プライベート クラウドに新しい仮想マシンを追加して、そのコストと他のパブリック クラウド プロバイダのコストを比較することができます。vRealize Business for Cloud は、プライベート クラウドや vRealize Business for Cloud に追加およびインポートした他のパブリック クラウド プロバイダ(Amazon Web Services、Microsoft Azure、VMware Cloud on AWS など)で同じような構成の仮想マシンを実行した場合のコストを計算して表示します。

前提条件

vRealize Business for CloudvCenter Server エンドポイントが追加されていることを確認します。

手順

  1. vRealize Business for Cloudに管理者としてログインします。
    • https://vRealize_Automation_host_name/vcac/org/tenant_URLvRealize Automation 統合設定の場合)

    • https://vRealize_Business_for_Cloud_host_name/itfm-cloudvRealize Business for Cloud スタンドアロン設定の場合)

  2. [Business Management] をクリックします。
  3. [What-if 分析] を展開します。
  4. [パブリック クラウド] を選択します。

    vRealize Business for Cloud はデフォルトで、プライベート クラウド、AWS、Azure などの 3 つのプロバイダ上でデフォルトの仮想マシン グループを実行した場合のコストを比較します。

  5. 別のクラウド プロバイダのコストを確認するには、[クラウド プロバイダの管理] をクリックします。

    Amazon Government などの他のプロバイダのリストが表示されます。

  6. コストを比較するために選択するプロバイダをドラッグして、[完了] をクリックします。

    3 つのすべてのクラウド プロバイダの選択を変更できます。

    選択したデータ プロバイダでデフォルトの仮想マシン グループを実行するコストを表示して、選択した各プロバイダのコストを比較することができます。

  7. クラウドを比較するために仮想マシンを追加する場合は、次のいずれかの手順を実行してください。
    • [仮想マシン グループを追加] リンクをクリックし、新しい仮想マシン グループを追加します。

    • [現在の仮想マシンをテンプレートとして使用] リンクをクリックして、プライベート クラウドからインポートする仮想マシンを選択します。

    • [ブループリントからインポート] リンクをクリックして、vRealize Automation からブループリントをインポートします。

      注:
      • このオプションを使用できるのは、[What-If 分析] > [パブリック クラウド] を選択した場合のみです。

      • ブループリントに vSphere コンポーネントが含まれていて、ブループリントが同じテナントに属していることを確認します。

      • vRealize Business for CloudvRealize Automation 7.0 以降と統合されていることを確認します。

  8. (オプション) 必要に応じて仮想マシンの設定を変更し、[保存] をクリックします。

タスクの結果

使用しているプライベート クラウドおよび他のパブリック クラウド プロバイダに仮想マシンを追加すると、インフラストラクチャのコストが更新されます。複数の仮想マシンを選択すると、vRealize Business for Cloud では CPU、RAM、およびオペレーティング システムの構成に応じて仮想マシンがグループ化され、グループ内の仮想マシンの数が表示されます。

注:

選択する場所はすべてのグループ構成に適用されます。以前の vRealize Business for Cloud の既存のグループ構成の場合は、上位の使用された場所がすべての構成に割り当てられます。各グループ構成に異なる場所を割り当てることはできません。