ショーバックの詳細情報は、お使いの環境のビジネス ユニットとビジネス サービスの情報、当月の予測される月額の料金とその月の予算に関する情報を提供します。仮想マシンとサービスの料金値は、価格設定ポリシーに基づきます。

ショーバックの詳細情報は、管理者とテナント コントローラが使用できます。

手順

  1. テナント管理者またはテナント コントローラとして vRealize Business for Cloudにログインします。
  2. [Business Management] をクリックします。
  3. [消費] > [ショーバック] の順に展開します。
  4. [ショーバックの詳細情報] をクリックします。

    ショーバックの詳細情報には複数の情報が含まれています。

    注:

    6 か月よりも前のデータがある場合、トレンドでは過去 12 か月の値が考慮されます。そうでない場合には、トレンドには過去 6 か月のデータか、または当月からさかのぼって使用可能なデータが表示されます。

    ウィジェット

    説明

    ビジネス ユニット

    料金値を持つすべてのビジネス ユニットが表示されます。各ビジネス ユニットをクリックすると、そのビジネス ユニットに関連付けられている料金値が表示されます。

    月次の予算

    当月の合計予算が表示されます。予算が有効でない場合、N/A と表示されます。

    過去 1 か月の料金

    当月の料金値の合計が表示されます。

    予測される月次の料金

    当月の予測される料金を表示します。

    料金予測

    今月のこれまでの料金と料金トレンドが表示されます。比較のために予算値も表示されます。

    料金と予算

    過去 6 か月または過去 12 か月(データが利用できる場合)の料金と予算の比較と、当月の値が表示されます。

    上位のビジネス サービス

    その他のビジネス サービスを含む、料金に関する上位 6 つのビジネス サービスが表示されます。

    予算超過/予算内

    上位のビジネス ユニットが表示され、予算値と比較されます。

    プライベート クラウドの再利用

    オーバーサイジング、パワーオフ、およびアイドル状態の仮想マシンの料金が表示されます。この情報は、再要求して環境内の他のオブジェクトにプロビジョニングできるリソースの量、または各月に達成できる潜在的な削減量を把握するのに役立ちます。

    各項目の値をクリックすると、その料金に紐づけられた仮想マシンに関する情報が表示され、リソースを最も効果的に使用するための推奨事項を確認できます。

    注:

    vRealize Operations Manager 6.7 以降を使用して vCenter Server インスタンスを監視している場合、コスト削減に関する情報を vRealize Operations Manager インスタンスで確認することができます。

    [ユーザー選択] および [ビジネス ユニット] ドロップダウン オプションも表示されます。デフォルトでは、すべてのユーザーのショーバックに関する詳細が表示されます。ただし、これらのドロップダウン オプションの値を選択すると、ページは、選択された値に対する特定のデータで更新されます。インフラストラクチャ データにビジネス ユニット情報が含まれない場合、[ユーザー選択] オプションは表示されません。[ビジネス ユニット] ドロップダウン メニューは、[ユーザー選択] リストで選択する値に基づいて入力されます。

    注:

    ビジネス ユニット ドロップダウンは、テナント コントローラでは利用できません。