仮想インフラストラクチャのコストをさまざまな消費者へ配分する詳細な方法を確認することができます。これにより、企業内のさまざまな消費者グループの比較と予算決定が容易になります。vRealize Business for Cloud のビジネス ユニットに基づいて、仮想マシンを定義またはマッピングできます。vCenter Server、vRealize Automation、および vCloud Director の階層に応じて、消費者リストを分類できます。

手順

  1. vRealize Business for Cloudに管理者としてログインします。
    • https://vRealize_Automation_host_name/vcac/org/tenant_URL（vRealize Automation 統合設定の場合）
    • https://vRealize_Business_for_Cloud_host_name/itfm-cloud（vRealize Business for Cloud スタンドアロン設定の場合）
  2. [Business Management] をクリックします。
  3. [消費] を展開して、[価格設定と料金] を選択します。
  4. [ビジネス ユニット リスト] を選択します。
  5. [編集] メニューから、[ビジネス階層の編集] をクリックします。
  6. データソース バーで [編集] をクリックし、各階層のグループ分け方法を定義または編集します。
    [グループ構成] ウィンドウが開きます。
  7. 次の手順を実行して、各グループ分け方法を構成します。
    1. グループのステータスを有効または無効にします。
    2. ビジネス ユニットまたはビジネス サービスのグループ分け方法を選択します。
      データソース グループ分け方法
      vRealize Automation
      • ビジネス ユニットの場合、[ビジネス グループ] を選択します。

        vRealize Automation にあるビジネス グループに応じて、グループ分けまたは分類が実行されます。各テナントは事業部門と見なされ、各ビジネス グループはビジネス ユニットとしてリストされます。

      • ビジネス サービスの場合、[ブループリント] を選択します。
      vCloud Director
      • ビジネス ユニットの場合、[組織] または [仮想データセンター] を選択します。
      • ビジネス サービスの場合、[vApp] を選択します。
      vCenter Server ビジネス ユニットおよびビジネス サービスの場合、ルールを設定するか、CSV ファイルをアップロードして、グループ分け方法を定義します。
      • ルールを設定している場合は、次のいずれかのオプションに従ってビジネス ユニットを定義します。
        • フォルダで分類します。たとえば、BU_ で始まる名前またはラベルのフォルダ。
        • vCenter Server の階層レベルですべてのフォルダを選択します。
          注: : 選択したフォルダのレベルは、 vCenter Server の [仮想マシンおよびテンプレート] ビューのフォルダに対応します。このオプションを選択すると、 vRealize Business for Cloud は、フォルダ内の仮想マシンを特定し、フォルダと同じレベルの仮想マシンを無視します。 vCenter Server の [仮想マシンおよびテンプレート] ビューで指定されているフォルダ構造に関係なく、すべての仮想マシンを表示するには、[タグによって分類] または [仮想マシン名で分類] オプションを使用する必要があります。
        • タグによって分類 - タグ ファミリを持つ仮想マシンを選択します。
        • 仮想マシン名で分類
          注: : グループ パターンを括弧で囲んで入力します。たとえば、名前の最初または最後に vRB がある仮想マシン名をリストするには、 ((vRB)(.*)) または ((.*)(vRB)) をそれぞれ入力します。名前のどこかに vRB がある仮想マシンをすべてリストするには、 ((.*)(vRB)(.*)) を入力します。
      • CSV ファイルをアップロードする場合は、[アップロード] をクリックし、有効な CSV ファイルを選択します。

        アップロードする CSV ファイルには、見出しの下に、vmMoid、vcServerUUID、および businessUnitName の情報が含まれている必要があります。

      Amazon Web Services グループ分け方法として [アカウント名] を選択します。
    3. [保存] をクリックします。
  8. ビジネス ユニットの論理名を変更するには、次の手順を実行します。
    1. データソース セクションまたはグループを展開します。
    2. 変更する論理名をクリックします。
    3. ビジネス ユニットの名前を変更します。
    4. [保存] をクリックします。

結果

ビジネス ユニットの定義が変更された場合、 vRealize Business for Cloud はデータを更新します。