キャパシティ概要ダッシュボードには、環境内のデータセンターのキャパシティに関する概要が表示されます。それぞれのデータセンターを参照し、オブジェクトの状況を確認して、データセンター間でリソース キャパシティの再調整が必要かどうかを知ることができます。

ダッシュボード ウィジェットはさまざまな使い方ができます。

  • 環境を選択:このウィジェットを使ってデータセンターを選択します。フィルタを使用して、複数のパラメータでリストを絞り込めます。表示したいデータセンターを見つけたら選択します。ダッシュボードに関連データが表示されます。

  • キャパシティ合計:高可用性 (HA) に割り当てられたキャパシティを含む環境の物理キャパシティ合計を表示します。HA とバッファを考慮すると、実際のキャパシティは表示される合計キャパシティよりも少なくなります。

  • 節約可能なキャパシティ:パワーオフ状態の仮想マシンを削除して解放できるリソース量を確認します。アイドル状態の仮想マシン、アクティブな仮想マシン、実体のない仮想マシン、仮想マシン以外からキャパシティを解放することができます。ただし、このウィジェットでは、パワーオフ状態の仮想マシンから解放できるキャパシティが強調表示されます。パワーオフ状態のマシンとは、監視期間の最小パーセンテージの間、パワーオフ状態にある仮想マシンです。デフォルトの最小パーセンテージは、過去 30 日で 90% です。この設定は、ポリシーで変更可能です。

  • メモリ容量の使用率トレンド:メモリ容量の全体のトレンドを表示します。このウィジェットには、現在の物理リソースの合計が表示されます。物理リソースには、HA バッファと使用率バッファが含まれます。このウィジェットには、仮想マシンに割り当てられたメモリの合計も表示されます。この数値が物理容量の合計に近い場合は、仮想マシンのメモリ競合が発生することがありはます。競合レベルが顧客に提示した条件に収まることを確認してください。チャートには、メモリ容量の実際の使用率も含まれます。実際の使用量は、アクティブなメモリに基づいています。仮想マシンは通常、ある時点で最大量の RAM にアクセスすることはないので、これは低めの値になる傾向があります。

  • CPU キャパシティの使用率トレンド:CPU キャパシティの全体のトレンドを表示します。このウィジェットには、現在の物理リソースの合計が表示されます。物理リソースには、HA バッファと使用率バッファが含まれ、これには合計キャパシティが反映されます。このウィジェットには、仮想マシンに割り当てられた CPU キャパシティの合計も表示されます。この数が物理キャパシティの合計に近い場合は、仮想マシンの CPU 競合が発生することがあります。競合レベルが顧客に提示した条件に収まることを確認してください。チャートには、CPU の実際の使用率も含まれます。実際の使用率は CPU の需要カウンタに基づいており、これには仮想マシンに代わり I/O の実行に使用される CPU が考慮されます。ESXi ホストは仮想マシンに代わりストレージ I/O とネットワーク I/O を実行し、これは仮想マシンを実行するものと異なるコアで実行されます。このため、CPU 需要には仮想マシンの CPU 使用量がより正確に反映されます。

  • ディスク容量キャパシティの使用率トレンド:仮想マシンに割り当てられたディスク容量と実際の使用量を表示します。この情報は、シン プロビジョニングを計画するときに役立ちます。

  • キャパシティの使用率分布 - 超過または過小:データセンターのオブジェクト使用の超過と過小を表示します。これをもとに、過剰に使用されるオブジェクトに適切なアクションを実行できます。