ホストの CPU とメモリの予想使用率は、システムで定義された値(過去の平均を使用して算出)を使用するか、グローバル値を定義するか、クラスタ レベルごとに値を定義することで設定できます。この値は、仮想マシンのコスト配賦の計算に使用されます。
手順
- vRealize Business for Cloudに管理者としてログインします。
- https://vRealize_Automation_host_name/vcac/org/tenant_URL(vRealize Automation 統合設定の場合)
- https://vRealize_Business_for_Cloud_host_name/itfm-cloud(vRealize Business for Cloud スタンドアロン設定の場合)
- [Business Management] をクリックします。
- [運用分析] を展開して、[プライベート クラウド (vSphere)] をクリックします。
- [使用率の編集] をクリックします。
- [すべてのデータ センター] ドロップダウン リストを使用すると、CPU と RAM の基準レートを表示または編集するデータ センターを選択できます。
- CPU とメモリの予想使用率を設定します。
- 過去の平均を使用して CPU とメモリの予想使用率を算出した、システム定義済みの値を選択することができます。このオプションはデフォルトで選択されています。
- パーセント値では、CPU とメモリの予想使用率として固定使用率を設定できます。このオプションを選択すると、入力した値がすべてのサーバ クラスタに適用されます。
- 各クラスタの CPU とメモリの予想使用率は、[CPU 予想使用率 (%)] と [メモリ予想使用率 (%)] テキスト ボックスに値を入力して設定できます。オプションを選択し、[CPU 予想使用率 (%)] と [メモリ予想使用率 (%)] 列に移動して予想使用率を設定します。
- [保存] をクリックします。
結果
vRealize Business for Cloud は入力された値を使用して計算を実行し、サーバ クラスタのギガヘルツあたりのコストおよびギガバイトあたりのコストに関して、CPU と RAM の基準レートの更新を表示します。vRealize Business for Cloud はまた、サーバ クラスタの未配賦コストも更新します。