障害 タブに表示される情報は、選択したオブジェクトの可用性と、それに関連する構成の問題を組み合わせたものです。各障害には重大度レベルがあります。障害スコアは、ワーストのオープン障害の重大度レベルであり、vCenter Server が発行するイベントに基づいて計算されます。障害スコアが高くなると、そのオブジェクトの健全性は低くなります。

障害バッジ

障害スコアの計算には、NIC または HBA の冗長性の損失、メモリ チェックサム エラー、HA フェイルオーバーの問題、Common Information Model (CIM) イベントなど、イベントが含まれます。障害は直ちに解決する必要があるために健全性スコアに含まれます。一方で、リスク スコアを構成する項目は直ちに対処する必要はありませんが、引き続き注意を要します。

vRealize Operations Manager の各オブジェクトには、0(障害なし)から 100(重大な障害)までの間の障害スコアが付いています。スコアの算出は、根本的な問題の重要度に基づいて行われます。リソース上に障害に関連した問題が複数ある場合、障害スコアは、その中で重大度が最も大きい問題に基づいたものです。

vRealize Operations Manager の他のバッジとは異なり、障害バッジのしきい値スコアからのアラートは生成されません。代わりに、問題ごとに障害アラートが生成されます。問題を解決すると、アラートはクリアまたはキャンセルされ、バッジのスコアが下がります。

障害スコアの範囲は 0 (良好)から 100 (不良)までとなります。バッジ スコアしきい値は vRealize Operations Manager 管理者が変更できます。

アノマリ バッジ スコアのシンプトムしきい値を構成するには、ポリシーを参照してください。

表 1. オブジェクトの障害の状態

バッジ アイコン

説明

ユーザー アクション

通常スコアの障害のアイコン

選択したオブジェクトには障害が登録されていません。

注意は必要ありません。

中間レベルの障害のアイコン。

選択したオブジェクトに重要度の低い障害が登録されています。

詳細を確認して、適切な処置を行います。

部分的に高いレベルの障害のアイコン。

選択したオブジェクトに重要度の高い障害が登録されています。

詳細を確認して、なるべく早急に適切な処置を行います。

過度のレベルの障害のアイコン。

選択したオブジェクトに重大な障害が登録されています。

速やかに対処して、問題を回避または修正してください。

障害レベルが分からない場合のアイコン。

オブジェクトがオフラインであるか、または使用可能なデータがありません。

障害バッジを確認できる場所

障害バッジを表示するには、左側のペインの 環境 をクリックしてオブジェクトを選択し、分析 タブ、障害 タブの順にクリックします。

表 2. 選択されたインベントリ オブジェクトに基づく障害

アイテム

説明

バッジ ステータス

オブジェクトの可用性と構成の問題の組み合わせに基づいたオブジェクトの障害ステータス。

障害の傾向

時間の経過に伴うオブジェクトのバッジ値の推移。

この傾向のビューを使用すると、一定期間の動作を確認して、オブジェクトの変化を示すバッジ値の変化がいつ起きたかを識別できます。

傾向データの時間値は、オブジェクトに関連付けられたポリシーの [時刻] 分析設定で定義される [データ範囲] 設定に基づきます。

障害の内訳

グループ オブジェクトに影響する現在の障害の内訳。

関連オブジェクトの障害

関連オブジェクトの障害ステータス。

関連オブジェクトを使用して、問題が影響を与えているのは現在のオブジェクトのみか、または関連オブジェクトでも問題が発生しているのかを判定します。