エージェントによって収集されたログは最大 3 つの宛先に転送できます。宛先には、vRealize Log Insight サーバ、フォワーダ、またはサードパーティのログ管理ソリューションを含めることができます。

たとえば、監査ログまたはシステム ログをセキュリティ チームのサーバに、アプリケーション ログを開発運用チームのサーバに、メトリック ログを IT 管理システムに送信することができます。フィルタを使用して、どの情報を宛先に送信するかを指定します。1 つの vRealize Log Insight エージェントから最大 3 つの宛先にログを転送できます。

エージェントの構成は、ローカルの liagent.ini ファイルの [server|<dest_id>] セクションを介して実行されます。vRealize Log Insight サーバまたはフォワーダには cfapi プロトコルを使用し、その他のターゲットまたは宛先には Syslog を使用します。

エージェントに複数の宛先を指定する場合、最初の宛先はデフォルトの loginsight の場所を使用します。その他の宛先の位置情報を指定する必要があります。

次の例は、liagent.ini ファイルの 2 つの宛先を指定する部分を示しています。デフォルトのサーバ名 loginsight はデフォルトで最初の宛先に暗黙的に適用されるので、指定されていません。2 番目の [server|<dest_id>] セクションは、宛先を指定します。

; The first (default) destination receives all collected events.
[server]
ssl=yes

; The second destination receives just syslog events through the plain syslog protocol.
[server|syslog-audit]
hostname=third_party_audit_management.eng.vmware.com
proto=syslog
ssl=no

エージェントのフィルタを作成する方法の詳細については、vRealize Log Insight エージェントからのログ イベントのフィルタリングを参照してください。