイルを開きます。
XLS ファイルには 3 種類のワークシートが含まれます。
- クラウド プロバイダの価格を計算するために各ワークシートに必要な詳細を入力します。
ワークシート名 |
説明 |
インスタンス |
このワークシートを使用すると、各インスタンス タイプに一致する構成詳細を指定できます。
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ストレージ |
このワークシートを使用して、ストレージ構成を指定します。
- ストレージ タイプ - NSA、SAN、または合計ストレージ
- 地域 - 北米、アジア、南米、またはヨーロッパ
- 各構成のストレージ価格設定値(最大 5 つのレベル)
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割引 |
このワークシートを使用して、効果的な割引の価格範囲と特定の価格範囲の割引率を指定します。 |
異なるインスタンス、ストレージ構成、および割引に対して、各ワークシートで複数のエントリを追加できます。
- 更新した XLS テンプレート ファイルを保存します。
- [ファイルの場所の検索] リンクをクリックし、構成ファイルを選択します。
- [保存] をクリックして、クラウド プロバイダの詳細を保存します。
- 既存のクラウド プロバイダの価格設定を変更するには、次の手順を実行します。
- 編集 アイコンをクリックします。
- 現在の設定のダウンロード アイコンをクリックします。
- XLS ファイルを開き、必要な変更を加えてファイルを保存します。
- [ファイルの場所の検索] リンクをクリックし、構成ファイルを選択します。
- [保存] をクリックして、クラウド プロバイダの詳細を保存します。
結果
ここで、クラウド プロバイダが vRealize Business for Cloud に追加されるため、他のクラウド プロバイダとの価格を比較できます。