vRealize Operations Manager 6.5 リリース ノート

21/04/2017 11:01:15
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VMware vRealize Operations Manager Appliance 6.5 | 2017 年 3 月 2 日 | ビルド 5097674

VMware vRealize Operations Manager 6.5 PAK Updates | 2017 年 3 月 2 日 | ビルド 5097678

VMware vRealize Operations Manager 6.5 Endpoint Operations Agents | 2017 年 3 月 2 日 | ビルド 5041485

本リリース ノートに対する追加情報およびアップデート情報を適宜確認してください。

リリース ノートの概要

このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

vRealize Operations Manager 6.5 では、製品の拡張性の制約とトラブルシューティングを中心に機能を強化しています。

  • モニタリング機能の強化
    • 同じ環境内でメモリ量を増やしてモニタリング範囲を拡大する機能が加わりました。
    • プラットフォームの最適化により、同じ占有量でより大規模の環境をモニタできます。
    • XL サイズのノードで監視できるオブジェクトと処理できるメトリックが増えました。
  • Endpoint Operations Agents の自動アップグレード:
    • 新しい Endpoint Operations Agent アップグレード バンドルは、vRealize Operations Manager ユーザー インターフェイスから自動でエージェントをアップグレードできます。
  • トラブルシューティング機能の強化:
    • vRealize Operations Manager で Log Insight を使用して、監視対象のオブジェクトのコンテキストでログとメトリックを迅速に関連付けます。
    • 最も関連性のあるメトリックにフォーカスできるカスタム メトリック グループを作成します。
  • コラボレーションの強化:
    • カスタム グループのエクスポートとインポートを簡素化し、異なる vRealize Operations Manager インストール環境間でのダッシュボードの共有がしやすくなりました。
    • vRealize Operations Manager から vRealize Business for Cloud にアクセスして、プライベート クラウドのコストとパブリック クラウドの支出を把握できます。

全般的な改善事項

  • Predictive DRS (pDRS) の拡張性の制約を排除しました。
    Predictive DRS により、vRealize Operations は長期的な予測メトリックを提供して、vSphere Distributed Resource Scheduler (DRS) の短期的な配置基準を拡張することができます。
  • 次のグローバル設定のデフォルト値が変更されました。
    • 削除されたオブジェクト:360 時間から 168 時間に変更されました
    • アクション履歴:90 日から 30 日に変更されました
    • シンプトム/アラート:90 日から 45 日に変更されました

    これらのデフォルト設定は、新しく vRealize Operations 6.5 をインストールした後にのみ有効になります。

  • スコアボード ウィジェットの色設定を無効化できます。
  • アップデート プロセスが最適化されました。
    環境のサイズと監視対象のオブジェクトの数に応じて、最大 40% 高速化される場合があります。

上記の機能強化の詳細については、vRealize Operations Manager 6.5 VMware 製品ページを参照してください

システム要件

vRealize Operations Manager のインストールやアップデートを実行する前に、このセクションをお読みください。

サイジングおよびスケーリング

特定の環境のニーズを満たす CPU、メモリおよびディスクの要件は環境内のオブジェクトおよび収集されたデータの数や種類によって異なります。これにはインストールされているアダプタの数と種類、HA(高可用性)の使用、データ保持の期間、関心のある特定のデータ ポイントの数が関係しています。ナレッジベースの記事 KB 2093783 のサイジングとスケーリングに関する情報が最新の内容に更新されています。このナレッジベースの記事には全体的な上限、およびオブジェクトの数および監視対象とするメトリックに基づいて推奨値を提示するスプレッドシート計算が含まれます。

導入形式

次のインストール形式で vRealize Operations Manager 6.5 を導入できます。

  • VMware 仮想アプライアンス
  • RHEL インストール パッケージ

注意vRealize Operations Manager 6.4 は、Microsoft Windows 環境をサポートする製品の最終バージョンになりました。Windows ベースで vRealize Operations Manager 6.4 を実行している場合は、vRealize Operations Manager 6.5 の新規 OVA インストールを行ってください。

vRealize Operations Manager 仮想アプライアンスを展開する場合は、VMware vSphere Client を使って VMware vCenter Server に接続し、vCenter Server インスタンス経由で仮想アプライアンスを展開します。vRealize Operations Manager 仮想アプライアンスは、ESX/ESXi 5.1 U3 以降が VMware vCenter Server 5.1 Update 3 以降によって管理するホストに展開する必要があります。

注意:vRealize Operations Manager 6.5 では RHEL ベースのインストール オプションが完全にサポートされていますが、このサポートは廃止される予定です。RHEL のオプションの将来の可用性については保証されません。

Linux ベースのオプションではなく、VMware の仮想アプライアンス オプションの使用をお勧めします。Linux ベースのオプションの提供終了 (EOA) の発表は、将来のリリースで行われる予定です。

 

Linux の要件

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.5、6.6、および 6.7 オペレーティング システム上で、スタンドアロン バージョンの vRealize Operations Manager をインストールおよびアップグレードできます。

ライセンス キーの適用

オペレーティング システム インスタンス (OSI) 単位のライセンスに加えて、プロセッサ (CPU) 単位の vRealize Operations Standard エディションもあります。vRealize Operations の他のエディションのライセンスは、変更はなく、引き続き OSI 単位で販売されます。

ユーザーは、複数の Advanced および Enterprise エディションを単一の vRealize Operations Manager デプロイにインストールできます。ユーザーは、単一ライセンスとスイート ライセンスを一緒にインストールできます。個別のライセンス キーのライセンス カウントはライセンス グループによって処理されます。異なるエディションまたはライセンス モデルは、次のいずれかの方法で併用することができます。

  • 1 つの環境に vSphere with Operations Management(任意のエディション)および vRealize Operations Standard を同時にデプロイする。
  • 1 つの環境に vCloud Suite/vRealize Suite Standard/Advanced/Enterprise と、vRealize Operations Advanced/Enterprise エディションを同時にデプロイする。

注意:同一環境で vRealize Operations Standard エディション ライセンスを Advanced または Enterprise ライセンスと一緒にデプロイすることはできません。

vRealize Operations Manager インスタンスに割り当てられているライセンス キーは、パワーオン状態の仮想マシンのみをカウントします。ライセンス モデルを遵守するには、過去 365 日間のパワーオン仮想マシン平均数をカバーする十分なライセンスが必要です。

コンプライアンス アラート

お使いの vSphere 6.0 および 5.5 オブジェクトのコンプライアンスを確保するため、vRealize Operations Manager 6.5 には、VMware vSphere セキュリティ強化ガイド バージョン 6.0 および 5.5 用のコンプライアンス アラートが含まれています。これらのセキュリティ強化ガイド アラートは、オブジェクト タイプに基づいています。

ソリューションのサポート

VMware ソリューション(vSphere、Endpoint Operations Management、vRealize Log Insight)、およびその他多数のソリューションについては、Solution Exchange マーケットプレイスの互換表を参照してください。これらのソリューションは、仮想アプライアンスの単一ノードまたは複数ノード、RHEL の単一ノードまたは複数ノードの構成で機能します。

TLS サポート

vRealize Operations Manager では、TLS (Transport Layer Security) 1.0 がデフォルトで有効化されています。TLS 1.0 は TLS に代わるバージョンで、外部製品との vRealize Operations Manager の互換性を実現するために有効化されています。
TLS 1.0 を無効にするには、KB 2138007 を参照してください。

VMware 製品の互換性

この vRealize Operations Manager リリースは、次の VMware 製品との互換性が保証されています。

  • VMware vSphere 5.5 以降
  • vRealize Hyperic 5.8.5 以降
  • vRealize Infrastructure Navigator 5.8.5 以降

ブラウザのサポート

この vRealize Operations Manager リリースでは、現在のすべての Web ブラウザがサポートされています、ただし、このリリースでテストされているのは次のブラウザのみです。

  • Google Chrome:バージョン 53 および 54
  • Mozilla Firefox:バージョン 48 および 49
  • Microsoft Internet Explorer:バージョン 11

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vRealize Operations Manager のインストールとアップデート

注意古いバージョンの vRealize Operations Manager(6.0.x または 6.1)をアップグレードする場合は、2 段階のアップグレードを行う必要があります。まず vRealize Operations Manager 6.3 にアップグレードしてから、vRealize Operations Manager 6.5 にアップグレードする必要があります。最近のバージョンの vRealize Operations Manager(6.4、6.3、6.2、または 6.2.1)を使用している場合は、vRealize Operations Manager 6.5 に直接アップグレードできます。

vRealize Operations Manager インフォメーション センターには、インストールおよびソフトウェア アップデートに関する詳細情報があります。

vRealize Operations Manager のインストールまたはアップデートの前に、次のガイドをダウンロードすることもできます。

注意:vRealize Operations Manager のインストールまたはソフトウェアのアップデートに関する問題については、新しい既知の問題の「インストールとアップデート」セクションを参照してください。該当する可能性があるインストールまたはアップグレードに関する古い既知の問題もいくつかあります。これらの問題を参照するには、下部の表示・非表示を切り替えるリンクからコンテンツを展開してください。

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以前のリリースから解決した問題

このセクションには、今回のリリースで解決された以前の既知の問題のタイトルを掲載しています。

  • vRealize Operations Manager バージョン 6.4 のリリース ノートに記された Predictive DRS 使用時のクラスタあたり仮想マシン 4,000 台の制限は解消されました。

このリリースにおける新しい既知の問題

前回の製品リリース以後に判明した新しい既知の問題について、次のようにグループ分けして説明します。

New:インストールとアップグレードの問題

  • EP OPs エージェント 6.3 から 6.5 へのアップグレードが失敗することがある
    大規模環境でエージェントの数が少ない場合、EP Ops エージェント 6.3 から 6.5 へのアップグレードが失敗することがあります。これは、vRealize Operations ユーザー インターフェイスで利用できるサマリ レポートに示されます。
    回避策[すでにインストールされている場合でも PAK ファイルをインストールします] のオプションをチェックして、再度エージェントのアップグレードを試みます。

New:全般的な問題

  • vRealize Operations Manager で [コンテキストでの起動] を使用するときの vRealize Business for Cloud for vRBC の最小バージョンは 7.2.1

  • Internet Explorer 11 を使用して Log Insight および [ビジネス管理] タブのページやダッシュボードにアクセスするときにデータがブロックされる
    Internet Explorer 11 を使用して新しい Log Insight および [ビジネス管理] タブのページやダッシュボードにアクセスすると、データがブロックされてページが空のままになります。
    回避策:Firefox または Chrome ブラウザを使用してください。

  • vRealize Operations Manager がスタンドアロン モードの vRealize Business for Cloud でのみ機能する
    vRealize Operations Manager がスタンドアロン モードの vRealize Business for Cloud でのみ機能するvRealize Business for Cloud の他の導入シナリオは使用できません。
    回避策:なし。

  • vRealize Business for Cloud を vRealize Operations Manager に統合するときに、追加する vRealize Business インスタンスを 1 つだけにする必要がある
    vRealize Business for Cloud を vRealize Operations Manager に統合するときに、追加する vRealize Business インスタンスを 1 つだけにする必要があります。複数の vRealize Business for Cloud インスタンスを追加すると、vRealize Business for Cloud の最初のインスタンスのデータのみが [ビジネス管理] タブに表示されます。
    回避策:vRealize Business インスタンスを 1 つだけ追加してください。

  • Log Insight または [ビジネス管理] ダッシュボードから生成された PDF レポートにログイン画面のイメージが表示される
    Log Insight または [ビジネス管理] ダッシュボードで PDF レポートを生成すると、ダッシュボード関連のコンテンツではなく PDF レポート ファイルに、常にログイン画面のイメージが表示されます。
    回避策:なし

  • オブジェクト リスト ウィジェットでフィルタが機能しない
    オブジェクト リスト ウィジェットで、フィルタを使用してウィジェットの列のデータを探すことができません。
    回避策:なし。

  • [ソリューションの管理] ダイアログ ボックスの [アクションの有効化] の詳細設定が無効化される
    [ソリューションの管理] ダイアログ ボックスで [詳細設定] セクションの [アクションの有効化] の項目が無効化されます。今回のリリースの仕様です。
    回避策:[詳細設定] セクションの上にある [アクションの有効化] ボタンを使用してください。

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以前のリリースからの既知の問題

以前からの既知の vRealize Operations Manager の問題については、ここをクリックしてください。

インストールとアップグレードの問題

  • 6.3 から 6.4 へのアップグレードが失敗する
    分析待ちで応答していない状態のノードが原因で、6.3 からの PAK アップグレードが失敗することがあります。
    回避策:6.3 から 6.4 にアップグレードする前に、クラスタをオフラインにしてください。

  • $HOME ディレクトリに十分な空き容量がない場合、インストールが失敗する
    $HOME ディレクトリにインストールを完了するための十分な空き容量がない場合、インストールは失敗します。/home/admin に最低 3 GB を確保するか、IATEMPDIR 環境変数を十分な空き容量があるディスク パーティションのディレクトリに設定します。
    回避策:各ノードで次のコマンドを実行し、それらを /etc/bash.bashrc ファイルにも追加します。
    tmpdir=/path_with_free_space/tmp/iatmp
    mkdir -p $tmpdir
    IATEMPDIR=$tmpdir

  • 製品をアップグレードした後、Endpoint Operations エージェントをアップグレードしなければならない
    Endpoint Operations エージェントを 6.5 にアップグレードする前に、vRealize Operations 製品を 6.5 にアップグレードする必要があります。
    回避策:アップグレードを開始する前に、ナレッジベースの記事 KB2138748ナレッジベースの記事 KB2137709 を参照してください。

  • 一部のコンテナで、デフォルトのポリシー設定が無効になる
    デフォルトのポリシー設定により、インストール時にメモリの「デマンド」および「割り当て」のコンテナが有効になりません。
    回避策:これらのコンテナを有効にするには、以下の 2 つの手順のいずれかを実行します。
    1. デフォルト ポリシーでメモリの「消費」コンテナを無効にし、メモリの「デマンド」および「割り当て」のコンテナを有効にします。
    2. [管理] > [ポリシー] の順に選択して、システム デフォルトとして [デフォルト ポリシー] を選択します。


  • アップグレード後、カスタム グループ内のメンバー オブジェクトの数が正確でない
    vRealize Operations Manager 6.5 にアップグレードした際にグループに Endpoint Operations オブジェクトが存在すると、カスタム グループのメンバーのプレビュー数が、メンバーの実際の数と一致しません。これは、アップグレード時にのみ発生し、新規インストール時には発生しません。
    回避策:VMware スクリプトを使って、Endpoint Operations オブジェクトに対する Postgres 自体の関係を削除する必要があります。このスクリプトを入手するには、テクニカル サポートに連絡してください。

  • アップグレード後にオブジェクト サマリが空白になる
    アップグレード後にブラウザのキャッシュをクリアしないと、すべてのオブジェクトのオブジェクト サマリが空白になることがあります。
    回避策:アップグレード後に、キャッシュをクリアします。

  • [ソフトウェア アップデートの選択] セクションの [デフォルトの内容の再設定] チェックボックスが正しく機能しない
    6.5 にアップグレードしようとしている場合、[ソフトウェア アップデートの選択] セクションの [デフォルトの内容の再設定] チェックボックス(アップグレード中に通常インストールされるデフォルトの内容を上書きするための方法)が正しく機能しないことがあります。
    回避策:アップグレードが完了した後、[管理] > [ソリューション] の順に移動し、vCenter Server ソリューションを選択して、[変更] をクリックします。右上隅の表示に注意してください。

  • vRealize Operations Manager が、エンタイトルメントではなくプロビジョニングされたキャパシティを基準にして、データセンター オブジェクトとカスタム データセンター オブジェクトのワークロードを、クラスタ オブジェクトと分けて計算する
    エンタイトルメントは、クラスタの HA キャパシティです。vRealize Operations Manager はクラスタ単位でプロビジョニングされたエンタイトルメントを基準に、クラスタ全体のワークロード配置を提案します。このとき、各クラスタで HA が有効か無効かが判定されます。
    • HA が無効のとき、エンタイトルメントはハードウェア プロビジョニングされたクラスタのキャパシティと等しくなります。つまり、ワークロードは(要求 + オーバーヘッド)÷(プロビジョニングされたキャパシティ)となります。
    • HA が有効のとき、エンタイトルメントは、クラスタ のオーバーヘッドと現在計算中の HA キャパシティの合計から HA 予約を引いたものに等しくなります。つまり、ワークロードは(要求 + オーバーヘッド)÷(エンタイトルメント)となります。
    クラスタ オブジェクトのワークロード計算はエンタイトルメントが基準になりますが、データセンター オブジェクトとカスタム データセンター オブジェクトのワークロード計算は、プロビジョニングされたキャパシティが基準になります。その結果、データセンター オブジェクトとカスタム データセンター オブジェクトのワークロードは、HA が有効のときには正しく計算されず、クラスタ オブジェクトのワークロード計算と一致しなくなります。
    回避策:なし。

  • 現在のリリースの vRealize Operations Manager にアップグレードした後、いくつかのオブジェクト アラートが有効にならない
    vSphere セキュリティ強化ガイド アラートが有効になっていた以前のバージョンから 6.3、6.4、または 6.5 へとアップグレードすると、分散ポート グループ、分散仮想スイッチ、あるいは vCenter オブジェクトに関連するアラートを確認できなくなります。これらのアラートは、アップグレード時にデフォルトで無効になるためです。
    回避策:次のいずれかを選択します。
    • アダプタの構成からセキュリティ強化ガイド アラートを有効にする。
    • ポリシー ライブラリでアクティブなポリシーを編集して、これら 3 つのオブジェクト アラートを有効にする。

  • vCenter Configuration Manager (VCM) 用の管理パックを統合したときに Realize Operations Manager のアラートがトリガする
    VCM 用の管理パックをインストールして、5.5 または 6.0 のオブジェクトに対して vSphere セキュリティ強化ガイド アラートが有効になると、vRealize Operations Manager の一部のネイティブ コンプライアンス アラートが誤ってトリガすることがあります。選択したオブジェクトのコンプライアンス スコアは、[コンプライアンス] タブに違反しているネイティブ コンプライアンス ルールを表示します。これが、不正なコンプライアンス バッジ スコアとなります。
    回避策:次の手順で、ネイティブ コンプライアンス アラートを無効にしてください。
    1. ポリシーで有効になっているネイティブ コンプライアンス アラートを確認するために、[コンテンツ] > [アラート] の順に選択します。
    2. [管理] > [ポリシー] > [ポリシー ライブラリ] の順に選択します。
    3. オブジェクトに適用されているポリシーを編集し、ネイティブ コンプライアンス アラートを無効にします。

  • ウォッチドッグが Tomcat を再起動することがある
    複数のエージェントが 1 つのマスター ノードに直接登録されていると、必要に応じて、ユーザー インターフェイスを実行している Tomcat をウォッチドッグが再起動することがあります。ただし、製品やクラスタには影響はありません。
    回避策:エージェントを、マスター ノードではなくリモート コレクタまたはロード バランサに登録してください。

  • ディレクトリの削除によりアップグレードに影響する場合がある
    ユーザーが vRealize Operations Manager のディレクトリ(ログの格納ディレクトリなど)を手動で削除している場合があります。例:
    /storage/log/vcops/log/vcopscli
    /storage/log/vcops/log/dbcli
    /storage/log/vcops/log/opscli

    アップグレード プロセスでは、vRealize Operations Manager のディレクトリが存在している必要があります。ディレクトリがない場合は、vRealize Operations Manager サービスが起動できないか、その他予期しない形でアップグレードが失敗することがあります。
    回避策:vRealize Operations Manager のディレクトリを手動で削除することのないようにしてください。

  • アップデートに失敗したことが明確に表示されない可能性がある
    ソフトウェアのアップデート中にノードを再起動するか、一部のアクティブ プロセスを停止した場合、アップデートに失敗しても、まだ処理が進行中であることを示すメッセージが引き続き表示されます。

  • 残されたファイルが原因で RHEL 上に再インストールできない
    vRealize Operations Manager を Red Hat Enterprise Linux (RHEL) からアンインストールした後で、ログなどのファイルが完全には削除されないことがあります。残されたファイルがあると、再インストールに失敗する場合があります。
    回避策:再インストールをする前に、vRealize Operations Manager のインストール ディレクトリとデータ ディレクトリから、残されたファイルとディレクトリを手動で削除してください。デフォルトのディレクトリは次のとおりです。
     Install   /usr/lib
     Data   /data
  • RHEL をアンインストールしてもユーザー アカウントが完全に削除されない
    Red Hat Enterprise Linux (RHEL) から vRealize Operations Manager をアンインストールした後にも、vRealize Operations Manager admin および postgres ユーザーが /etc/passwd ファイルに表示されます。
    回避策:なし。削除するには、ファイルから手動でユーザーを削除してください。
  • RHEL をアンインストールしても、Postgres がアンインストールされない
    Red Hat Enterprise Linux (RHEL) をアンインストールしても、Postgres はアンインストールされません。以下のファイルは残ったままです。
    /etc/init.d/vpostgres-repl
    /etc/init.d/vpostgres
    /opt/vmware/vpostgres/9.3/.
    回避策:これらのファイルは手動で削除する必要があります。

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全般的な問題

  • アップグレード後、Log Insight エージェントのホスト名がデフォルトの localhost にリセットされる
    アップグレード後、Log Insight エージェントのホスト名の設定がデフォルトの localhost にリセットされます。
    回避策:liagent.ini ファイルを編集して、ホスト名を環境に適した値に設定します。

  • 一部のメトリックが「old」というラベル付きで複製される
    バージョン 6.4 の vRealize Operations Manager で、一部のメトリックが複製され、サフィックス「_old.」が付けられます。
    回避策:なし。

  • [コンプライアンス] タブのコンプライアンス スコアでわずかな不一致が発生する
    vCM 管理パックを構成した場合、コンプライアンス スコアでわずかな不一致が発生することがあります。たとえば、[分析] > [コンプライアンス] タブの順に選択すると 46 が表示され、コンプライアンス バッジが 47 を表示することがありますが、実際のスコアは 46.15 です。
    回避策:なし。

  • コンプライアンス バッジ スコアが正しくない
    コンプライアンス アラートが有効でない場合でも、すべてのオブジェクトのコンプライアンス バッジ スコアが 100 になります。デフォルトでは、このスコアはシステム内のすべてのオブジェクトに対して「?」になります。
    回避策:なし。

  • vRealize Operations Manager REST API 呼び出しを作成するアダプタを使って、カスタム グループを作成できない
    特定のアダプタは、カスタム グループに関連する vRealize Operations Manager API を正しく呼び出すことができません。その結果、これらのアダプタによって検出されたオブジェクトを使って、vRealize Operations Manager 内でカスタム グループを作成するプロセスは、例外エラーが発生して失敗します。
    回避策:このエラーは、vRealize Operations Manager REST API の Java 言語のバインディングに問題があることを示しています。これは現在、複数の vRealize Operations Manager 管理パックに当てはまります。この問題を回避するには、ナレッジベースの記事 KB 2147670 を参照してください。

  • CSV レポート ファイルに、「Dashboard」データ型からのデータが含まれていない
    ダッシュボードを含むレポートを生成した場合、ダウンロードした CSV ファイルには「Views」データ型のデータだけが含まれています。
    回避策:なし。

  • 自己健全性ダッシュボードのコンポーネント健全性ステータスが、適宜更新されない
    vRealize Operations Manager の任意のコンポーネントの状態が変化し、個々のコンポーネントの健全性ステータスに反映されても、自己健全性ダッシュボードに長時間表示されないことがあります。
    回避策:なし。

  • vRealize Operations Manager に Endpoint Operations 用 vCenter Server ソリューションの以前のバージョンが検出したオブジェクトがあると、Endpoint Operations インストール用 vCenter Server ソリューションが失敗する
    Endpoint Operations 用 vCenter Server ソリューションの以前のバージョンから収集したオブジェクトがある場合は、Endpoint Operations 用 vCenter Server ソリューションの最新バージョンをインストールしたり、それにアップグレードしたりする前にオブジェクトが削除されていることを確認してください。
    回避策:
    1. 以前の Endpoint Operations 用 vCenter Server ソリューションによって検出されたすべてのオブジェクトまたはリソースの収集を停止します。
    2. 停止したすべてのオブジェクトを削除します。
    3. 最新の Endpoint Operations 用 vCenter Server ソリューションをインストールします。

    注意:オブジェクトを削除すると、Endpoint Operations 用 vCenter Server ソリューションからの履歴データと vCenter Server アプリケーション オブジェクトの履歴が失われます。

  • 空のレポートが生成されることがある
    vCenter Server の認証情報で vRealize Operations Manager にログインしてレポートを生成すると、レポートは常に空の状態で生成されます。
    回避策:なし。

  • Endpoint Operations Management が IPv6 をサポートしていない
    Endpoint Operations Management が IPv6 をサポートしていない
    回避策:なし。

  • VVOL データストアがマスクされる
    VVOL データストアが構成された仮想マシン、ホスト、クラスタ、データセンター、または vCenter Server オブジェクトが選択されると、環境オブジェクトのマップまたはすべてのメトリックのトラブルシューティング ページに、誤ったデータストア カウントが表示されます。また、仮想マシンが VVOL データストアに展開されている場合、Raw メトリックまたは派生メトリックが欠落する場合があります。
    回避策:なし。vRealize Operations Manager が VVOL データストア メトリックをまだ実装していないため、VVOL データストアはマスクされます。ただし、VVOL データストアは数に含まれています。

  • [コンテナのリバランス] アクションが、失敗した後も同じリバランス プランを推奨し続ける
    [コンテナのリバランス] アクションが失敗し、現在のステータスでその操作は許可されていないというメッセージが vCenter Server から表示された後も、[コンテナのリバランス] アクションが、同じリバランス プランを推奨します。
    回避策:使用している環境で問題を修正し、[コンテナのリバランス] アクションをもう一度実行します。

  • アップグレード後、メンテナンス スケジュールが割り当てられていない
    バージョン 6.0 から以後のバージョンへのアップグレード後、メンテナンス スケジュールはポリシーとの関連付けが解除されます。
    回避策:アップグレード後にポリシーを手動で更新します。ポリシー管理の詳細については、「vRealize Operations Manager のポリシーの管理」を参照してください。

  • vRealize Operations Manager 6.x で、ホスト メンテナンス モードの動作が変更された
    vCenter Server ホストがメンテナンス モードになっても、ホストからのデータ収集アイコンは無効にされません。代わりに、vRealize Operations Manager 6.x では、メンテナンスはポリシーによって制御され、カスタム グループに関連付けられます。
    回避策:メンテナンス モードであるホストのカスタム グループを作成し、すべてのメトリックの収集停止など、それらのホストに対して希望するどのようなポリシーも適用できます。

  • フェイルオーバー ホストへの仮想マシンの展開が許可されない
    クラスタにフェイルオーバー ホストを構成して、ナビゲーション ツリーでフェイルオーバー ホストを選択し、[分析] > [残りキャパシティ] の順に選択します。仮想マシンのカスタム プロファイルを作成し、すべてのポリシーでカスタム プロファイルを有効にすると、ホストに適合する仮想マシンの数を見ることができます。
    カスタム プロファイルには、ホストに適合する仮想マシンの数が示されますが、フェイルオーバー ホストに展開した仮想マシンをパワーオンできません。
    回避策:なし

  • 一部のアラートでシンプトム セットの詳細を取得できない
    ポピュレーション ベースのシンプトム セット一式に基づいてアラートがトリガされたときに、ポピュレーション状態を評価するためのリソースが不足しているために 1 つまたは複数のシンプトム セットが評価されない場合、エラーが発生します。エラー メッセージで、その特定のシンプトム セットについてそのアラートの完全なシンプトム セットの詳細を取得できないことが示されます。このエラーは、ポピュレーション ベースのアラートでのみ、状態を評価するのに十分なリソースがない場合に限って発生します。
    回避策:なし

  • 最上位リンクの下のアラート詳細サマリのリンクがオブジェクトにリンクしない
    仮想マシンの子オブジェクトからのシンプトムが発生したホストのアラートなど、複数のオブジェクトからシンプトムを受けたアラートのアラート詳細を表示して、アラートの原因のドロップダウン矢印を展開すると、シンプトムのリストを表示できます。アラートは、複数のオブジェクトから受けたシンプトムで生成されるので、関連するシンプトムの説明を含むオブジェクトへのリンクがリストされます。最初のオブジェクトの下にあるオブジェクトへのリンクが機能しません。この問題は、Internet Explorer 以外のすべてのブラウザに関連します。
    回避策:必要なオブジェクトを手動で見つけてください。たとえば、上部ツールバーのグローバル検索テキスト ボックスを使用してオブジェクトを検索します。

  • vRealize Operations Manager が残りキャパシティを報告していても、仮想マシンをパワーオンできない
    クラスタ内に他よりも大きい仮想マシンが 1 台ある場合、この 1 台の仮想マシンとのサイズの不一致が原因で vRealize Operations Manager が残りキャパシティと残り時間があることを報告することがありますが、それでも、vSphere のアドミッション コントロールが仮想マシンのパワーオンを許可しません。
    回避策:スロット サイズを調べ、ポリシーを使用してバッファしきい値を大きくします。この問題に関する詳細と、スロット サイズを手動で計算する方法については、ナレッジベースの記事 KB 2033248 を参照してください。

  • ESXi ホスト バージョンが見つからない場合、ワークロード配置が失敗することがある
    vCenter Server で ESXi ホスト バージョン番号を vCenter Adapter の vCenter Server プロパティ コレクタに指定できなかった場合、互換性の問題が発生します。これは、[コンテナのリバランス] アクションやワークロード配置が失敗する原因となることがあります。この失敗は、vCenter Adapter が vCenter Server インスタンスへの新しい接続を確立するまで継続することがあります。
    回避策:vCenter アダプタ インスタンスを再起動します。vSphere Web Client で、ESXi ホスト マシンのサマリとバージョン情報を表示します。

  • 不明または受信データなしの状態のオブジェクトに関するメトリックで、キャンセルされないシンプトムがある
    vRealize Operations Manager は、メトリック用の新しい値の収集を停止すると、最後に収集されたメトリック値が失効したときにシンプトムをキャンセルします。ところが、このようなシンプトムがキャンセルされない場合があります。例:
    • アダプタが停止された場合、vRealize Operations Manager は、失効したシンプトムのキャンセルも含め、アダプタのオブジェクトの処理を停止します。
    • vCenter Server インスタンスが削除され、アダプタ インスタンスが削除されなかった場合、vRealize Operations Manager は、失効したシンプトムのキャンセルも含め、そのインスタンスのオブジェクトの処理を停止します。
    vRealize Operations Manager は、メトリックの失効したシンプトムをキャンセルしますが、プロパティや障害のようなイベントのシンプトムをキャンセルしません。
    回避策:なし

  • Log Insight のコンテンツ パックの構成が上書きされる
    loginsight-agent ファイルまたは vRealize Operations Manager のユーザー インターフェイスから構成の詳細を変更すると、Log Insight のコンテンツ パックの構成が変更または上書きされます。9000 ~ 514 のポートがリセットされ、プロトコルが cfapi の代わりに syslog に変更されることがあります。
    回避策:loginsight-agent ファイルを変更する前に vRealize Operations Manager ユーザー インターフェイスでリモート ログ オプションを無効にします。Log Insight のコンテンツ パックを使用する際は、ユーザー インターフェイスから再度変更を保存しないでください。

  • テキスト表示ウィジェットが HTML モードで一部の Web サイトを表示できない
    テキスト表示ウィジェットの表示モードを HTML で構成する場合には、URL には HTTPS プロトコルを使用する必要があります。HTTP を使用する Web サイトに対するテキスト表示ウィジェットの機能は各 Web サイトの設定によって異なります。
    回避策:なし

  • プロジェクトとワークロード配置において、ディスク I/O とネットワーク I/O が確認されない
    プロジェクトは、ディスク I/O およびネットワーク I/O メトリックには影響しません。配置プランには、ディスク I/O ワークロードまたはネットワーク I/O ワークロードが高いホストやディスク I/O ワークロードが高いデータストアへの、仮想マシンの配置が含まれることがあります。
    回避策:なし

  • さまざまなキャパシティのホストを含むコンテナでリバランスを行うと、使用率と需要割合に関してバランスが達成されないことがある
    コンテナに対してリバランスを行うと、使用可能な絶対キャパシティがより大きいホスト候補に、仮想マシンを最初に配置することになります。この結果、ホストのキャパシティが異なる場合、使用率と需要割合に関してバランスが達成されないことがあります。
    回避策:なし

  • 非 ASCII 文字を含んでいるパスで Network Share プラグインが動作しない
    Network Share プラグイン内のパスに非 ASCII 文字が含まれている場合、接続が失敗することがあります。
    回避策:なし

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クラスタ管理の問題

  • クラスタよりも前のバージョンのノードを追加できない
    クラスタを vRealize Operations Manager 6.2.1 以後に更新すると、以前のリリース バージョンにあるノードを追加できなくなります。
    回避策:なし。

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ユーザー インターフェイスの問題

  • ポリシー ワークスペースのステップである [メトリックとプロパティの収集] でフィルタ メニューが正しく機能しない
    状態、KPI、DT のドロップダウン メニューでオプションを選択解除すると、設定に関係なくすべての属性がフィルタで非表示になります。
    回避策:保存して、再びポリシーを開きます。

  • PDF レポート ファイルに、スクロールバーが付いているウィジェットの一部のデータが含まれないことがある
    スクロールバーが付いているウィジェットがあるカスタム ダッシュボードを含んでいるレポートを生成した場合、ダウンロードされた PDF ファイルにウィジェットの一部のデータが含まれないことがあります。
    回避策:ダッシュボード内のすべてのウィジェットの高さを、すべてのデータが収まるように拡大します。

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Endpoint Operations Management エージェントに関する問題

  • Postgres ユーザーに空白パスワードが使用できない
    vCenter Server アプライアンスに組み込まれている Postgres データベースは、出荷時には postgres ユーザーにデフォルト パスワードが設定されていません。vcdb.properties ファイルにパスワードを設定しないと、Postgres ユーザーとしてログインできません。Endpoint Operations Management エージェントでは、空白パスワードでのログインは許可されないためです。この問題は、Endpoint Operations Management アダプタをインポートした後で Postgres データベースを監視しようとするときに発生することがあります。
    回避策:仮想アプライアンスの /etc/vmware-vpx/vcdb.properties に格納されている Postgres データベースの認証情報を使用してください。デフォルト(空白)の Postgres パスワードを入力する必要はありません。

  • 大規模な環境を監視している vRealize Operations Manager において、期待したパフォーマンスが出ない
    vRealize Operations Manager で監視している環境が大規模な場合、次のような問題が 1 つ以上発生することがあります。
    • ユーザー インターフェイスの応答が遅い
    • メトリックが表示されるまでに時間がかかる
    回避策:環境内の、遅延が 20 ミリ秒を超えている領域を特定し、それらの領域にリモート コレクタをインストールします。



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