スタンドアロン vRealize Log Insight ノードを展開して設定した後に、新しい vRealize Log Insight インスタンスを展開し、それを既存ノードに追加して、vRealize Log Insight クラスタを形成することができます。
vRealize Log Insight は複数の仮想アプライアンス インスタンスをクラスタ化してスケール アウトできます。クラスタ化により、取り込み時のスループットを線形的にスケーリングし、クエリのパフォーマンスを高めて、取り込み時に高可用性を実現することができます。クラスタ モードの場合、vRealize Log Insight はプライマリ ノードとワーカー ノードを提供します。プライマリ ノードとワーカー ノードはいずれもデータのサブセットを処理します。プライマリ ノードはデータのあらゆるサブセットにクエリを実行して、結果を集計します。サイトのニーズをサポートするために、より多くのノードが必要になる場合があります。1 つのクラスタ内で 3 台から 18 台のノードを使用できます。つまり、完全に機能するクラスタには 3 台以上の健全なノードが必要です。大規模なクラスタのノードの大多数は健全である必要があります。たとえば、6 ノード クラスタの 3 台のノードに障害が発生した場合、障害が発生したノードが削除されるまで、どのノードも完全に機能しません。
前提条件
- vSphere Client でワーカー vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスを書き留めます。
- プライマリ vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名が判明していることを確認します。
- プライマリ vRealize Log Insight 仮想アプライアンスにスーパー管理者ロール(または関連する権限を持つロール)を持つユーザー アカウントがあることを確認します。詳細については、『vRealize Log Insight の管理』のロールの作成と変更を参照してください。
- vRealize Log Insight プライマリおよびワーカー ノードのバージョンが同期されていることを確認します。古いバージョンの vRealize Log Insight ワーカーを新しいバージョンの vRealize Log Insight プライマリ ノードに追加しないでください。
- vRealize Log Insight 仮想アプライアンス上の時刻を NTP サーバと同期する必要があります。「Log Insight 仮想アプライアンスの時刻の同期」を参照してください。
- サポート対象のブラウザ バージョンの詳細については、vRealize Log Insight リリース ノートを参照してください。
手順
次のタスク
- 必要に応じて、さらにワーカー ノードを追加します。クラスタには 3 台以上のノードが必要です。