既存のフィールドのリストを使って、フィールドの特定の値でログ イベントを検索できます。
重要:
vRealize Log Insightは、完全な英数字、ハイフン、アンダースコアの文字をインデックス化します。
前提条件
ユーザー ロールまたは関連する権限を持つロールに関連付けられたユーザーとして vRealize Log Insight の Web ユーザー インターフェイスにログインしていることを確認します。詳細については、『vRealize Log Insight の管理』のロールの作成と変更を参照してください。Web ユーザー インターフェイスの URL 形式は https://log_insight-host です。log_insight-host は vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名です。
手順
- メイン メニューを展開し、[ログの確認] をクリックします。
- [フィルタの追加] をクリックします。
- 検索テキスト ボックスの下のフィルタ行で、最初のドロップダウン メニューを使用して、vRealize Log Insight 内で定義された任意のフィールドを選択します。
たとえば、
[hostname]、
[text]、
[_index] などです。
[_index] フィールドを選択すると、既存のインデックス パーティションからログをクエリできます。これにより、パーティション フィルタに基づいてイベントの特定のサブセットがリストされ、すぐに結果が表示されます。
リストには、コンテンツ パックとカスタム パック内で静的に使用できるすべての定義済みフィールドがあります。
[text] および
[_index] フィールド以外のフィールドは名前で並べ替えられます。
[text] はメッセージ テキストを参照する特別なフィールドであるため、
[text] はリストの最上部に表示され、デフォルトで選択されています。
[_index] はインデックス パーティションを参照する特別なフィールドでもあるため、リストの
[text] フィールドの後に
[_index] が表示されます。
注: 数値フィールドには、文字列フィールドにはないその他の演算子が含まれています:
[=]、
[>]、
[<]、
[>=]、
[<=]。 これらの演算子は数値比較を実行し、文字列演算子を使うよりも多様な結果を生成します。たとえば、フィルタ
[response_time]
[=]
02 は、値が 2 の
[response_time] フィールドを持つイベントに一致します。 フィルタ
[response_time]
[contains]
02 は、上記と同じ一致にはなりません。
- 検索テキスト ボックスの下のフィルタ行で、2 番目のドロップダウン メニューを使用して、最初のドロップダウン メニューで選択したフィールドに適用する操作を選択します。
例:
- [is] または [is not] を選択します。これらのフィルタは完全な名前を照合します。[_index] フィールドに [is] を使用すると、指定したインデックス パーティションに格納されているすべてのイベントを照合します。[_index] フィールドに [is not] を使用すると、指定したインデックス パーティションに格納されていないすべてのイベントを照合します。
- [contains] を選択します。[contains] フィルタは、フル トークンに一致します。「err」で検索した場合、「error」は一致として検出されません。[_index] フィールドに [contains] を使用すると、既存のすべてのインデックス パーティションのグローバル パターンを照合します。
- フィルタ ドロップダウン メニューの右にあるテキスト ボックスに、フィルタとして使用する値を入力します。
複数の値をカンマで区切って挙げることができます。これらの値の演算子は OR です。
注: 2 番目のドロップダウン メニューで
[exists] 演算子を選択した場合、テキスト ボックスは使用できません。
- (オプション) さらにフィルタを追加する場合は、[フィルタの追加] をクリックします。
注:
[_index] フィールドを使用して、1 つのフィルタのみを追加できます。ただし、
[_index] フィールドを含むフィールドを追加した後に、他のフィールドを使用してフィルタを追加することができます。
フィルタ行の上にトグル ボタンが表示されます。
- (オプション) 複数のフィルタ行の場合は、フィルタ間の演算子を選択します。
オプション |
説明 |
すべて |
フィルタ行の間に AND 操作を適用する場合に選択します。 |
任意 |
フィルタ行の間に OR 操作を適用する場合に選択します。 |
デフォルトでは、
[all] が選択されています。
注:
[_index] フィールドは、補足フィールドと見なされます。このフィールドをフィルタに含めると、そのフィルタは AND 演算子を使用して他のフィールドを含むフィルタと結合されます。ただし、OR 演算子を選択して、フィルタを
[_index] 以外のフィールドと組み合わせることができます。
- [検索] ボタンをクリックします。
例: 名前に共通の文字列があるホスト グループを検索する
複数のホストの中に、w1-stvc-205-prod3 という名前のホストと w1-stvc-206-prod5 という名前の別のホストがあるとします。
両方のホストのログをすべて検索するには、次のクエリを作成します。
- [検索] テキスト ボックスを空のままにします。
- フィルタを定義します。
- 最初のドロップダウン メニューで [hostname] を選択します。
- 演算子ドロップダウン メニューで [starts with] を選択します。
- 値のテキスト ボックスに w1-stvc と入力します。
または、[contains] 演算子を使用できます。ただし、検索値に glob を使用する必要があります。この例では、値のテキスト ボックスに w1-stvc-* と入力する必要があります。
- [検索] ボタンをクリックします。
次のタスク
現在のクエリを保存して、後の段階でロードすることができます。