vRealize Automationが vRealize Business for Cloud で構成されている場合、vRealize Automation 内のすべてのインフラストラクチャの価格設定は vRealize Business for Cloud で構成する必要があります。
vRealize Business for Cloudは vRealize Automation 6.x および 7.x のバージョンに異なる方法で価格設定情報を提供します。
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vRealize Automationにおけるコスト計算 |
vRealize Business for Cloudが vRealize Automation 6.x と統合されている場合、vRealize Business for Cloud はメモリ (GB) および仮想 CPU の価格設定情報をホストごとに、またはクラスタ単位で提供します。vRealize Business for Cloudは、vRealize Business for Cloud で構成された価格設定ポリシーに基づいて価格を計算し、vRealize Automation に提供します。価格計算は、特定のホストまたはクラスタにあるすべての仮想マシンの平均日次価格に基づいて決まります。vRealize Automationはこれらの価格値を使用してコスト プロファイルに入力します。詳細については、『vRealize Automation』を参照してください。
vRealize Automationで新しいマシンをプロビジョニングしているときに、vRealize Business for Cloud が vRealize Automation 7.3 より前のバージョンと統合された場合、vRealize Automation はvRealize Business for Cloud と通信して、このマシンの初期価格を取得します。vRealize Business for Cloudはこれらの初期価格をvRealize Business for Cloud の価格設定ポリシーおよびリソース割り当てに基づいて計算します。価格設定ポリシーは予約、予約ポリシー、およびブループリントに基づいて定義されます。また、vRealize Business for Cloudでは、運用コスト、1 回限りのコスト、およびカスタム プロパティのコストをモデル化することもできます。
vRealize Business for Cloudが vRealize Automation 7.3 以降と統合された場合、
vRealize AutomationはvRealize Business for Cloud と通信して、マシンの初期価格を取得します。vRealize Business for Cloudはこれらの初期価格を vRealize Business for Cloud の価格設定ポリシーおよびリソース割り当てに基づいて計算します。
注:
vRealize Business for Cloudは、初期価格を計算する際に、リソースに対して定義された価格設定方法を考慮しません。初期設定価格は常に、リソースの割り当てに基づいて計算されます。
vRealize Business for Cloudは、 に表示される、vRealize Automation にデプロイされた仮想マシンの費用(月度累計)を計算します。仮想マシンのコスト計算中に、vRealize Business for Cloudは vRealize Automation 内のデプロイ構造を識別し、オブジェクトに価格を追加します。
注:
vRealize Business for Cloudの vRealize Automation 仮想マシン レポートに表示されるブループリントの値が、vRealize Automation()の費用(月度累計)列の値と一致することを確認します。
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vRealize Automationに向けた vRealize Business for Cloud における価格設定とショーバック |
vRealize Business for Cloudが vRealize Automation 6.x と統合された場合、vRealize Business for Cloud はコンピュートのグループ分け方法として予約のみをサポートし、vRealize Business for Cloud はストレージのグループ分け方法としてストレージ パス ベースの価格設定をサポートします。
vRealize Business for Cloudが vRealize Automation 7.x と統合された場合、vRealize Business for Cloud はコンピュートのグループ分け方法として、ブループリント、予約、予約ポリシーに基づいた価格設定をサポートします。さらに、vRealize Business for Cloudではストレージのグループ分け方法として、ストレージ パスおよびストレージ予約のポリシーをサポートします。
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