vRealize Business for CloudvCloud Director にインストールするには、アプライアンスをダウンロードする必要があります。vApps の追加については、vCloud Director のドキュメントを参照してください。

vRealize Business for Cloudでサポートされている通貨のリストについては、vRealize Business for Cloud でサポートされる通貨を参照してください。

前提条件

  • vCloud Director 5.1 以降をデプロイします。
  • vCloud Director に、管理者権限を持つユーザーでログインします。
  • システムが、vRealize Business for Cloudのシステム要件で説明されている要件をすべて満たしていることを確認します。
  • vRealize Automation に統合された vRealize Business for Cloud のセットアップを使用する場合は、クラウド環境に vRealize Automation 仮想アプライアンスをデプロイして構成していることを確認します。vRealize Automation のドキュメントを参照してください。
  • vRealize Business for Cloud のスタンドアロン セットアップを使用する場合は、クラウド環境に VMware Identity Manager を導入して構成していることを確認します。VMware Identity Manager のドキュメントを参照してください。
    注: VMware Identity Managerのインストールには、ライセンス キーは必要ありません。
  • OVA 形式を OVF 形式に変換します。https://www.vmware.com/support/developer/ovf/を参照してください。.ovf ファイルと .vmdk ファイルが同じフォルダにあることを確認します。

手順

  1. vCloud Director にログインして、vRealize Business for Cloud のデプロイ先にする組織を選択します。
  2. [カタログ] を選択して、[vApp テンプレート] タブをクリックします。
  3. [アップロード] アイコンをクリックします。
  4. [OVF をテンプレートとしてアップロード] ウィンドウで、必要な情報を入力します。
    静的プールからの IP 割り当てを構成します。
  5. 証明書警告が表示される場合は、[OK] をクリックし、アプライアンスのアップロードを続けます。
  6. アップロードしたテンプレートを右クリックし、[マイ クラウドへの追加] を選択し、プロンプトに従って vApp を追加します。
    [カスタム プロパティ] ペインで、アプライアンスのルート ユーザー パスワードを設定します。
    • アプライアンスのネットワーク プロパティを定義します。
    • 通貨を任意に選択します。
      注: vRealize Business for Cloudのデプロイ後は、通貨構成を変更できません。通貨を選択しないと、デフォルトで米国ドル (USD) が選択されます。
    • vRealize Business for Cloudサーバをデプロイするには、[サーバの有効化] オプションを選択します。リモート アクセス用のデータ コレクタのみをデプロイしている場合は、このオプションを選択解除します。
      注: リモート データ コレクタをデプロイする場合、 vCenter Serverセットアップがデプロイされている LAN と同じ LAN にリモート データ コレクタがあることを確認します。組み込みのデータ コレクタの場合、 vCenter Serverセットアップがデプロイされている LAN と同じ LAN に vRealize Business for Cloud をデプロイします。
    • 仮想マシン Linux コンソールへのリモート アクセスに [SSH サービスの有効化] オプションを選択します。このオプションは、アプライアンスのデバッグが必要な場合にのみ有効にすることをお勧めします。SSH (Secure Socket Shell) は、vRealize Business for CloudWeb コンソールから有効にすることもできます。SSH 設定の有効化または無効化を参照してください。
    • VMware が vRealize Business for Cloudの使用に関する技術的な詳細情報を収集することを許可する場合は、[VMware カスタマ エクスペリエンス改善プログラムに参加する] オプションを選択してください。この情報は 1 週間ごとに自動的に収集されます。
  7. [カスタム ハードウェア] ペインで、[次へ] をクリックします。
  8. [完了前の確認] ペインで、[終了] をクリックします。
  9. [マイ クラウド]に移動します。
  10. vRealize Business for Cloud 仮想マシンを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
  11. [ゲスト OS のカスタマイズ] タブで、[ゲスト カスタマイズの有効化] を選択し、[ローカル管理者パスワードの許可] の選択を解除し、[OK] をクリックします。
  12. 新たに追加した vApp を右クリックして、[開始] を選択します。

次のタスク

アプライアンスを起動します。vRealize Business for Cloud アプライアンスの起動を参照してください。