vRealize Operations Managerにより環境の監視を開始するには、VMware vSphere ソリューションを構成します。このソリューションには、ターゲット vCenter Serverインスタンスからデータを収集する vCenter Server アダプタが含まれます。

ソリューションの管理 - VMware vSphere ワークスペースを確認できる場所

左側のペインで、管理 > ソリューションを選択します。ソリューション タブで、VMware vSphere を選択し、ツールバーの 構成 をクリックします。

ソリューションの管理 - VMware vSphere ワークスペースのオプション

[ソリューションの管理] ページのオプションに加えて、監視目標を定義し、登録を管理できます。

表 1. ソリューションの管理ページのオプション

オプション

説明

アダプタ タイプ リスト

ソリューションに含まれるアダプタのリストを提供します。

構成済みのアダプタにより、vRealize Operations ManagervCenter Server インスタンスまたはアクションインスタンスと通信するために必要な設定および認証情報が提供されます。

vRealize Operations Managerのインスタンスを更新し、アラート定義とシンプトムの定義を上書きするオプションを選択した後、既存のコンプライアンスのアラート定義を上書きする必要があります。デフォルトの内容を再設定するには、[ソリューションの構成] ページに移動し、管理 > ソリューションをクリックします。VMware vSphereソリューションをクリックし、構成 をクリックして、ソリューションの管理ワークスペースで デフォルトの内容の再設定 をクリックします。

デフォルトの内容の再設定オプションで、コンプライアンス標準がvSphere 6.0 および 5.5 オブジェクトに対して最新であることを確認します。アラート定義とシンプトムの定義には現在、vSphere6.0 および 5.5 の両方のコンプライアンス標準が含まれます。

  • vRealize Operations Manager の現在のバージョンをアップグレードする場合、アラート定義とシンプトムの定義を上書きするオプションを選択する必要があります。

  • このリリースで提供される新しい内容によりアラート定義とシンプトムの定義を上書きしない場合、一部のコンプライアンス ルールには新しいアラート定義とシンプトムの定義が含まれますが、その他のコンプライアンス ルールでは古いアラート定義とシンプトムの定義が引き続き使用されます。

インスタンス名リスト

選択されたアダプタ タイプに基づいた、構成済みのアダプタ インスタンスのリスト。

このリストは、少なくとも 1 つのインスタンスを構成するまでは空白になります。

インスタンス設定

ターゲットの vCenter Serverインスタンスを識別するために使用される設定。

  • 表示名。vRealize Operations Managerに表示するvCenter Server インスタンスの名前を入力します。一般的な方法では、インスタンス間で容易に識別や区別ができるように IP アドレスを含めます。

  • 説明。インスタンスの管理に役立つ追加情報があれば入力します。

基本設定

ターゲットの vCenter Serverへの接続に使用する最小設定。

  • vCenter Server。ターゲットのvCenter Serverインスタンスの FQDN または IP アドレスを入力します。この FQDN または IP アドレスは、vRealize Operations Managerクラスタのすべてのノードからアクセスできる必要があります。

  • 認証情報。プラス記号をクリックして、表示名である認証情報名、この vCenter Serverインスタンスへの接続に使用する認証情報のユーザー名、および関連付けられたパスワードを追加します。

vCenter アクション

vRealize Operations Managerから vCenter Server 内のオブジェクトに対してアクションを実行するようにアダプタを構成するための設定。

  • アクションを有効にしますか? vCenter アダプタは、vCenter Server インスタンス内のオブジェクトに対してアクションを実行するようにデフォルトで構成されます。アダプタでアクションを実行しない場合は 無効化 を選択します。オブジェクトに対してアクションを実行する場合は、有効化 を選択します。

  • (オプション)代替のアクション認証情報。アクションを実行するために、vCenter Serverへの接続用に指定した同じ認証情報を使用できます。また、このオプションをクリックして代替の認証情報を指定することもできます。

  • テスト接続。クリックして、指定された認証情報がターゲットのvCenter Serverに接続でき、証明書を検証できることを確認します。表示された証明書は、vCenter Serverインスタンスのリーフ証明書で、完全な証明書チェーンではありません。ダイアログ ボックスに表示された証明書がターゲットの vCenter Serverの証明書に一致する場合のみ、OK をクリックします。

詳細設定

このアダプタ インスタンスを管理するための特定のコレクタを指定するオプションにより、オブジェクトの検出と変更のイベントを管理します。

コレクタ/グループ

アダプタ プロセスの管理に使用するvRealize Operations Managerコレクタを決定します。アダプタ インスタンスが 1 つしかない場合は、デフォルトのコレクタ グループ を選択します。環境に複数のコレクタがあり、ワークロードを分散してパフォーマンスを最適化する場合は、このインスタンスのアダプタ プロセスを管理するコレクタを選択します。

自動検出

監視対象システムに追加された新規オブジェクトが検出され、アダプタの初期構成後に vRealize Operations Managerに追加されるかどうかを決定します。

  • 値が true の場合、vRealize Operations Managerによって初期構成後に監視対象システムに追加される新規オブジェクトに関する情報が収集されます。たとえば、ホストと仮想マシンを追加する場合、これらのオブジェクトは次の収集サイクルで追加されます。デフォルトの値は、次のとおりです。

  • 値が false の場合、vRealize Operations Managerによってアダプタ インスタンスの構成時にターゲット システムに存在するオブジェクトのみが監視されます。

プロセス変更イベント

アダプタで、vCenter Serverインスタンスで生成されたイベントをイベント コレクタを使用して収集、処理するかどうかを決定します。

  • 値が true の場合、イベント コレクタによってvCenter Serverのイベントが収集、公開されます。デフォルトの値は、次のとおりです。

  • 値が false の場合、イベント コレクタによってイベントが収集、公開されません。

vSphere Distributed Switch の収集を有効にする

仮想マシンのフォルダの収集を有効にする

vSphere 分散ポート グループの収集を有効にする

False に設定すると、関連するカテゴリの収集が省略され、収集されるデータ セットが削減されます

キャパシティ計算から仮想マシンを除外する

True に設定すると、関連するカテゴリの収集が省略され、収集されるデータ セットが削減されます。

収集された仮想マシンの最大数

仮想マシンの収集数を制限して、収集されるデータ セットを削減します。

仮想マシンのデータを完全に省略して、vRealize Operations Managerにホスト データのみを収集させる場合は、この値を 0 に設定します。

データを vSphere Predictive DRS に提供

vSphere Predictive DRS は、プロアクティブに vCenter Server クラスタのロード バランシングを行って、クラスタ ワークロード内の予測可能なパターンに対応できます。

vRealize Operations Managerは、vCenter Server で実行される仮想マシンを監視して長期の履歴データを分析し、リソース使用の予測パターンに関する予測データを Predictive DRS に提供します。これらの予測可能なパターンに基づいて、Predictive DRS が移動し、仮想マシン間のリソース使用量をバランシングします。

Predictive DRS は、vRealize Operations Managerによって監視されている vCenter Server インスタンスで管理される Compute Cluster に対して有効にすることもできます。Compute Cluster 単位で Predictive DRS を有効にする方法の詳細については、『vSphere リソース管理ガイド』を参照してください。

true に設定すると,vRealize Operations Managerが予測可能なデータ プロバイダに指定され、予測可能なデータが vCenter Server に送信されます。アクティブな Predictive DRS データ プロバイダを vCenter Server に一度に 1 つのみ登録できます。

[監視目標の定義] ページには、監視されている環境においてvRealize Operations Managerがデータを収集および分析する方法を決定するデフォルト ポリシー オプションがあります。このページのオプションを変更して、新しいデフォルトのポリシーを作成できます。

表 2. [監視目標の定義] ページのオプション

オプション

説明

環境でアラートを受ける必要のあるオブジェクトはどれですか?

アラートを受信するオブジェクトのタイプを選択します。仮想マシン以外、仮想マシンのみ、またはすべてのインフラストラクチャ オブジェクトについて、vRealize Operations Managerアラートを設定できます。

有効にするアラートのタイプどれですか?

vRealize Operations Managerでは、オブジェクトの健全性、リスク、および効率のアラートのトリガを有効にできます。

メモリ キャパシティの構成基準

監視する環境のタイプに基づくメモリ容量モデルを設定します。たとえば、本番環境を監視する場合、パフォーマンスの確保用に穏やかな設定を使用するために vSphere のデフォルトのモデルを選択します。テスト環境および開発環境では、最も積極的な設定を使用します。すべての割り当て済みメモリを容量計算に使用する場合は最も保守的な設定を使用します。

vSphere セキュリティ強化ガイド アラートを有効にしますか?

継続的かつ安全に vSphere オブジェクトを評価、運用するには、『vSphere セキュリティ強化ガイド』を使用します。このアラートを有効にした場合、vRealize Operations Managerでは、『vSphere セキュリティ強化ガイド』のルールに対してオブジェクトを評価します。

『vSphere セキュリティ強化ガイド』については、http://www.vmware.com/security/hardening-guides.htmlを参照してください。

[登録の管理] ページを使用して、vCenter Serverの登録を行うか、登録を解除するための認証情報を指定します。

表 3. 登録の管理ページのオプション

オプション

説明

ユーザー名とパスワード

認証情報のユーザー名と関連するパスワード。

収集認証情報の使用

このチェック ボックスをオンにすると、この vCenter Serverアダプタ インスタンスを構成するための同じ認証情報を使用します。

設定の保存 をクリックして、ソリューションの構成を完了します。