負荷とは、ある一定時間でのオブジェクトに対するワークロードの測定値であり、CPU、メモリ、ネットワーク I/O、およびデータストア I/O が含まれます。ポリシーのオブジェクト タイプの負荷要素設定を有効にし、構成することにより、設定をオーバーライドし、vRealize Operations Manager でオブジェクトまたはオブジェクト タイプの一定期間におけるリソース使用量を分析して、設定に基づくワークロード履歴をレポートすることができます。

負荷要素の仕組み

負荷要素により、一定期間中のリソースおよび使用可能容量に対する需要に関する vRealize Operations Manager のレポート方法を決定します。

  • ポリシーに負荷要素を含めると、負荷スコアを使用して、追加リソースを必要とするホストやマシン、および仮想マシンをそれほど必要としないホストを識別して、ご使用の環境におけるパフォーマンス問題を回避することができます。

  • 容量および残り時間要素の [ピーク時の考慮事項] を選択した場合、vRealize Operations Manager により負荷要素が使用され、容量使用率のピークが表示されます。

  • 負荷とは、負荷が負荷のノイズ ラインを上回る場合の、ある時間にわたる需要のパーセントです。 たとえば、負荷ラインを需要の超過に使用される設定に基づき、ある一定時間でのワークロードの 70% に設定できます。 vRealize Operations Manager が残り容量と残り時間を計算するとき、これらのスパイクとピークを考慮に入れることが必要となる場合があります。

    負荷設定を設定するには、負荷分析設定を使用します。負荷の設定は、インフラストラクチャの監視用ポリシーと仮想マシンの監視用ポリシーとで異なることが必要となる場合があります。たとえば、インフラストラクチャ ポリシーの場合、負荷設定の推奨レベルは 10(警告)、30(緊急)、および 50(重大)です。仮想マシンの場合、負荷設定は 5(警告)、10(緊急)、および 20(重大)です。テスト用ポリシーと開発用ポリシーの場合、vRealize Operations Manager で、レベルが 10% に達するとアラートがトリガーされることが望ましいことがあります。 本番用ポリシーの場合、通常はピーク使用のための十分な容量が存在することを確認する必要があります。

ポリシーの負荷要素をオーバーライドする場所

ポリシーの負荷分析設定を表示してオーバーライドするには、管理ポリシーポリシー ライブラリ タブの順にクリックします。プラス記号をクリックしてポリシーを追加するか、鉛筆をクリックして選択したポリシーを編集します。[監視ポリシーの追加] または [監視ポリシーの編集] ワークスペースで、分析設定 をクリックし、左側ペインで 1 つまたは複数のオブジェクトを選択します。選択したオブジェクト タイプの負荷設定が、右側のペインに表示されます。

ポリシーの負荷要素を表示し、ポリシーの設定を構成します。

このポリシー要素を構成しないと、選択したベース ポリシーの設定が継承されます。

表 1. [監視ポリシーの追加] または [監視ポリシーの編集] ワークスペースでのポリシーの負荷要素設定

オプション

説明

ロック アイコン

ポリシー要素の設定をオーバーライドできます。これにより、ポリシーをカスタマイズして、ユーザーの環境内のオブジェクトを監視することができます。

残り時間スコアおよび容量スコアの症状しきい値

環境の基準を満たすようにバッジスコアを更新するレベルに、ポリシー要素の症状しきい値を設定します。vRealize Operations Manager は、症状しきい値を使用して [アラートの概要] と [ダッシュボード] のスコアに表示されるアラートをトリガーします。

環境 > オブジェクト > 分析 > 負荷 を選択して、選択されたオブジェクトの負荷ポリシー設定のバッジ スコア症状のしきい値を表示します。値はオブジェクトに適用されるポリシーで定義されます。

リソース コンテナの負荷設定

リソース コンテナおよびポリシーの時間要素で定義された時間範囲の需要超過に対する設定を表示します。

環境 > オブジェクト > 分析 > 負荷 を選択して、選択されたオブジェクトの需要超過のパーセントを表示します。値はオブジェクトに適用されるポリシーで定義されます。

ストレスを分析するウィンドウで、vRealize Operations Manager が負荷をチェックする時間を定義します。このチェックは、定義された時間(分)または時間ポリシー要素でデータ範囲に対して定義される全体範囲で行われ、ピーク負荷の時間を監視します。 設定を変更するには、リソース コンテナ設定(ディスク領域 > 使用量 など)を選択し、[ストレスを分析するウィンドウ設定] をダブルクリックして、任意全範囲 のいずれかを選択します。 設定が [任意] の場合、vRealize Operations Manager がオブジェクトを監視し、負荷のピーク時間を通知する間隔(分)の値を [分間のピーク時] で変更できます。