vCloud DirectorvRealize Business for Cloud に追加すると、vCloud Director が管理する仮想マシンの詳細が表示されません。

問題

vCloud DirectorvRealize Business for Cloud に追加した後でも、vCloud Director が管理する仮想マシンの詳細が vRealize Business for Cloud に表示されません。

原因

vCloud Director が管理する vCenter Server インスタンスが vRealize Business for Cloud に明示的に追加されていません。

ソリューション

  1. vRealize Business for Cloudまたはデータ収集マネージャにログインします。
    • vRealize Automationを統合した vRealize Business for Cloud 設定を使用する場合、テナント管理者の認証情報を使って、https://vRealize_Automation_host_name/vcac/org/tenant_URL でログインし、[管理] および [ビジネス マネジメント] をクリックします。

    • vRealize Business for Cloudスタンドアロン設定を使用する場合、管理者として、https://vRealize_Business_for_Cloud_host_name/itfm-cloud でログインし、[ビジネス マネジメント] をクリックします。

    • リモート データ コレクタを使用する場合、root ユーザーの認証情報を使用して https://Remote_Data_Collector_IP_address:9443/dc-ui/login.html にログインします。

  2. [管理] タブをクリックします。
  3. [Business Management] をクリックします。

    vRealize Business for Cloudスタンドアロン設定の場合、この手順は無視します。

  4. [プライベート クラウド接続の管理] をクリックします。
  5. インスタンスの追加に必要な詳細を入力します。
  6. [保存] をクリックし、[成功] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。

    インスタンスが認証局の SSL 認証書を使用していない場合、ダイアログ ボックスには、SSL 証明書が信頼されていないことが示されます。vRealize Business for Cloud は、SSL 証明書の失効状態を確認しません。証明書を受け入れる前に、その状態を手動で確認する必要があります。

  7. [インストール] をクリックします。

    認証情報が有効な場合は、インスタンスが vRealize Business for Cloudに追加されます。

    注:

    インスタンスがvRealize Business for Cloudに追加された後、SSL 証明書が変更された場合、データ収集が失敗する場合があります。その理由は、インスタンスが新しい信頼性のない証明書を示すためです。インスタンスを編集して、その新しい証明書を受け入れることができます。

    同様の手順を実行すると、複数のインスタンスを追加できます。