フィールド値のテキスト ボックスに正規表現を入力して、ログ イベントからフィールドを抽出できます。

入力する正規表現には、Java の正規表現構文を使用する必要があります。

表 1. 文字演算子
正規表現 説明
\ 特殊文字をエスケープ
\b 語境界
\B 非語境界
\d 1 つの数字
\D 1 つの非数字
\n 改行
\r 改行文字
\s 1 つのスペース
\S 空白以外の任意の文字
\t タブ
\w 1 つの英数字またはアンダースコア文字
\W 1 つの非英数字または非アンダースコア文字

たとえば、文字列 1234-5678 があり、次の正規表現を適用するとします

正規表現 結果
\d 1
\d+ 1234
\w+ 1234
\S 1234-5678
表 2. 数量演算子
正規表現 説明
. 改行以外の文字
* 0 個以上の文字(最長一致)
? 0 または 1 個の文字または最短一致
+ 1 個以上
{<n>} 正確に <n> 回
{<n>,<m>} <n> ~ <m> 回

たとえば、文字列 aaaaa があり、次の正規表現を適用するとします

正規表現 結果
. a
* aaaaa
.*? aaaaa
.{1} a
.{1,2} aa
表 3. 結合演算子
正規表現 説明
.* すべて
.*? すべて(直前の最短一致)

たとえば、文字列 a b 3 hi d hi があり、次の正規表現を適用するとします

正規表現 結果
a.* hi b 3 hi d
a .*?hi b 3
表 4. 論理演算子
正規表現 説明
^ 行頭、またはカッコ内にない文字
$ 行の最後
() カプセル化
[] カッコ内の 1 文字
| OR
- 範囲
\A 文字列の最初
\Z 文字列の最後

たとえば、次の正規表現を適用するとします

正規表現 結果
(hello)? hello を含んでいるか、または含んでいない
(a|b|c) a または b または c
[a-cp] a または b または c または p
world$ world で終わり、後に何も続かない
表 5. 先読み演算子
正規表現 説明
?= 正の先読み(含む)
?!= 負の先読み(含まない)

たとえば、次の正規表現を適用するとします

正規表現 結果
is (?=\w+)\w{2} primary is FT primary? 偽
opid=(?!WFU-1fecf8f9)\S+ WFU-3c9bb994
表 6. 正規表現のその他の例
正規表現 説明
[xyz] x、y、または z
(info|warn|error) info、warn、または error
[a-z] 1 個の小文字
[^a-z] 1 個の非小文字
[a-z]+ 1 個以上の小文字
[a-z]* 0 個以上の小文字
[a-z]? 0 または 1 個の小文字
[a-z] {3} 3 個だけの小文字
[\d] 数字
\d+$ 1 個以上の数字の後にメッセージ終了が続く
[0-5] 0 ~ 5 の数字
\w 文字(英字、数字、またはアンダースコア)
\s 空白
\S 空白以外の任意の文字
[a-zA-Z0-9]+ 1 個以上の英数字
([a-z] {2,} [0-9] {3,5}) 2 個以上の文字の後に 3~ 5 個の数字が続く