カスタム オブジェクト グループは、1 つまたは複数のオブジェクトを含むコンテナです。vRealize Operations Managerでは、カスタム グループを使用することでグループ内のオブジェクトからのデータを収集し、そして収集したデータに関するレポートを作成します。

カスタム オブジェクト グループを使用する理由

グループを使用してオブジェクトを分類し、vRealize Operations Managerでオブジェクトのグループからデータを収集し、定義したデータ表示方法に従って結果をダッシュボードとビューに表示します。

静的なオブジェクト グループを作成することも、環境に追加された新しいオブジェクトから vRealize Operations Managerがデータを検出して収集する際にグループ メンバーシップを決定する基準を使用して動的なグループを作成することもできます。

vRealize Operations Managerは、ワールド、環境、およびライセンスなどの一般的に使用されるオブジェクト グループ タイプを備えています。 vRealize Operations Managerでは、オブジェクト グループ タイプを使用して、オブジェクトのグループを分類します。 各グループにグループ タイプを割り当てると、作成したオブジェクト グループを分類して整理することできます。

カスタム オブジェクト グループのタイプ

カスタム グループを作成するときに、オブジェクトの動的メンバーシップをグループに適用するルールを使用することも、オブジェクトを手動でグループに追加することもできます。vRealize Operations Managerにアダプタを追加すると、vRealize Operations Manager でアダプタに関連付けられたグループが使用できるようになります。

  • 動的グループ メンバーシップ。グループ内のオブジェクトのメンバーシップを動的に更新するには、グループを作成するときにルールを定義します。vRealize Operations Managerでは、定義した条件に基づいてグループにオブジェクトが追加されます。

  • 動的および手動を含む混合メンバーシップ。

  • 手動グループ メンバーシップ。オブジェクトのインベントリから、メンバーとしてグループに追加するオブジェクトを選択します。

  • アダプタに関連付けられたグループ。各アダプタがグループのメンバーシップを管理します。たとえば、vCenter Server アダプタは、vSphereインベントリのコンテナ オブジェクトに、データストア、ホスト、ネットワークなどのグループを追加します。 これらのグループを変更するには、このアダプタで操作する必要があります。

vRealize Operations Managerの管理者は、カスタム グループに詳細な権限を設定できます。グループを作成する権限を持つユーザーは、オブジェクトのカスタム グループを作成でき、vRealize Operations Managerで各グループにポリシーを適用して、オブジェクトからのデータ収集とダッシュボードおよびビューでの結果報告が行われます。

カスタム グループを作成し、そのグループにポリシーを割り当てると、vRealize Operations Managerは適用されたポリシーで定義された条件を使用することにより、グループ内のオブジェクトからデータを収集して分析できます。 vRealize Operations Managerは、ポリシーの設定に基づいてこれらのオブジェクトのステータス、問題、および推奨事項に関するレポートを作成します。

注:

vRealize Operations Manager からエクスポートまたは vRealize Operations Manager にインポートできるのは、ユーザーが明示的に定義したカスタム グループのみです。ユーザーは、複数のカスタム グループをエクスポートまたはインポートできます。インポート機能が実行されたら、ユーザーは、インポートしたグループにポリシーを関連付ける必要があるかどうかをチェックして判断する必要があります。エクスポート/インポート操作は、ユーザー定義(ユーザーが明示的に作成)のカスタム グループのみに使用可能です。

ポリシーが、vRealize Operations Managerのオブジェクト グループに関するレポートに役立つ仕組み

vRealize Operations Managerは、オブジェクト グループ内のオブジェクトを分析し、さまざまな属性の中でも特にオブジェクト グループのワークロード、容量、負荷、異常、および障害に関するレポートを作成します。

オブジェクト グループにポリシーを適用すると、vRealize Operations Managerは、グループ内のオブジェクトからデータを収集するためのポリシーで有効なしきい値設定、メトリック、スーパー メトリック、属性、プロパティ、アラートの定義、および問題の定義を使用して、ダッシュボードとビューに結果を表示します。

新しいオブジェクト グループを作成するときは、そのグループにポリシーを適用するオプションを選択できます。

  • カスタム オブジェクト グループにポリシーを関連付けるには、グループ作成ウィザードでポリシーを選択します。

  • オブジェクト グループに特定のポリシーを関連付けない場合は、ポリシーの選択をブランクのままにします。カスタム オブジェクト グループは、デフォルト ポリシーに関連付けられます。デフォルト ポリシーを変更した場合、このオブジェクト グループは、新しいデフォルト ポリシーに関連付けられます。

vRealize Operations Manager は、[アクティブなポリシー] タブに表示されている優先順位でポリシーを適用します。ポリシーの優先順位を確立すると、vRealize Operations Manager は、ポリシー内の構成済みの設定をポリシー順位に従って適用し、オブジェクトの分析とレポート作成を実行します。ポリシーの優先順位を変更するには、ポリシー行をクリックしてドラッグします。デフォルト ポリシーは常に優先順位リストの一番下に置かれます。残りのアクティブなポリシーのリストは、最高優先順位のポリシーを示す優先順位 1 から始まります。複数のオブジェクト グループのメンバーとなるようにオブジェクトを割り当てて、各オブジェクト グループに異なるポリシーを割り当てた場合、vRealize Operations Manager はそのオブジェクトに最高ランクのポリシーを関連付けます。