アラート クエリに一致するイベントの数が設定したしきい値を超える場合、vRealize Log Insight でアラートを定義して E メールまたは Webhook 通知を送信するか、vRealize Operations で通知イベントをトリガできます。
手順
- メイン メニューを展開し、[アラート] > [アラートの定義] に移動します。
- [新規作成] をクリックします。
ヒント:
[ログの確認] ページに移動して、クエリに基づいてアラートを作成することもできます。クエリを入力し、
[検索] ボタンの横にある
をクリックし、
[クエリからアラートを作成] を選択します。
- アラートの名前を入力します。
${
フィールド名
}
の形式でフィールドを含めることにより、アラート名をカスタマイズできます。たとえば、
Alert for ${hostname} VPXA Logs のようにアラート名を入力できます。2 つのホスト名があり、アラートの E メール通知を設定した場合、E メールの件名は次のようになります。
Alert for "hostname loginsight-01.eng.vmware.com and 1 more" VPXA Logs
説明では、
event_type、
source、
filepath など、他の静的フィールドを使用できます。抽出したフィールドを使用することもできます。
注:
- アラート名に追加できる静的フィールドまたは抽出したフィールドは 1 つだけです。
- アラート名に抽出したフィールドを使用する場合は、アラート クエリの一部にする必要があります。アラートに「次でグループ化」条件がある場合、抽出されたフィールドも「次でグループ化」条件の一部である必要があります。
- vRealize Operations に通知を送信する場合、フィールドごとに 1 つの通知イベントが送信されます。たとえば、アラート名に
${hostname}
が含まれ、5 つのホスト名がある場合、各ホスト名に 1 つずつ、5 つの通知イベントが送信されます。
- アラートをトリガするイベントの短くわかりやすい説明を入力します。
${
フィールド名
}
の形式で 1 つ以上のフィールドを含めることにより、アラートの説明をカスタマイズできます。たとえば、
VPXA logs were generated for ${hostname} というアラートの説明を入力できます。2 つのホスト名があり、アラートの E メール通知を設定した場合、E メールにはサンプル ログがいくつかリストされ、次に以下の情報が表示されます。
Additional notes for this alert:
VPXA logs were generated for
hostname
loginsight-01.eng.vmware.com
loginsight-02.eng.vmware.com
説明では、
event_type、
source、
filepath など、他の静的フィールドを使用できます。抽出したフィールドを使用することもできます。
注:
- アラートの説明では、静的フィールドまたは抽出したフィールドを 1 つのみ使用できます。
- アラート名に抽出したフィールドを使用する場合は、アラート クエリの一部にする必要があります。アラートに「次でグループ化」条件がある場合、抽出されたフィールドも「次でグループ化」条件の一部である必要があります。
- アラートの基になるクエリを入力します。
- アラートのトリガ条件を入力します。期間を選択し、静的フィールドまたは抽出したフィールドでクエリ結果をグループ化できます。
トリガ条件 |
説明 |
すべての一致する項目
注: このトリガ条件は、[期間] ドロップダウン メニューで
[リアルタイム] を選択すると設定できます。
|
アラート クエリは毎分自動的に実行されます。1 分以内に少なくとも 1 つのイベントがクエリに一致すると、通知がトリガされます。 |
イベントの合計数 |
ドロップダウン メニューで選択した期間内に発生する一致イベントの数が、X より多いか少ない場合に、通知がトリガされます。 このタイプのアラートがトリガーされると、重複するアラートが同じ一連のイベントに対して生成されないように、当該アラートはその期間中スヌーズされます。スヌーズ中にアラートを有効にする場合は、無効にしてから再度有効にします。 |
フィールドの一意の数 |
ドロップダウン メニューで選択した期間内に、フィールド F の一意の数が X より多いか少ない場合に、通知がトリガされます。 |
フィールドでの集計操作 |
ドロップダウン メニューで選択した期間内に、フィールド F に適用される集計操作 A が X より多いか少ない場合に、通知がトリガされます。 |
トリガ条件に基づいて通知を送信するように、アラートを構成できます。
- (オプション) アラートの送信時に通知メッセージに含まれるアラートの推奨事項を入力します。
- (オプション) テスト アラート通知を送信するには、[テスト アラートを送信] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
結果
アラートの定義が [アラートの定義] ページに表示されます。
次のタスク
アラートを有効化、無効化、または変更できます。