vRealize Log Insight エージェントは、いくつかのログのローテーション スキームをサポートします。

ログのローテーションにより、ログ ファイルが無限に増えるのを防止します。いくつかのログのローテーション スキームかあり、それぞれ特定のユースケース セット用に設計されています。 vRealize Log Insight には、次のスキームに対するネイティブ サポートが含まれています。
表 1. vRealize Log Insight エージェントによってサポートされるログのローテーション スキーム
ログのローテーション スキーム 説明
create-new サイズまたは時間の制限値に達すると、新しいログ ファイルが作成されます。ロガー プロセスは、現在のログ ファイルへの書き込みを停止し、ログの出力先を新しく作成したファイルに変更します。既存のファイルが名前の変更あるいはその他の方法で処理されることはありません。
rename-recreate サイズまたは時間の制限に達すると、logrotate などの外部ユーティリティによってログ ファイルの名前が変更されます。次にロガー プロセスはログ ファイルを以前の名前で作成します。
copy-truncate サイズまたは時間の制限に達すると、logrotate などの外部ユーティリティによってログ ファイルがコピーされます。ログのプロセスでは、コピーされたファイルの名前が変更され、サイズが 0 になるように元のファイルが切り捨てられます。ロガー プロセスは、元のファイルへのログの書き込みを続行できます。