ESXiホストや vCenter Server Appliance インスタンスは vRealize Log Insight で解析可能な非構造化ログデータを生成します。
vRealize Log Insight 統合インターフェイスを使用し、登録済み
vCenter Server 上の
ESXi ホストを構成して Syslog データを
vRealize Log Insight にプッシュします。
注意: 構成タスクをパラレルに実行すると、ターゲット ESXi ホストの Syslog 設定が正しくなくなることがあります。構成しようとしている ESXi ホストを別のユーザーが構成していないことを確認します。
初期構成が設定されたら、まだ構成されていない既存および新しく追加された vSphere ESXi ホストの両方を定期的に検索して自動的に構成するオプションを有効にできます。現在構成されているプロトコルは、ESXi ホストを自動的に構成するために使用されます。
vRealize Log Insightクラスタは統合ロード バランサを利用して、クラスタの個々のノード間に ESXi と vCenter Server Appliance の Syslog フィードを分散させることができます。
構成されたメッセージが vRealize Log Insight に送信される前に ESXi ホスト上で Syslog メッセージをフィルタリングする方法の詳細については、『[vSphere のインストールとセットアップ]』ガイドのESXi の設定セクションで、「ESXi ホストのログ フィルタリングの構成」のトピックを参照してください。
vCenter Server Applianceから Syslog フィードを構成する方法については、「vRealize Log Insight にログ イベントを転送するための vCenter Server の構成」を参照してください。
vRealize Log Insightは、ESXi ホスト バージョン 5.5 以降から Syslog データを受信できます。
前提条件
- ESXi ホストを管理する vCenter Serverがお使いの vRealize Log Insight インスタンスに登録されていることを確認します。
- ユーザーが保持しているユーザー認証情報に、ESXi ホストで Syslog を構成するために必要な権限が含まれていることを確認します。
注: vCenter Server インベントリ内のトップレベル フォルダに関する権限を構成し、 [子へ伝達] チェック ボックスが選択されていることを確認します。
手順
- メイン メニューを展開し、[統合] > [vSphere] に移動します。
- [ログを Log Insight に送信するように ESXi ホストを構成します] チェック ボックスを選択します。
- [詳細オプション] をクリックします。
- 選択された ESXi ホストのプロトコルを変更するには、次の手順を実行します。
- [ホストによるフィルタ] リストから 1 つまたは複数のホストを選択します。
- 選択されているプロトコルが目標のプロトコルであるかどうかを確認し、異なる場合は該当のプロトコルを選択します。
- 現在構成されているプロトコルで ESXi ホストの自動構成を有効にするには、[すべての ESXi ホストを自動的に構成する] を選択します。有効にすると、vRealize Log Insight は、まだ構成されていない既存および新しく追加された vSphere ESXi ホストの両方を定期的に検索して構成します。
- [構成] をクリックして選択したホストの構成を開始します。ESXi のダイアログ ボックスが閉じます。
- メッセージ ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
- プロトコル設定を変更した場合は、[ESXi 構成] ダイアログ ボックスを閉じた後に、メイン ウィンドウで [保存] をクリックします。
- (オプション) クラスタを使用している場合は、[vSphere 統合] ページの [ターゲット] テキスト ボックスのドロップダウン メニューを開き、ロード バランサのホスト名または IP アドレスを選択してロード バランサを指定できます。