vRealize Operations にアラート通知とメトリックを送信するように vRealize Log Insight を構成できます。

vRealize Log InsightvRealize Operations および vRealize Operations Installable を統合できます。Installable バージョンと統合するには、vRealize Operations 構成に変更を加える必要があります。vRealize Log Insight と統合するための vRealize Operations Installable の構成の詳細については、『Log Insight スタート ガイド』を参照してください。

vRealize Log Insight のアラートを vRealize Operations と統合すると、単一のユーザー インターフェイスで環境に関するすべての情報を表示できます。

複数の vRealize Log Insight インスタンスから通知イベントを単一の vRealize Operations インスタンスに送信できます。vRealize Operations インスタンスごとに 1 つの vRealize Log Insight に対してコンテキストでの起動を有効にできます。

vRealize Log InsightvRealize Operations REST API を使用して、コンテキストでの起動のアダプタを構成するためにリソースと vRealize Operations の関係を作成します。

前提条件

  • vRealize Operations で、必要な権限を持つ統合ユーザー アカウントを作成します。詳細については、vRealize Operations との統合の要件を参照してください。
  • ターゲット vRealize Operations インスタンスの IP アドレスまたはホスト名が判明していることを確認します。
  • スーパー管理者ユーザー、または関連する権限を持つロールに関連付けられたユーザーとして vRealize Log Insight の Web ユーザー インターフェイスにログインしていることを確認します。詳細については、ロールの作成および変更を参照してください。Web ユーザー インターフェイスの URL 形式は https://log-insight-host です。log-insight-hostvRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名です。
注:

ロード バランサが設定された vRealize Operations クラスタを実行している環境では、ロード バランサが利用可能な場合、その IP アドレスを使用できます。

手順

  1. メイン メニューを展開し、[統合] > [vRealize Operations] に移動します。
  2. プライマリ ノードまたはロード バランサ(構成されている場合)の IP アドレスまたはホスト名を入力します。vRealize Operations ユーザー認証情報を使用して [接続をテスト] をクリックします。vRealize Log Insight はこの認証情報を使用して vRealize Operations に通知イベントをプッシュします。設定されたユーザーが統合を機能させるために必要な最小権限を持っていることを確認してください。ローカルまたは Active Directory ユーザー アカウントに必要な最小権限を参照してください。
  3. vRealize Operations が信頼されていない SSL 証明書を提供している場合は、ダイアログ ボックスにその証明書の詳細が表示されます。[承諾] をクリックして、vRealize Log Insight クラスタ内のすべてのノードのトラストストアに証明書を追加します。
    [キャンセル] をクリックすると、証明書がトラストストアに追加されず、 vRealize Operations との接続が失敗します。正常に接続するには、証明書を承諾する必要があります。
  4. vRealize Operations ペインで、お好みに応じて該当するチェック ボックスをオンにします。
    • vRealize Operations にアラートを送信するには、[アラート統合を有効にする] を選択します。
    • vRealize OperationsvRealize Log Insight を開き、オブジェクト ログをクエリするには、[コンテキストでの起動を有効にする] を選択します。詳細については、vRealize Operations での vRealize Log Insight のコンテキストでの起動の有効化を参照してください。
    • メトリックを計算して vRealize Operations に送信するには、[メトリック計算の有効化] を選択します。
  5. [保存] をクリックします。
    接続をテストしておらず、 vRealize Operations が信頼されていない証明書を提供している場合は、手順 4 の指示に従います。

次のタスク

  • vRealize Operations ユーザー インターフェイスの関連するページで、vRealize Log Insight が送信する通知イベントを確認してください。