アダプタ インスタンスの構成後、vRealize Operations でオブジェクトが検出されない場合、手動検出を使用します。オブジェクトの検出は、個別にオブジェクトを追加するよりも効率的です。
注: 検出を使用して、組み込みアダプタのオブジェクトを定義します。
vRealize Operations は、外部アダプタを使用するオブジェクトを検出します。
オブジェクトの検出を確認できる場所
左側のメニューで [環境] をクリックし、[インベントリ] をクリックします。[リスト] ツールバーで [オブジェクトの検出] をクリックします。
オブジェクトを検出する
アダプタの describe.xml ファイルの Discoveries セクションに、検出情報に関するパラメータが含まれていることがあります。describe.xml ファイルはアダプタの conf サブ フォルダ(xyz_adapter3/conf/describe.xml など)にあります。
オプション | 説明 |
---|---|
コレクタ | vRealize Operations がオブジェクトの検出に使用するコレクタ。インストール中に追加されるのは vRealize Operations コレクタのみです。 |
アダプタ タイプ | 検出するオブジェクトのアダプタ タイプ。 |
アダプタ インスタンス | 選択したアダプタ タイプのアダプタ インスタンス。 |
検出情報 | アダプタ タイプに応じた選択。たとえば、vCenter アダプタの場合は、Discovery Info の選択により、特定のオブジェクト タイプのオブジェクトを検出するオプションが追加されます。 |
新規オブジェクトのみ | デフォルトはオンであり、検出済みのオブジェクトは除外されます。 |
オブジェクト タイプ
アダプタ タイプ、アダプタ インスタンス、検出情報の選択に基づいて、オブジェクト タイプの値は変化します。利用可能なアダプタ タイプは、NSX-T、vCenter Server アダプタ、vSAN アダプタです。
NSX-T オブジェクト タイプ:
- Edge クラスタ
- ファイアウォール セクション
- グループ
- ロード バランサ プール
- ロード バランサ サービス
- ロード バランサ仮想サーバ
- 論理ルーター
- 論理スイッチ
- ルーター サービス
- 転送ノード
- トランスポート ゾーン
vCenter Server オブジェクト タイプ:
- クラスタ コンピューティング リソース
- データストア
- Datacenter
- フォルダ
- ホスト システム
- リソース プール
- 仮想マシン
vSAN オブジェクト タイプ:
- キャッシュ ディスク
- キャパシティ ディスク
- vSAN クラスタ
- vSAN ディスク グループ
- vSAN フォルト ドメイン
- vSAN Witness(監視)ホスト