メイン本番ポリシーと唯一異なる設定を持つ仮想 SQL Server インスタンスの運用ポリシーを作成します。このポリシーでは、特定のオブジェクトのメモリおよび CPU 設定を変更します。次に、仮想 SQL Server でパフォーマンスが低下したときにアラートを送信するように vRealize Operations Manager を構成します。

始める前に

以下の条件が満たされていることを確認してください:

  • vSphere の運用要件を理解します。vSphere の運用要件を決定します を参照してください。

  • デフォルト ポリシーは、vSphere オブジェクトの本番環境全体に対して有効です。

このタスクについて

この手順では、仮想 SQL Server オブジェクトのサブセットに対する専用ポリシーを作成し、仮想 SQL Server インスタンスのメモリおよび CPU のキャパシティの設定を変更します。このシナリオの現段階では、カスタム ポリシーは本番ポリシーとほぼ同じです。

メインの本番ポリシーと仮想 SQL Server ポリシーの違いは、コンピューティング リソースのオーバーコミットにあります。SQL Server ポリシーの場合、コンピューティング リソースのオーバーコミットは行いません。仮想 SQL Server に直接適用するキャパシティ設定を変更する以外は、本番ポリシー全体から設定のほとんどを SQL サーバーに継承させます。

メインの本番ポリシーを本番環境全体に適用した後に、専用ポリシーの作成、メイン ポリシーからの設定の継承、仮想 SQL サーバーのキャパシティ レベルを調整するための専用ポリシーの設定変更を行います。

このポリシーを作成するには、データ センターを含むクラスタおよびこのポリシーを使用する vCenter Server を選択します。クラスタ、データ センター、ホスト システム、リソース プール、仮想マシンのリソース コンテナを含むすべてのオブジェクトにマイナー チェンジを加えます。

手順

  1. vRealize Operations Manager で、管理 > ポリシー を選択します。

    アクティブなポリシー タブに現在有効なポリシーが表示されます。

  2. ポリシー ライブラリ タブをクリックし、プラス記号をクリックしてカスタム ポリシーを追加します。
  3. ワークスペース ナビゲーション ペインで、はじめに をクリックし、ポリシーの基本情報を定義します。
    1. 名前 テキスト ボックスに、vSphere Production Virtual SQL Servers と入力します。
    2. 説明 テキスト ボックスに、Analyze capacity of virtual SQL Servers と入力します。
    3. 基本ポリシーから作業を開始するには、開始 ドロップダウン メニューから デフォルト ポリシー を選択します。
  4. ポリシー構成設定を表示します。
    1. ポリシー ワークスペースで 基本ポリシーの選択 をクリックします。
    2. 仮想マシンのオブジェクトのポリシー構成を表示するには、変更を表示 ドロップダウン メニュー、vCenter アダプタ - 仮想マシンオブジェクト タイプの表示 フィルタの順にクリックします。

      仮想マシンのポリシー構成が右側のペインに表示されます。

    3. 設定を継承するには、[ポリシーのプレビュー] ペインで 基本ポリシーから継承された構成 をクリックします。
  5. ワークスペース ナビゲーションで、分析設定 をクリックします。
  6. ワークスペース ナビゲーションで、次のオブジェクト タイプをリストに追加して、それらの設定を変更できるようにします。
    1. ドロップダウンの矢印をクリックし、vCenter アダプタ - クラスタ コンピューティング リソース をクリックして、フィルタをクリックします。
    2. ドロップダウンの矢印をクリックし、vCenter アダプタ - データ センター をクリックして、フィルタをクリックします。
    3. ドロップダウンの矢印をクリックし、vCenter アダプタ - ホスト システム をクリックして、フィルタをクリックします。
    4. ドロップダウンの矢印をクリックし、vCenter アダプタ - リソース プール をクリックして、フィルタをクリックします。
    5. ドロップダウンの矢印をクリックし、vCenter アダプタ - 仮想マシン をクリックして、フィルタをクリックします。

    これらのオブジェクト タイプの分析設定が右側のペインに表示されます。

  7. [クラスタ コンピューティング リソース] バーで、二重の矢印をクリックして分析設定のリストを展開します。
  8. 残りキャパシティ、残り時間 を見つけ、ロック ボタンをクリックして変更を有効にします。
  9. vRealize Operations Manager が SQL Server ポリシー用のこれらのオブジェクトをオーバーコミットしないように、リソース テーブルでメモリ割り当てのオーバーコミット値を 0 に設定します。
  10. vRealize Operations Manager が各 SQL Server で CPU 割り当てを 2:1 の比率でオーバーコミットするように、リソース テーブルで CPU 割り当てのオーバーコミット率を 2 に設定します。
  11. 右側のペインに追加した各オブジェクト タイプについて 7 から 10 を繰り返します。
  12. 保存 をクリックします。

タスクの結果

ポリシーを作成し、設定を少し変更して、vRealize Operations Manager が SQL Server オブジェクトを分析し、レポートを作成できるようにしました。

次のタスク

SQL Server ポリシーに関するアラート定義および症状定義を構成します。ポリシーを SQL Server オブジェクト グループに適用します。