残り時間 タブには、選択されたオブジェクトのリソースが枯渇するまでの残り時間が表示されます。残り時間スコアは、現在の消費トレンドに基づいて、最大キャパシティからプロビジョニング時間バッファを差し引いたキャパシティに到達するまでの日数です。残り時間スコアでは、選択されたオブジェクトの物理リソースまたは仮想リソースのプロビジョニングを計画するか、ワークロードを変更して仮想環境のリソースのニーズを調整できます。

残り時間スコアは、オブジェクトのリソース タイプごとに計算されます。たとえば、CPU 使用量またはディスク I/O はオブジェクト タイプの履歴データに基づきます。vRealize Operations Manager は、[構成] ダイアログ ボックスで設定したプロビジョニング バッファと比較した各コンピューティング リソースの残り時間のパーセンテージとして残り時間スコアを計算します。デフォルトでは、残り時間スコアのプロビジョニング バッファは 30 日です。いずれかのコンピューティング リソースの容量がプロビジョニングされたバッファを下回る場合は、残り時間スコアは 0 となります。

たとえば、プロビジョニング バッファが 30 日に設定されており、選択したオブジェクトの CPU リソースが 81 日、メモリ リソースが 5 日、ディスク I/O リソースが 200 日、ネットワーク I/O リソースが 1 年以上の場合、リソースの 1 つの容量が 30 日を下回っているため、残り時間スコアは 0 となります。

残り時間バッジ

残り時間スコアの範囲は 0 (不良) から 100 (良好) までとなります。バッジ スコアしきい値は vRealize Operations Manager 管理者が変更できます。

残り時間バッジ スコアのシンプトムしきい値を構成するには、ポリシーを参照してください。

表 1. 残り時間の状態

バッジ アイコン

説明

ユーザー アクション

通常の残り時間のアイコン。

残り日数は、指定したスコア プロビジョニング バッファを大きく上回っています。

注意は必要ありません。

残り時間の異常なスコアのアイコン。

残り日数は、指定したスコア プロビジョニング バッファを上回っていますが、指定したバッファの 2 倍未満となっています。

詳細を確認して、適切な処置を行います。

残り時間バッジの低下状態のアイコン。

残り日数は、指定したスコア プロビジョニング バッファを上回っていますが、指定したバッファに近づきつつあります。

詳細を確認して、なるべく早急に適切な処置を行います。

残り時間スコアが非常に少なくなっている状態のアイコン。

残っている日数が、指定したスコア プロビジョニング バッファを下回っています。選択したオブジェクトですでに一部のリソースが枯渇しているか、間もなく枯渇すると考えられます。

速やかに対処して、問題を回避または修正してください。

残り時間スコアが分からない場合のアイコン。

オブジェクトがオフラインであるか、または残り時間スコアのデータが提供されていません。

残り時間スコアを確認できる場所

残り時間バッジを表示するには、左側のペインの 環境 をクリックしてオブジェクトを選択し、分析 タブ、残り時間 タブの順にクリックします。

表 2. 選択されたインベントリ オブジェクトに基づく残り時間

アイテム

説明

バッジ ステータス

オブジェクトの残り時間ステータス。

残り時間の傾向

時間の経過に伴うオブジェクトのバッジ値の推移。

この傾向のビューを使用すると、一定期間の動作を確認して、オブジェクトの変化を示すバッジ値の変化がいつ起きたかを識別できます。

傾向データの時間値は、オブジェクトに関連付けられたポリシーの [時刻] 分析設定で定義される [データ範囲] 設定に基づきます。

残り時間の内訳

オブジェクトの残り時間の内訳。

関連オブジェクトでの残り時間

関連オブジェクトの残り時間のステータス。

関連オブジェクトを使用して、問題が影響を与えているのは現在のオブジェクトのみか、または関連オブジェクトでも問題が発生しているのかを判定します。