vRealize Business for Cloud では、一連のデフォルトのレポートをエクスポートすることができます。また、要件に従い、これらのデフォルトのレポートに基づいてカスタマイズされたレポートを作成およびエクスポートすることもできます。
手順
- vRealize Business for Cloud 仮想アプライアンスにログインします。
- 次のコマンドを実行して、vRealize Automation および vRealize Business for Cloud 認証のトークンを生成します。
wget --no-check-certificate -S -q --header "Accept: application/json" --header='Content-Type: application/json' --post-data '{"username":”USER_NAME","password”:”PASSWORD","tenant”:”TENANT"}' -O -CAFE_SERVER/identity/api/tokens
、ここで- USER_NAME:vRealize Business for Cloud にアクセスできる管理者権限を持つユーザーの名前。
- PASSWORD:管理者アカウントのパスワード。
- TENANT:vRealize Business for Cloud に登録済みのテナント。
- CAFE_SERVER:vRealize Automation サーバの IP アドレスまたは FQDN。
次の出力が表示されます。HTTP/1.1 200 OK Server: Apache-Coyote/1.1 Cache-Control: no-cache, no-store Pragma: no-cache Expires: Wed, 31 Dec 1969 23:59:59 GMT Content-Type: application/json;charset=UTF-8 Content-Length: 383 Date: Wed, 25 Nov 2015 17:25:11 GMT {"expires":"2015-11-226T01:25:11.000Z","id": "MTQ0ODQ3MjMxMTQzMDo2MjlhMWU4MTdhOTEwNTM5Y2MyNzp0ZW5hbnQ6aXRibXN1c2VybmFtZTphZG1pbkBpdGJtcy5jb21AdnNwaGVyZS5sb2NhbGV4cGlyYXRpb246MTQ0O DUwMTExMTAwMDpjNTQzNjE3YjM3NDMyZTEwMTI4MzViZDNlYzEyNDA4MGQwMjI5NTVhMTU4OTUxNjM0ZDIzZjlhOTk4OTQ0ZDM5YmY2Y2UwZjUxNDVjYjRhNGUzZWZjMjNmYjM1 NGRjZDdkYTdlOGJjMzA1MjBhM2ZhZDg0NTdhYmNiMDEwZTA3OA==","tenant":"itbms"}
ID 値は、認証に使用するトークンです。
"MTQ0ODQ3MjMxMTQzMDo2MjlhMWU4MTdhOTEwNTM5Y2MyNzp0ZW5hbnQ6aXRibXN1c2VybmFtZTphZG1pbkBpdGJtcy5jb21AdnNwaGVyZS5sb2NhbGV4cGlyYXRpb246MTQ0O DUwMTExMTAwMDpjNTQzNjE3YjM3NDMyZTEwMTI4MzViZDNlYzEyNDA4MGQwMjI5NTVhMTU4OTUxNjM0ZDIzZjlhOTk4OTQ0ZDM5YmY2Y2UwZjUxNDVjYjRhNGUzZWZjMjNmYjM1 NGRjZDdkYTdlOGJjMzA1MjBhM2ZhZDg0NTdhYmNiMDEwZTA3OA=="
注: : トークンには有効期限があります。"2015-11-226T01:25:11.000Z"
- コマンドを実行して、カスタム レポートまたはデフォルトのレポートを取得します。
- カスタム レポートを取得するには、次のコマンドを実行します。
wget --no-check-certificate -S -q --header "Accept: application/json" --header='Content-Type: application/json' --header="Authorization: Bearer <TOKEN>" -O - https://<VRB_SERVER>/itfm-cloud/rest/reports-api/export-csv?name=<REPORT_NAME>
。値は次のとおりです。<vRB_SERVER>
. vRealize Business for Cloud サーバの IP アドレスまたは FQDN。<Report_Name>
は、カスタム レポートに設定する名前です。
- デフォルトのレポートの場合、コマンドを実行して完全なデータをエクスポートするか、または特定の期間のデータをエクスポートすることができます。
- 完全なデータをエクスポートするには、次のコマンドを実行します。
wget --no-check-certificate -S -q --header "Accept: text/plain" --header='Content-Type: text/plain' --header "accept-encoding: gzip" --header="Authorization: Bearer <TOKEN>" -O - https://<VRB_SERVER>/itfm-cloud/rest/reports/export-filters/DEFAULT_REPORT_NAME>>out.xls
、ここでDEFAULT_REPORT_NAME:表に記載された標準のレポート名。レポート タイプ 標準のレポート名 vCenter Server レポート - servers
- datastores
- vsan-datastores
- vms
- clusters
vCloud Director レポート - vcd-orgs
- vcd-org-vdcs
- vcd-vms
- vcd-vapps
vRealize Automation 仮想マシン レポート vcac-vms ストレージ レポート - storage-arrays
- storage-luns
vCloud Air レポート - vca-vms
- vca-vdcs
- vca-services
AWS レポート - aws-resources
- aws-vms
ショーバック レポート - showback-vms
- showback-add-svcs
予算レポート rest/budget/export - 特定の期間のレポートをエクスポートするには、次のコマンドを実行します。
wget --no-check-certificate -S -q --header "Accept: text/plain" --header='Content-Type: text/plain' --header "accept-encoding: gzip" --header="Authorization: Bearer <TOKEN>" -O - https://<VRB_SERVER>/itfm-cloud/rest/reports/export-filters/DEFAULT_REPORT_NAME?startmonth=yyyy-mm&&endmonth=yyyy-mm>>out.xls
、ここでDEFAULT_REPORT_NAME:表に記載された標準のレポート名。
- startmonth および endmonth を指定すると、vRealize Business for Cloud は startmonthで指定した月の第 1 日目から endmonth で指定した月まで(前月の最終日まで)のレポートを生成します。
たとえば、
startmonth=2016-02&&endmonth=2016-06
と入力した場合は、2 月の第 1 日目から 5 月の最終日までのレポートが生成されます。 - startmonth のみを指定すると、vRealize Business for Cloud では指定した月の第 1 日目から、現在の月までのレポートが生成されます。
たとえば、startmonth=2016-02 と指定すると、2 月の第 1 日目から現在の月までのレポートがエクスポートされます。
- endmonth のみを指定すると、vRealize Business for Cloud では、データを利用できる月から、endmonth で指定した月まで(前月の最終日まで)のレポートが生成されます。
たとえば、endmonthendmonth=2016-10 と指定すると、9 月の最終日までのレポートがエクスポートされます。
注: : vCenter Server 仮想マシンのレポート、 vCloud Air レポート、AWS レポート、およびショーバック レポートで期間を指定できます。特定期間の vCloud Director、 vRealize Automation 仮想マシンおよび予算レポートを生成することはできません。 - startmonth および endmonth を指定すると、vRealize Business for Cloud は startmonthで指定した月の第 1 日目から endmonth で指定した月まで(前月の最終日まで)のレポートを生成します。
- 完全なデータをエクスポートするには、次のコマンドを実行します。
レポートは CSV または XLS 形式でエクスポートされます。 - カスタム レポートを取得するには、次のコマンドを実行します。