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vRealize Operations Manager 6.7 リリース ノート

VMware vRealize Operations Manager Appliance 6.7 | 2018 年 4 月 12 日 | ビルド 8183617

VMware vRealize Operations Manager 6.7 PAK Updates | 2018 年 4 月 12 日 | ビルド 8183616

VMware vRealize Operations Manager 6.7 Endpoint Operations Agents | 2018 年 4 月 12 日 | ビルド 7947327

VMware vRealize Operations Manager 6.7 Endpoint Operations Agents PAK Updates | 2018 年 4 月 12 日 | ビルド 8104506

VMware vRealize Operations Manager 6.7 Pre-Upgrade Assessment Tool | 2018 年 4 月 12 日 | ビルド 8342851

本リリース ノートに対する追加情報およびアップデート情報を適宜確認してください。

リリース ノートの概要

このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

 New セキュリティ アドバイザリへの対応パッチ

vRealize Operations Manager に、サポート スクリプトの不適切な権限による、ローカル権限昇格の脆弱性があります。vRealize Operations Manager がインストールされているマシンでは、管理者ユーザーのシェル アクセスが可能な攻撃者が、この問題を悪用して自分の権限を root に昇格させる可能性があります。Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクト (cve.mitre.org) では、この問題に CVE-2018-6978 という識別子を割り当てています。詳細については、VMSA-2018-0031 を参照してください。この問題を解決するには、KB 60301 に記載されている公開パッチをインストールしてください。 

製品の機能拡張

vRealize Operations Manager 6.7 リリースでは、継続的なパフォーマンス最適化、予測キャパシティの管理とプランニング、アプリのモニタリング機能の提供を中心に機能強化を行っています。また、操作性や分析機能の向上、コンテンツの機能強化、他製品との連携強化なども行っています。主な特長と機能は以下のとおりです。

 Pre-Upgrade Assessment Tool:

このリリースでは、メトリック、アラート、およびダッシュボードに変更が加えられており、「vRealize Operations 6.7 Discontinued/Disabled Content and Replacement Recommendations」ページで、当該コンテンツ(メトリック、プロパティ、ダッシュボード、アラートなど)に対して推奨される置き換えをすべて示しています。

vRealize Operations Manager 6.7 にアップグレードする前に、Pre-Upgrade Assessment Tool を実行してください。このツールは、ご使用の環境に対する正確な影響を詳述したレポートを生成し、推奨される置き換えを示します。これらは、既存のアラートおよびダッシュボードに対する影響を評価および緩和するのに役立ちます。これらの推奨事項を使用することで、vRealize Operations Manager 6.7 にアップグレードする前に適切な変更をコンテンツに加えることができます。詳細については、KB 53545 を参照してください。

分析機能の向上:

  • リアルタイムの予測分析により、使用率 60% でのゴールド クラスタの稼動といった業務および運用目的に基づいて、ワークロードのパフォーマンスを継続的に最適化できます。
  • ソフトウェア ライセンスによる最適化により、ワークロードの配置と負荷分散をソフトウェア ライセンスに基づいて最適化できます。たとえば、Windows の仮想マシンを Windows クラスタに、Oracle の仮想マシンを Oracle クラスタに、タグに基づいて配置できます。
  • 新しいリアルタイム キャパシティ分析を活かした新しいキャパシティ概要、再利用、プランニング ユーザー インターフェイス ワークフローにより、価値の提供までの時間が短縮されます。
  • キャパシティ概要、再利用、プランニングにおいて標準でコストを可視化でき、ワークロードを追加した場合のコストをプライベート クラウド、VMware Cloud on AWS、Amazon など各種クラウド間で比較できます。 
  • ワークロードの統合と ESXi ホストの解放によるクラスタの集約が推奨され、ハードウェアの購入を先延ばしにできます。 
  • OOTB 割り当てベースのキャパシティ ダッシュボードを使用して、仮想マシンに割り当てられているキャパシティに基づき、キャパシティ リスクのあるクラスタを評価できます。セルを色分けして、割り当て過剰でキャパシティ リスクのありそうなクラスタをターゲット階層ごとに強調表示できます。 

プラットフォームの改善:

  • 占有量が 30% 削減されており、同じ占有量で監視できるオブジェクトが増え、パフォーマンスが向上しています。また、インストール サイズを縮小するオプションも用意されています。 

vRealize Operations Manager におけるネイティブな vSAN サポートと、vCenter Server の vRealize Operations Manager プラグインを介する vCenter Server における vSAN サポートを更新:

  • vSAN トラブルシューティングが更新されて、仮想マシン、ホスト、vSAN レイヤーにわたって問題を即座に特定するための新しいメトリック/プロパティが追加されました。
  • vCenter Server の運用ダッシュボードは、vCenter Server 6.7 で出荷される vCenter Server の vRealize Operations Manager プラグインを介して動作します。vRealize Operations Manager の既存のインスタンスに接続するか、またはトライアル バージョンを導入します。vCenter Server の設定のいらないダッシュボードは、vSphere と vSAN のインベントリ、健全性を監視し、コンテキストで起動するアラート機能を備えています。vRealize Operations Manager の接続されたインスタンスに対して、より詳細な運用が可能になります。

エージェントのライフサイクル管理の自動化により Wavefront でのアプリケーション監視を実現:

  • vRealize Operations Manager Integration with Wavefront を使用することで、エージェントがインストールされている仮想マシンから、OS やアプリケーションのメトリックを VMware Application Proxy 経由で Wavefront に送信できます。
  • vRealize Operations Manager を使用すると、仮想マシンにインストールされているアプリケーション サービスを検出し、エージェントのライフサイクルをスマートに管理できます。シンプルなユーザー インターフェイスが用意されており、Telegraf エージェントが複数の仮想マシンに自動的にインストールされて、インストール ステータスの追跡が可能になります。
  • Telegraf エージェントを使用することにより、関連メトリックを収集して VMware Application Proxy 経由で Wavefront に送信することで、多種多様な組み合わせのアプリケーション サービスを監視できます。これにより、Wavefront をエンタープライズ アプリケーションに迅速に導入できます。 

ユーザー エクスペリエンスの向上: 

  • 主な領域を機能別にレイアウトする新しいクイックスタート ページ。パフォーマンス、キャパシティ、トラブルシューティング、評価を構成しやすくなっています。
  • vRealize Operations Manager のホーム ページをデフォルト以外にカスタマイズできるようになりました。
  • vRealize Operations のクイック スタートが、機能別に分類され、使いやすいワークフローを提供します。
  • キャパシティを評価、最適化、計画する、簡素化された新しいワークフローが利用できます。
  • ワークフローが拡張され、ワークロード リバランスを使用してワークロードのパフォーマンスを継続的に最適化できるようになりました。
  • シンプルな構成オプションにより、vSphere Distributed Resource Scheduler (DRS) の可視性が向上しています。
  • 新しい色分けパレットやパーセンタイル、条件別書式設定、セルの色分けなどの新しいデータ変換機能により、ダッシュボード、ウィジェット、ビューがさらに使いやすくなっています。
  • 配色の変更により、インターフェイスを暗目の色で表示できます。
  • vSphere セキュリティ設定ガイド、PCI、および HIPAA ベンチマークに対する vSphere インフラストラクチャ コンプライアンスを徹底するための新しいコンプライアンス ワークフローが追加されています。
コンテンツ拡張:
  • 新しいワークフローや機能の操作説明ビデオが、新たに製品に組み込まれています。
  • 設定のいらない新しいダッシュボードでパフォーマンスやコストを最適化できるようになりました。
  • vSAN ダッシュボードが拡張され、vSAN の主要パフォーマンス インジケータおよびコスト計算機能が組み込まれています。 
  • 新しくなった設定不要のレポート。稼働状態、パフォーマンス、インベントリ、キャパシティ、使用率、再利用などのレポートのさまざまなユースケースに対応できるようになりました。
  • ビューおよびシンプトムが拡張され、トラブルシューティングや分析を簡単に実行できます。
  • 新しいメトリック グループおよびメトリックの概要説明がユーザー インターフェイスに表示されることで、メトリックが最適化されました。

変更のあった機能と使用が中止された機能:

vRealize Operations Manager のこのリリースには、以下に記載している、使用が中止された機能や変更された機能があります。アップグレードする前に、この一覧を入念にご確認ください。 

  • キャパシティを追加するための What-if プランニングのシナリオ。この機能は削除されました。また、所定のプロジェクトについてクラスタ レベルでキャパシティを予約する機能も合わせて削除されています。
    新たに簡素化された What-if プランニング ワークフローが追加され、新しいワークロードのプランニングにおいて、キャパシティ不足を予測したり、クラウド間でコストを比較したりできるようになりました。これらは保存して再実行できます。 
  • 需要対割り当てモデルに基づき残りキャパシティや残り時間を計算するオプションは利用できません。デフォルトでは、仮想マシンの需要に基づくキャパシティ分析が表示されます。最新バージョンの VMware Tools がインストールされていると、仮想マシンの需要にゲスト OS から得られたメモリ メトリックが考慮され、精度が向上します。 
  • Management Pack for VMware Configuration Manager は使用が中止されました。新しい簡素化されたコンプライアンス ページと更新されたダッシュボードが追加されており、vSphere Security、PCI、HIPAA ベンチマークに照らしてコンプライアンスを評価できます。

サポートされている管理パック: 

  • vRealize Operations Manager 6.7 でサポートされている VMware Management Pack およびアダプタは、次のとおりです。
    • New VMware vRealize Operations for Horizon 6.6
    • VMware vRealize Operations Management Pack for VMware vRealize Orchestrator 1.0
    • VMware SDDC Health Monitoring Solution 4.0
    • VMware OpenStack Management Pack 4.1 for VMware vRealize Operations
    • VMware vCloud Director 4.5 Management Pack for VMware vRealize Operations
    • vRealize Operations Management Pack for Service Discovery 2.0
    • vRealize Operations Management Pack for NSX for vSphere 3.5.2
  • 6.7 でサポートされているサード パーティ製管理パックについては、VMware 互換性ガイドを参照してください。
  • vRealize Operations for Published Applications アダプタは、vRealize Operations Manager 6.7 ではサポートされていません。

上記の機能強化の詳細については、vRealize Operations Manager 6.7 VMware 製品ページを参照してください。

システム要件

vRealize Operations Manager のインストールやアップデートを実行する前に、このセクションをお読みください。

サイジングおよびスケーリング

環境の需要を満たす CPU、メモリ、ディスク要件は、お使いの環境および収集されたデータ内のオブジェクト数とタイプによって異なります。たとえば、搭載されているアダプタの数とタイプ、高可用性 (HA) の適用、データの保持期間、任意の時点でのデータ量などで左右されます。ナレッジベースの記事 KB 2093783 のサイジングとスケーリングに関する情報が最新の内容に更新されています。このナレッジベースの記事には、全体的な上限、ならびにオブジェクトの数および監視対象とするメトリックに基づいて推奨値を提示するスプレッドシート計算が含まれます。

導入形式

vRealize Operations Manager 6.7 は、VMware 仮想アプライアンスと一緒に導入できます。

注意:vRealize Operations Manager 6.5 は、RHEL 環境をサポートする製品の最終バージョンです。Linux ベースの vRealize Operations Manager 6.5 を実行している場合は、vRealize Operations Manager 6.7 にアップグレードできます。

vRealize Operations Manager 仮想アプライアンスを展開する場合は、VMware vSphere Client を使って VMware vCenter Server に接続し、vCenter Server インスタンス経由で仮想アプライアンスを展開します。vRealize Operations Manager 仮想アプライアンスは、VMware vCenter Server 5.5 以降で管理されている ESX/ESXi 5.5 以降のホストに展開する必要があります。

Linux の要件

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.5、6.6、および 6.7 オペレーティング システム上で、スタンドアロン バージョンの vRealize Operations Manager をアップグレードできます。
RHEL でノード間の通信統計情報(ping 遅延およびパケット損失)を収集するには、KB 52360 の手順に従ってください。

ライセンス キーの適用

オペレーティング システム インスタンス (OSI) 単位のライセンスに加えて、プロセッサ (CPU) 単位の vRealize Operations Standard エディションもあります。vRealize Operations の他のエディションのライセンスは、変更はなく、引き続き OSI 単位で販売されます。

ユーザーは、複数の Advanced および Enterprise エディションを単一の vRealize Operations Manager デプロイにインストールできます。また、単一ライセンスとスイート ライセンスを一緒にインストールできます。個別のライセンス キーのライセンス カウントはライセンス グループによって処理されます。異なるエディションまたはライセンス モデルは、次のいずれかの方法で併用することができます。

  • 1 つの環境に vSphere with Operations Management(任意のエディション)および vRealize Operations Standard を同時にデプロイする。
  • 1 つの環境に vCloud Suite/vRealize Suite Standard/Advanced/Enterprise と、vRealize Operations Advanced/Enterprise エディションを同時にデプロイする。

注:同一環境で vRealize Operations Standard エディション ライセンスを Advanced または Enterprise ライセンスと一緒にデプロイすることはできません。

vRealize Operations Manager インスタンスに割り当てられているライセンス キーは、パワーオン状態の仮想マシンのみをカウントします。ライセンス モデルを遵守するには、過去 365 日間のパワーオン仮想マシン平均数をカバーする十分なライセンスが必要です。

New vRealize Operations Standard エディションでは、ビュー、ダッシュボード、スーパー メトリック、およびレポートを作成または編集する機能は使用できません。この機能は、以前のエディションの vRealize Operations では EULA によって適用されていました。vRealize Operations 6.7 では、この機能は EULA だけでなく、ユーザー インターフェイスを介しても適用されます。使用できる機能の詳細については、次のリンクのエディション比較表をご覧ください。https://www.vmware.com/products/vrealize-operations.html

コンプライアンス アラート

お使いの vSphere 6.0 および 5.5 オブジェクトのコンプライアンスを確保するため、vRealize Operations Manager 6.7 には、VMware vSphere セキュリティ強化ガイド バージョン 6.0 および 5.5 用のコンプライアンス アラートが用意されています。これらのセキュリティ強化ガイド アラートは、オブジェクト タイプに基づいています。

ソリューションのサポート

VMware ソリューション(vSphere、Endpoint Operations Management、vRealize Log Insight)、およびその他多数のソリューションについては、Solution Exchange マーケットプレイスを参照してください。これらのソリューションは、仮想アプライアンスの単一ノードまたは複数ノード、RHEL の単一ノードまたは複数ノードの構成で機能します。

TLS サポート

vRealize Operations Manager では、TLS (Transport Layer Security) 1.0 がデフォルトで有効化されています。TLS 1.0 は TLS に代わるバージョンで、外部製品との vRealize Operations Manager の互換性を実現するために有効化されています。
TLS 1.0 を無効にするには、KB 2138007 を参照してください。

VMware 製品の互換性

VMware 製品の相互運用性マトリックスで、vRealize Operations Manager と他の VMware 製品との互換性について説明しています。

ブラウザのサポート

この vRealize Operations Manager リリースでは、現在のすべての Web ブラウザがサポートされています、ただし、このリリースでテストされているのは次のブラウザのみです。

  • Google Chrome:バージョン 65 および 64
  • Mozilla Firefox:バージョン 59 および 58
  • Microsoft Internet Explorer:バージョン 11
  • Microsoft Edge 16
  • Safari 10 および 11

vRealize Operations Manager のインストールとアップデート

vRealize Operations Manager をアップグレードする前に、Pre-Upgrade Assessment Tool を実行して、ご使用のコンテンツに含まれている無効化または置き換えられたメトリックをスキャンしてください。Pre-Upgrade Assessment レポートが生成されて、推奨される置き換えが示されます。Pre-Upgrade Assessment Tool の使用方法の詳細については、KB 53545 を参照してください。

vRealize Operations のアップグレードに関する情報を提供する vRealize Operations アップグレード センターを参照してください。

vRealize Operations Manager にアップグレードする場合、2 ステップによるアップグレード手順が必要になることがあります。アップグレード方法はバージョンによって異なります。詳細は以下のリストを参照してください。

  • バージョン 6.0 または 6.1 からアップグレードする場合は、まずバージョン 6.3.1 にアップグレードしてから、バージョン 6.7 にアップグレードします。
  • EPOP がインストールされたソース バージョンでバージョン 6.2 または 6.2.1 からアップグレードする場合は、まずバージョン 6.3.1 にアップグレードしてから、バージョン 6.7 にアップグレードします。
  • EPOP をインストールしていないバージョン 6.2 または 6.2.1、あるいは 6.3、6.3.1、6.4、6.5、6.6、6.6.1 のいずれかのバージョンからアップグレードする場合は、バージョン 6.7 に直接アップグレードします。

アップグレード後は、Endpoint Operations エージェントの更新が必要です。詳細については、KB 2137709KB 2138748 を参照してください。

vRealize Operations Manager インフォメーション センターには、インストールおよびソフトウェア アップデートに関する詳細情報があります。

また、vRealize Operations Manager をインストールまたはアップデートする前に、vRealize Operations Manager 仮想アプライアンスのガイダンス『vRealize Operations Manager vApp デプロイおよび構成ガイド』をご参照ください。

vRealize Operations Manager 6.7 にアップグレードすると、アップグレード中に [デフォルトの内容の再設定] チェックボックスをオフにしても、特別な設定が不要なコンテンツがソフトウェア アップグレード処理の一環としてリセットされます。これにより、アラート定義、シンプトム定義、推奨事項、ポリシー、ビュー、ダッシュボード、ウィジェット、レポートなどのデフォルトの内容に対してユーザーが行った変更が上書きされます。そのため、vRealize Operations Manager 6.7 にアップグレードする前に、コンテンツのクローンを作成するかバックアップを取る必要があります。

注:vRealize Operations Manager のインストールまたはソフトウェアのアップデートに関する問題については、「インストールとアップデートの問題」セクションを参照してください。

製品サポートに関する注意事項

ダッシュボード、メトリック、レポート、ビュー、ウィジェットのサポートに関する注意事項

vRealize Operations Manager 6.7 には、使用頻度が高い運用ユースケース向けに、ダッシュボード、メトリック、レポート、ビュー、ウィジェットなどの新しい設定不要なデータ表示要素が用意されています。これらの要素は機能が向上し、ユースケースの対応範囲が広がっています。その結果、以前のデータ表示要素がいくつか削除されるか無効になっています。削除または無効になったメトリックについては、「vRealize Operations 6.7 Defunct/Disabled Content and Replacement Recommendations」のページを参照してください。 

解決した問題

  • Linux カーネルは、CVE-2017-5753CVE-2017-5715 (Spectre)、CVE-2017-5754 (Meltdown) から保護するための予防措置として更新されています。
    vRealize Operations Manager 6.7 に対する Meltdown および Specter の影響の詳細については、KB 53431 を参照してください。

  • CVE-2017-1000364CVE-2017-1000365CVE-2017-1000367 を解決するために、複数のオープン ソース コンポーネントが更新されています。

  • CVE-2017-15707 を解決するために、Apache Struts がバージョン 2.5.14.1 に更新されています。

  • Network Share プラグインは、SMB バージョン 2 に対応するように更新されています。

  • vRealize Operations Manager が、エンタイトルメントではなくプロビジョニングされたキャパシティを基準にして、データセンター オブジェクトとカスタム データセンター オブジェクトのワークロードを、クラスタ オブジェクトと分けて計算します。

  • 最上位リンクの下のアラート詳細サマリのリンクがオブジェクトにリンクしない
  • アップグレード後に、現在のブラウザ キャッシュとの競合が原因でユーザー インターフェイス画面に何も表示されないか、以前のコンポーネントが表示されるという問題が解決されました。

  • オブジェクト履歴グローバル設定のデフォルト値が、300 日から 90 日に変更されました。
    このデフォルト設定は、vRealize Operations 6.7 の新規インストール時にのみ有効になります。

  • コレクタがデータを収集していなくても、管理インターフェイスでリモート コレクタ ノードが「オンライン」として表示されることがありました。

    管理インターフェイスでのステータスは、コレクタのプロセス ステータスであり、データ収集が行われていることを意味するものではありませんでした。
    そこで、管理インターフェイスでのリモート コレクタ ノードのステータスが、データ収集のステータスを反映するようになりました。ノードのステータスは、データ収集時に「オンライン」、そうでないときは「オフライン」になります。

  • 仮想マシンのメモリ|使用率 (%) メトリックに、ハイパーバイザーではなくゲスト OS のメモリ使用率が考慮されています。

    以前のリリースでは、仮想マシンのメモリ|使用率 (%) メトリックは、最近アクセスしたメモリ ページを基に VMkernel で推定した、アクティブに使用されているメモリの量を参照していました。しかし、この値は、ゲスト OS 内部でメモリ使用率として表示される値とは異なっていました。
    そこで、メモリ|使用率 (%) メトリックの式が、(メモリ|使用量 (KB)/メモリ|合計容量 (KB)) * 100 に変更されました。  新たに導入されたメモリ|使用量 (KB) メトリックは、ゲスト OS のメトリックによって決まり、VMware Tools を通じて提供され、vCenter Server 6.0 Update 1、ESXi 6.0 Update 1、VMware Tools 9.10.5 以降で利用可能です。  vCenter Server、ESXi、VMware Tools のバージョンが前述の条件を満たしていない場合、メモリ|使用量 (KB) メトリックは、ゲスト OS ではなくハイパーバイザーの使用量を示す「メモリ|消費量 (KB)」までフォールバックします。
    :アクティブ メモリに基づく仮想マシンの以前のメモリ|使用率 (%) メトリックを知りたい場合は、代わりにメモリ|アクティブなゲスト メモリ (%) メトリックを使用してください。このメトリックは初期状態では無効になっているので、最初に仮想マシンの対応するポリシーで有効にする必要があります。 

既知の問題

既知の問題は、以下のとおり分類されています。

インストールとアップグレードの問題
  • 仮想マシンでいずれかのノードが US/Pacific-New タイムゾーンで実行されている場合、アップグレードが失敗することがある

    PostgreSQL データベース システムは、US/Pacific-New タイムゾーンをサポートしなくなりました。このタイムゾーンは、America/Los_Angeles タイムゾーンのエイリアスにすぎません。このため、仮想マシン上でいずれかの vRealize Operations Manager ノードが US/Pacific-New タイムゾーンで実行されている場合、アップグレードが失敗することがあります。

    回避策:仮想マシンのタイムゾーンを US/Pacific-New から America/Los_Angeles に変更してから、アップグレードしてください。

  • アップグレード後、カスタム グループ内のメンバー オブジェクトの数が正確でない
    vRealize Operations Manager のアップグレード時に Endpoint Operations オブジェクトが存在すると、カスタム グループのメンバーのプレビュー数が、メンバーの実際の数と一致しません。これは、アップグレード時にのみ発生し、新規インストール時には発生しません。

    回避策:VMware スクリプトを使って、Endpoint Operations オブジェクトに対する Postgres 自体の関係を削除する必要があります。このスクリプトを入手するには、テクニカル サポートに連絡してください。

  • 現在のリリースの vRealize Operations Manager にアップグレードした後、いくつかのオブジェクト アラートが有効にならない
    vSphere セキュリティ強化ガイド アラートが有効になっていた以前のバージョンから 6.7 へとアップグレードすると、分散ポート グループ、分散仮想スイッチ、あるいは vCenter オブジェクトに関連するアラートを確認できなくなります。これらのアラートは、アップグレード時にデフォルトで無効になるためです。

    回避策:次のいずれかを選択します。
    • アダプタの構成からセキュリティ強化ガイド アラートを有効にする。
    • ポリシー ライブラリでアクティブなポリシーを編集して、これら 3 つのオブジェクト アラートを有効にする。
       
  • Management Pack for vCenter Configuration Manager (VCM) を組み込むと vRealize Operations Manager のアラートがトリガする
    Management Pack for vCenter Configuration Manager (VCM) をインストールして、5.5 または 6.0 のオブジェクトに対して vSphere セキュリティ強化ガイドのアラートが有効になると、vRealize Operations Manager の一部のネイティブ コンプライアンス アラートが誤ってトリガすることがあります。選択したオブジェクトのコンプライアンス スコアは、[コンプライアンス] タブに違反しているネイティブ コンプライアンス ルールを表示します。これが、不正なコンプライアンス バッジ スコアとなります。

    回避策:次の手順で、ネイティブ コンプライアンス アラートを無効にしてください。

    1. ポリシーで有効になっているネイティブ コンプライアンス アラートを確認するには、[コンテンツ] > [アラート] の順に選択します。
    2. [管理] > [ポリシー] > [ポリシー ライブラリ] の順に選択します。
    3. オブジェクトに適用されているポリシーを編集し、ネイティブ コンプライアンス アラートを無効にします。
全般的な問題
  • Updated  メモリ|使用量 % メトリックが 97-100% と表示されることがある

    vRealize Operations Manager がバージョン 6.7 にアップグレードされている場合、一部またはすべての適用可能なオブジェクトで、メモリ|使用量 % が 97-100% と表示されることがあります。
     

    回避策:Windows 仮想マシンの場合、VMware Tools のバージョンをバージョン 10.3.x 以降に更新する必要があります。詳細については、KB 55675 を参照してください。

  • サーバ ハードウェアのコスト ドライバ ページが読み込まれないことがある

    使用ブラウザが Firefox、Internet Explorer 11、または Safari の場合、[管理] > [構成] > [コスト設定] > [コスト ドライバ] > [サーバ ハードウェア] の順に選択しても、サーバ ハードウェアのコスト ドライバ ページが読み込まれず、読み込み中の画像が表示され続けることがあります。

    回避策:このインターフェイスのアクセスには Google Chrome か Internet Explorer Edge を使用してください。

  • vSphere のカスタム タグが vSphere バージョン 6.0 以降用の vRealize Operations Manager に表示されない
    vSphere バージョン 6.0 以降に設定されたカスタム タグは vRealize Operations Manager に表示されません。この問題は、新たに導入またはアップグレードした vCenter Server にも該当します。 

    回避策KB 2144602 を参照してください。

  • vRealize Operations Manager の「仮想マシンの使用されていないスナップショットの削除」アクションが、タイムアウトにより失敗したように見える

    vRealize Operations Manager で「仮想マシンの使用されていないスナップショットの削除」アクションを実行し、スナップショットの削除処理が 120 秒を超えると、このアクションのステータスが失敗として表示されます。

    回避策:不要。スナップショットの削除処理は、vCenter Server で完了するまで続行されます。

  • vRealize Automation アダプタ インスタンスを削除した後も、[vRealize Automation 環境の概要] ダッシュボードに vCenter クラスタのデータが引き続き表示される
    vRealize Automation アダプタ インスタンスを削除しても、このアダプタが構築した、vRealize Automation が管理する vCenter クラスタ コンピューティング リソースと管理対象リソース エンティティの関係は削除されません。[vRealize Automation 環境の概要] ダッシュボードには、引き続き vCenter クラスタ データが表示されます。

    回避策:特定の vRealize Automation アダプタ インスタンスが管理する vCenter クラスタと管理対象リソース エンティティの関係を手動で削除します。

  • Log Insight ダッシュボードから生成される PDF レポートに、ログイン画面のイメージが表示される
    Log Insight ダッシュボードで PDF レポートを生成すると、PDF レポート ファイルにダッシュボード関連のコンテンツは表示されず、必ずログイン画面のイメージが表示されます。

    回避策:なし

  • Internet Explorer 11 を使用して Log Insight および [ビジネス マネジメント] タブのページやダッシュボードにアクセスするときにデータがブロックされる
    Internet Explorer 11 を使用して新しい Log Insight および [ビジネス マネジメント] タブのページやダッシュボードにアクセスすると、データがブロックされてページが空のままになります。

    回避策:Firefox または Chrome ブラウザを使用してください。

  • 空のレポートが生成されることがある
    vCenter Server の認証情報で vRealize Operations Manager にログインしてレポートを生成すると、レポートは常に空の状態で生成されます。

    回避策:なし。

ユーザー インターフェイスの問題
  • ノードの初期設定時にエラー メッセージが表示されることがある

    vRealize Operation Manager のインストール時に、新規インストール、既存のインストールの拡張、高可用性の初回の有効化など、ノードの初期設定に関連する操作を実行すると、「Error:Permission denied to access property"timeStamp"」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。クラスタに対するこのエラーの影響はありません。これはユーザー インターフェイスの問題です。

    回避策:なし。

  • ポリシー ワークスペースのステップである [メトリックとプロパティの収集] でフィルタ メニューが正しく機能しない
    状態、KPI、DT のドロップダウン メニューでオプションを選択解除すると、設定に関係なくすべての属性がフィルタで非表示になります。

    回避策:保存して、再びポリシーを開きます。

  • PDF レポート ファイルに、スクロールバーが付いているウィジェットの一部のデータが含まれないことがある
    スクロールバーが付いているウィジェットがあるカスタム ダッシュボードを含んでいるレポートを生成した場合、ダウンロードされた PDF ファイルにウィジェットの一部のデータが含まれないことがあります。

    回避策:ダッシュボード内のすべてのウィジェットの高さを、すべてのデータが収まるように拡大します。