リモート Web サーバにアラート通知を送信するように Webhook を構成できます。Webhook は、HTTP POST/PUT 経由で通知を行います。

前提条件

  • スーパー管理者ユーザー、または関連する権限を持つロールに関連付けられたユーザーとして vRealize Log Insight の Web ユーザー インターフェイスにログインしていることを確認します。詳細については、ロールの作成および変更を参照してください。Web ユーザー インターフェイスの URL 形式は https://log-insight-host です。log-insight-hostvRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名です。

  • vRealize Orchestrator (vRO) エンドポイントを使用して Webhook を作成する場合は、vRealize Orchestrator でワークフローを作成したことを確認してください。詳細については、vRealize Orchestrator クライアントでのワークフローの作成を参照してください。

手順

  1. メイン メニューを展開し、[アラート] > [Webhook] に移動します。
  2. [新しい Webhook] をクリックします。
  3. [名前] テキスト ボックスに、Webhook の名前を入力します。
  4. 次の情報を入力します。
    オプション 説明
    エンドポイント 通知の送信先のエンドポイントを選択します(Slack、Pager Duty、vRO、カスタム エンドポイントなど)。選択したエンドポイント タイプに基づいて、次の機能を利用できます。
    • ユーザー インターフェイスに、追加の入力オプションがあります。
    • ユーザー インターフェイスは Webhook ペイロードに事前定義されたテンプレートを入力します。このテンプレートは要件に合わせてカスタマイズできます。
    Webhook URL Webhook 通知をポストするリモート Web サーバの URL を入力します。URL 形式は、エンドポイントの選択に基づいて変わります。サンプルの形式が、テキスト ボックスに表示されます。
    注: vRO エンドポイント URL には、vRealize Orchestrator で作成された対応するワークフローの ID を含める必要があります。

    URL を入力した後、[テスト アラート] をクリックして接続を確認します。

    複数の Webhook URL を空白のスペースで区切って入力できます。

    統合キー Pager Duty エンドポイントを選択する場合は、Webhook 要求用の統合キーを入力します。
    詳細設定 vRO またはカスタム エンドポイントを選択する場合は、コンテンツ タイプ、認証などの追加情報を入力します。
    • vRO エンドポイントの場合、[コンテンツ タイプ] のデフォルト値は [JSON] です。必要に応じて、[XML] に変更できます。Webhook ペイロードは、選択したコンテンツ タイプに応じて生成されます。
      vRO 要求を認証するための認証ヘッダーを指定します。認証オプションには、次のようなものがあります。
      • 基本認証 - 最初のテキスト ボックスで、デフォルト値 認証 を保持します。2 番目のテキスト ボックスに、「Basic Base64_encoded_string_for_username_and_password」の形式で値を入力します。
      • ベアラー トークン認証 - 最初のテキスト ボックスで、デフォルト値 Authorization を保持します。2 番目のテキスト ボックスに、「Bearer bearer_token」の形式で値を入力します。
    • カスタム エンドポイントの場合、[コンテンツ タイプ] のデフォルト値は [JSON] で、[アクション][POST] です。これらのオプションをカスタマイズして、[カスタム ヘッダー] 内の追加のヘッダーを要求に追加できます。構成されたリモート Web サーバが Webhook 通知の POST/PUT への認証を必要とする場合は、[認証ユーザー] および [認証パスワード] テキスト ボックスにサーバで認証するためのユーザー名とパスワードを入力します。
    Webhook ペイロード この領域は [エンドポイント] ドロップダウン メニューでの選択に基づいて自動的に入力されます。Webhook 通知の POST/PUT 要求の一部として送信される本文のテンプレートであるペイロードをカスタマイズできます。本文は XML または JSON 形式にすることができます。Webhook 通知の送信中、ペイロードのパラメータは実際の値に置き換えられます。たとえば、パラメータ $(AlertName) はアラートの名前に置き換えられます。
    注: vRO エンドポイントの場合、パラメータは vRealize Orchestrator で作成された対応するワークフローの入力または出力パラメータと一致する必要があります。
    パラメータ パラメータのリストを使用して、Webhook ペイロードを作成または変更できます。
    • AlertName
    • AlertNameString
    • AlertType
    • AlertTypeString
    • SearchPeriod
    • SearchPeriodString
    • HitOperator
    • HitOperatorString
    • messages
    • messagesString
    • HasMoreResults
    • HasMoreResultsString
    • Url
    • UrlString
    • EditUrl
    • EditUrlString
    • Info
    • InfoString
    • Recommendation
    • RecommendationString
    • NumHits
    • NumHitsString
    • TriggeredAt
    • TriggeredAtString
    • SourceInfo
    • SourceInfoString
    注: messagesString を除き、他のすべての文字列パラメータ タイプの内容は同じです。
  5. [保存] をクリックします。

次のタスク

選択したエンドポイントに Webhook 通知を送信するアラートを構成します。詳細については、 Webhook 通知を送信するためのアラートの追加を参照してください。

アラートを構成した後、エンドポイントで Webhook 通知を表示できます。たとえば、vRO では、Webhook 通知はワークフローの実行としてリストされます。各ワークフローの実行では、ペイロード パラメータの値が変数セクションに表示されます。