vRealize Business for Cloud ダッシュボードは、統合クラウド ビジネス マネジメント データ モデルをサポートするよう設計されています。このダッシュボードは [概要]、[費用]、[運用分析]、[消費]、[プラン] および [レポート] などの主要なカテゴリに分類されており、より一貫性および統一性に優れたデータ モデルをサポートしています。

表 1. vRealize Business for Cloud ダッシュボード
セクション 説明
概要 費用の合計、運用のコスト、および消費コストの合計に関する情報を提供します。
費用 プライベート、パブリックおよびハイブリッド クラウドの費用の詳細を含む、すべてのインフラストラクチャ費用を提供します。
運用分析 クラウド環境における当月のコスト、トレンドのほか、CPU、メモリ、ストレージの割合の合計、オペレーティング システムの使用状況(ライセンスおよび人件費)に関するコストの内訳情報を提供します。
消費 リソースに関連付けられたコストと料金の値を提供し、再利用情報を提供します。これにより予算の値を設定でき、コストと料金の値に基づくクラウド サービスの使用量に関する分析が容易になります。ショーバックの詳細情報が表示されます。
プラン まずプライベート クラウドのコスト ドライバを用いてプライベート クラウド内で新規の仮想マシンを実行した場合、または既存の仮想マシンを実行した場合の推定コストを示します。次に、Amazon Web Services、Microsoft Azure、および vCloud Hybrid Service クラウド モデルで同じ構成を使用した場合のコストの比較を表示します。これにより、データセンターを最適化することができます。
レポート レポートを生成して、vCenter ServervCloud DirectorvRealize Automation のコストの詳細、およびパブリック クラウドの詳細について表示します。カスタマイズしたレポートを作成することも可能です。