root または root 以外のユーザーとしてvRealize Log InsightLinux エージェントをインストールまたは更新し、インストール中に設定パラメータを設定できます。インストール後に、インストールしたバージョンを確認できます。

前提条件

  • インストールのデフォルトとその変更方法については、Linux での vRealize Log Insight エージェントのインストールのコマンド ライン オプションを参照してください。
  • root としてログインするか、または sudo を使用してコンソール コマンドを実行します。
  • vRealize Log InsightLinux エージェントが機能するためには、syslog およびネットワーク サービスにアクセスできる必要があります。vRealize Log InsightLinux エージェントは、実行レベル 3 または 5 でインストールおよび実行してください。他の実行レベルで vRealize Log InsightLinux エージェントを実行する場合は、それに応じて適切にシステムを構成します。

手順

  1. コンソールからエージェントをインストールまたはアップグレードできます。
    • デフォルトの設定で vRealize Log InsightLinux エージェントをインストールするには、コンソールを開いて次のコマンドを実行します。
       rpm -i VMware-Log-Insight-Agent-<version-and-build-number>.rpm	  
    • 現在の設定を変更せずにエージェントをアップグレードするには、コンソールを開いて次のコマンドを実行します。
       rpm -Uhv VMware-Log-Insight-Agent-<version-and-build-number>.rpm
  2. (オプション) 更新中に、インストールのデフォルトの設定値または現在の設定値をオーバーライドできます。この操作を行うには、インストールまたはアップグレード コマンドにオプションを指定します。
    sudo <OPTION=value> rpm -i <version-and-build-number>.rpm
  3. (オプション) 次のコマンドを実行して、インストールされたバージョンを確認します。
                rpm -qa | grep Log-Insight-Agent
              

例: Linux エージェントのインストールと更新の例

  • 次のコマンドは、Linux RPM ディストリビューション用の vRealize Log Insight エージェントをインストールします。別のサーバにエージェントをインストールし、デフォルト以外のポート番号を割り当て、vRealize Log Insight エージェントのユーザーを作成します。
    sudo SERVERHOST=myagentserver SERVERPORT=1234 LIAGENTUSER=liagent rpm -i VMware-Log-Insight-Agent-44.1234.rpm
  • 次のコマンドは、指定された rpm ファイルでエージェントを更新します。エージェントの現在の設定は変更されません。
     rpm -Uhv VMware-Log-Insight-Agent-44.1234.rpm