仮想アプライアンスを展開した後、またはクラスタからワーカー ノードを取り外した後に、vRealize Log Insight Web インターフェイスに初めてアクセスする場合は、初期構成手順を実行する必要があります。
初期構成中に変更したすべての設定も、管理 Web ユーザー インターフェイスで使用することができます。
カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) に参加している場合に vRealize Log Insight が収集して VMware に送信する可能性のあるトレース データの詳細については、カスタマー エクスペリエンス向上プログラムを参照してください。
前提条件
- vSphere Client の vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスを書き留めます。IP アドレスの検索方法の詳細については、vRealize Log Insight 仮想アプライアンスのデプロイ を参照してください。
- 使用しているブラウザがサポートされていることを確認します。最小要件を参照してください。
- 有効なライセンス キーが手元にあることを確認してください。https://my.vmware.com/ の My VMware™ で、アカウントを通じて評価用ライセンス キーまたは永続的ライセンス キーを要求できます。
- ローカル、vCenter Server、または Active Directory の認証情報を使用して vRealize Log Insightを vRealize Operations に統合する場合、これらのユーザーがvRealize Operations カスタム ユーザー インターフェイスにインポートされていることを確認します。LDAP の構成方法については、vRealize Operations Manager ドキュメントを参照してください。
手順
- サポート対象ブラウザを使用して、vRealize Log Insight の Web ユーザー インターフェイスに移動します。
URL 形式は https://
log_insight-host/ です。
log_insight-host は
vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名です。
初期構成ウィザードが開きます。
- [新しい展開の開始] をクリックします。
- 管理者(ユーザー名 admin)用のパスワードを設定して、[保存して続行] をクリックします。オプションとして、管理者のメール アドレスを指定することもできます。
管理者は、スーパー管理者ロールにリンクされたユーザーです。ロールの詳細については、『
vRealize Log Insight の管理』の
ロールの作成と変更を参照してください。
- ライセンス キーを入力し、[ライセンス キーの追加] をクリックして、[保存して続行] をクリックします。
- [全般構成] ページに、vRealize Log Insight からシステム通知を受信するメール アドレスを入力します。
- Webhook を使用して vRealize Operations またはサードパーティのアプリケーションに通知を送信する場合、[HTTP Post システム通知の送信先] テキスト ボックスにスペースで区切った URL のリストを入力します。
- (オプション) CEIP を終了するには、[VMware カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加する] オプションを選択解除します。[保存して続行] をクリックします。
注: CEIP に参加すると、
vRealize Log Insight は Pendo と呼ばれるサードパーティ製ツールを使用して分析 Cookie を収集します。Pendo は、ユーザーがクリックした場所を追跡することで、ユーザー インターフェイスとの対話に基づいてデータを収集し、
vRealize Log Insight がどのように使用されているかを VMware が理解できるようにします。このデータは、VMware のサービスと設計を改善するために使用されます。詳細については、
プライバシー通知を参照してください。
- [時間の構成] ページで vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの時間の同期方法を設定し、[テスト] をクリックします。
オプション |
説明 |
[NTP サーバ(推奨)] |
デフォルトの場合、vRealize Log Insight はパブリック NTP サーバと同期するように構成されています。ファイアウォール設定のために外部 NTP サーバにアクセスできない場合は、組織の内部 NTP サーバを使用できます。 複数の NTP サーバを区切るには、カンマを使用します。 |
[ESX/ESXi ホスト] |
使用できる NTP サーバがない場合は、vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの展開先の ESXi ホストと時間を同期することができます。 |
- [保存して続行] をクリックします。
- (オプション) 送信アラートおよびシステム通知メールを有効にするには、SMTP サーバのプロパティを指定します。
SMTP の構成が正しいことを確認するには、有効なメール アドレスを入力し、
[テスト] をクリックします。
vRealize Log Insight は指定されたアドレスにテスト メールを送信します。
- (オプション) カスタム SSL 証明書を提供するには、証明書ファイルを PEM 形式でクラスタにアップロードします。また、既存の証明書の詳細を表示することもできます。
システムにより、証明書がクラスタのすべてのノードのトラストストアに追加され、後で使用するために保存されます。
カスタム SSL 証明書の前提条件の詳細については、カスタム SSL 証明書のインストールを参照してください。
- [保存して続行] をクリックします。
結果
vRealize Log Insight プロセスが再起動すると、
vRealize Log Insight の
[ダッシュボード] タブにリダイレクトされます。
次のタスク
- [管理] タブに移動します。[vSphere 統合] ページを使用して、vCenter Server インスタンスからタスク、イベント、およびアラートをプルするように vRealize Log Insight を構成し、vRealize Log Insight に Syslog フィードを送信するように ESXi ホストを構成します。
- vRealize Log Insight に永続的ライセンスを割り当てます。『vRealize Log Insight の管理』の「Log Insight への永続的ライセンスの割り当て」を参照してください。
- コンテキストでの起動を有効にするには、vRealize Operations の vRealize Log Insight アダプタを構成します。『vRealize Operations 構成ガイド』の「vRealize Operations を使用した vRealize Log Insight の構成」を参照してください。
- vRealize Log Insight Windows エージェントをインストールして、Windows イベント チャネル、Windows ディレクトリ、およびフラット テキスト ログ ファイルからイベントを収集します。『vRealize Log Insight エージェントの操作』のWindows エージェントのインストールを参照してください。