一時フィールドは、クエリの一部として存在するフィールドですが、vRealize Log Insight インスタンス内にグローバルに保存されたり、インストール済みパックの一部として保存されたりすることはありません。

vRealize Log Insight は、変更対象のフィールドに依存するクエリを自動的に更新することで、一時フィールドが作成される可能性を減らします。

注: 保存済みクエリが依存するフィールドを削除すると、そのクエリには一時フィールドが作成されます。

[インタラクティブ分析] ページで保存済みクエリを実行すると一時フィールドが表示され、保存済みクエリで使用されているフィールドの名前の右に名前空間「Temporary」が付きます。

1 つ以上のフィールドを含むクエリvRealize Log Insight 内に保存されたクエリの場合、クエリの保存時に使用されるフィールド定義は、フィールドが変更されると変更されます。フィールドの変更には次のものがあります。

  • フィールド値の変更
  • 値の前の正規表現、およびフィールド値の後の正規表現の変更
  • フィールド名の変更
  • フィールドの削除

コンテンツ パックをエクスポートすると、vRealize Log Insight によってすべての一時フィールドがコンテンツ パック フィールドに変換されます。コンテンツ パック内に一時フィールドが表示されている場合は、一時フィールドと共にエクスポートされた以前の製品バージョンのコンテンツ パックが表示されているか、コンテンツ パックが手動で編集された可能性があります。

既存の抽出済みフィールドと同じ名前の一時フィールドがある場合、この一時フィールドの末尾に {n} が表示されます。たとえば、product_test_field という名前のフィールドがあった場合は、エクスポート中に product_test_field {2} も表示される場合があります。この動作が見られる場合は、一時フィールドが存在します。この問題に対処するには、[選択しない] オプションをエクスポート ダイアログ ボックスの下部で選択し、末尾に {n} が表示される抽出フィールドが選択されるまで、各ダッシュボードとアラートまたはそのいずれかを選択します。ダッシュボードとアラート、またはそのいずれかに移動し、各クエリを編集します。抽出されたフィールドを使用するクエリを見つけたら、末尾の {n} がないフィールドを使用するようにフィルタまたは集約を変更してクエリを保存します。末尾が {n} のフィールドを使用しているすべてのクエリに対してこの手順を完了すると、エクスポート中にこのフィールドは表示されなくなります。