vRealize Log Insight は Syslog プロトコルおよび HTTP を介してデータを収集します。また、vCenter Server に接続してイベント、タスク、およびアラーム データを収集したり、vRealize Operations と統合して通知イベントを送信し、コンテキスト内での起動を可能にしたりできます。サポート対象製品バージョンの最新アップデートについては、『VMware vRealize Log Insight リリース ノート』を参照してください。
仮想アプライアンスの展開
vRealize Log Insight 仮想アプライアンスを展開するには、vSphere を使用する必要があります。vCenter Server との接続には、必ず vSphere Client を使用してください。vRealize Log Insight 仮想アプライアンスは、vCenter Server バージョン 5.0 以降によって管理される ESX/ESXi ホスト バージョン 5.0 以降に展開する必要があります。
Syslog フィード
vRealize Log Insight は次のポートおよびプロトコルを介して Syslog データを収集および分析します。
- 514/UDP
- 514/TCP
- 1514/TCP (SSL)
vRealize Log Insight に Syslog フィードをプッシュするように、オペレーティング システム、アプリケーション、ストレージ、ファイアウォール、ネットワーク デバイスなどの環境コンポーネントを構成する必要があります。
API フィード
- 9000/TCP
- 9543/TCP (SSL)
vSphere の統合
1 つ以上の vCenter Server インスタンスで発生したタスク、イベント、およびアラームのデータをプルするように、vRealize Log Insight を構成できます。vRealize Log Insight は vSphere API を使用して vCenter Server システムに接続し、データを収集します。
Syslog データを vRealize Log Insight に転送するように、ESXi ホストを構成できます。
vCenter Server および ESXi の特定のバージョンとの互換性情報については、VMware 製品の相互運用性マトリクスを参照してください。
vSphere 環境への接続の詳細については、「vRealize Log Insight の vSphere 環境への接続」を参照してください。
vRealize Operations の統合
vRealize Log Insight および vRealize Operations vApp または Installable は 2 つの独立した方法で統合できます。
vRealize Operations のサポートされるすべてのバージョンは、通知およびコンテキストでの起動をサポートします。
- vRealize Log Insight は vRealize Operations に通知イベントを送信できます。
vRealize Operations に通知イベントを送信する vRealize Log Insight の構成を参照してください。
- vRealize Operations のコンテキストの起動メニューに vRealize Log Insight に関連するアクションが表示されます。
vRealize Operations での vRealize Log Insight のコンテキストにおける起動の有効化を参照してください。